ローストホース@広尾(July-2022)
前々から気になっていたローストホースへと、ついにお呼ばれ。待つこと数年、念願かなって行ってきますよっと。あれ、場所は広尾のどこだ??? はい、ご存じのとおり、こちらのお店は会員制にして場所は非公開。一見さんには、レベルの高いお店となってますよ(初訪問なので、場所分からずですと連絡を入れることに)。


良かった、駅を降りて出口のところで集合となりました。ほぼ全員が集合して、駅からほど近いお店へと無事にやって来ましたよ。ずらり並んだお皿とお箸。さてと、どこに座ろうかな。


  
メニューは1コースのみで、アルコールかソフトドリンクかを選ぶことになっている(ペアリング)。自分は、ここに来る前に、クライミングジムにてマラソンLSDの要領でクライムアップ・ダウンを2往復してヘロヘロ状態なので、アルコール回避でソフトドリンクをオーダー。



スターターは、鰹と昆布の濃厚スープ。ピリッと効かせた山椒が程良いスパイスで美味し。ほんに濃厚でした。



お次は肉寿司。ほんのり甘い馬肉とシャリが美味しくマッチ。パクッと一口で食べ終えてしまって、お代わりが欲しい!



お次は、馬肉とはもの合わせものをワサビとともに。優しい味わいで、ほんのり甘さを感じる逸品は、即行食べ終えてしまいましたよ。もう、飲み物一歩手前みたいな柔らか~い逸品でした。こちらも、もう1個食べたいわ~、とキッチンを覗くと、お次の仕込み中。



出てきたのは、こちらの馬肉。1人2つとなってました。凍らせた馬肉を半解凍させている、そんな感じの状態で、1つはそのまま。もう1つは薬味と醤油で頂きました。融点が低く、お口の中でとろけるみたいです。冷たさのせいか、お肉の味わいは余り感じられず…(もう少し、口の中で転がすべきだったかな)。



お次は4種盛り合わせ。どの部位だったかな…。ネットで調べてみて、シャトーブリアン、ヒモ、かいのみ、おび、と判明。



先ほどの薬味と醤油を付けてモグモグと。あっさりしていて、和牛とは違った美味しさ♪ 和牛の脂身が少し恋しくなるときでもありました(^^ゞ



アルコールコースを頼んだメンバーのお酒が流れてきました。お酒に疎くて全然わからないけれど、良いモノらしい。広島の三蔵「旭鳳」「神雷」「龍勢」とのこと。同じ原材料を使用して、3つの蔵で、どんな日本酒が出来上がるかを実験したそうですよ。


ここで、お隣をご一緒させていただいたYさんから、嬉しい申し出があって一口ずつ飲ませてくれました。味に疎い自分でもマイルドで美味しいと感じる逸品でした。しかし、同じ原材料を使用して作るだなんて、蔵にとっては、なかなかのプレッシャーですね。同時に、他の蔵から、どんなもので出てくるかドキドキですね。皆さん日本酒の知識があって、『あ~だ、こ~だ』と。その知識に感心していると、『ワインに比べて産地が圧倒的に少ないから、簡単ですよ』と。


こちらがお酒の説明書。原材料の説明、お酒の説明と書かれてました。




お次は胡麻をまぶしてのグリル。やっぱり火を通していると、お肉の香りが引き立ちますわ(good)。胡麻の香りも加わって、美味しさup♪




お次はレバーとハツ。(何もつけず)そのままでも美味しいのだけれど、と少しだけ胡麻油をたらり。



美味しいレバーとハツに舌鼓を打っていると、お次のお酒がやって来ました(この後もバンバンやって来ることに)。こちらのお酒も、Yさんが一口くれると言う男っぷり。初対面にして、この男っぷり、いや漢っぷり。惚れてしまうやろ~と心で何度連呼した事か。



惚れてしまうやろ~と心で思っていると、お次で出てきたものは、卵黄のエスプーマ&馬肉ユッケ。これは、これは。卵黄の風味とトルティーヤの香りと食感、そこに馬肉ユッケが加わってのハーモニーなのでした。エスプーマにまぶされた胡椒も良いアクセント! こちらも、ガツガツと食して、即行空き皿になりましたよ。どこかに余りの料理皿が残ってないかなと、食後にテーブル上をキョロキョロする始末(余りなんて無いけれど)。



これ、なんだっけかな(^^ゞ メモろうとしていたのに、メモる前に身体が勝手に動いて料理を口の中へパクッとしてしまいましたよ。はものフリットで巻き上げられた馬肉?は美味しかったわ~。どれも、これもお代わりしたいんだけれどもな…。



宮城県から「DATE SEVE」なる日本酒。読み方は「ダテセブン」だそうです。はい、宮城の伊達に掛けているんですね。デザインは、尾形光琳の「紅白梅図屏風」をモチーフにしていんだとか。2本並べて1枚の絵になりますよ、と。



お次は有明産の海苔を使った軍艦と海苔巻き。タテガミの軍艦に、バラ肉の海苔巻き。



軍艦は、パクッとすると粒々食感もあって、???と。タテガミってば、数回しか食べたことないのだけれど、こんな食感だっけかな。どうやら、繊維がプチプチ食感になっているようですよっ(美味し)。



続いて、玉葱とわさびが添えられて、ドドンと肉の塊が出てきましたよ。



お店のスタッフが、お肉と玉葱を手際よくカット。こちらは高級なるカンボジア産の胡椒とともに。ギザギザというお尻の部分にあたるお肉は、脂身少なく、シャキシャキした歯応えでした。ほんに脂身が少なくてヘルシーですわ。



またまた、日本酒が出てきましたよ。どんだけ出てくるの??? ちなみに、お隣のYさんは、相変わらずで一口飲ませてくれますよ(^^



そうこう、お次の肉塊も出てきました。今度はズッキーニとともに。部位は確かハラミと言っていたような。でも、肉塊となっていて脂身少なく歯応え充分でした(牛肉のハラミとは全然違う感じ)。


ここまでで、結構な量を食べたのだけれど、さすがあっさりした馬肉だけあって胃もたれすることもなく。先日の和牛企画では、美味しいのだけれど、同時に胃もたれしていたのに、その差は歴然でした。まぁ、どっちが好みかと言われても難しい質問。とりあえず、どちらも美味しい♪



最後は馬肉を投入したカレーが出てきましたよ。程良いサイズと美味しさから、お腹いっぱいなのに即行完食でした(自分でも驚きでペロリ)。



最後のデザートは、なんだろな?と。スプーンを入れてみると、中から出てきたのはトマトのふわふわかき氷。白いのは、あっさりマスカルポーネ。それとバジルが合わさって、得も言われぬ見事なハーモニー。トマトをどんだけ使用しているんだろうか?という程の濃厚風味でメッチャ美味しい!もちろんで、お代わりしちゃいましたよ(量が沢山あったので、皆がお代わりできました)。



と言う訳で、楽しい会食が終了~。劇場型キッチンとでも言いましょうか、ちょいと厨房の様子が見られる作りになっていましたよと。



前回の和牛企画に続いて、参加した馬肉企画でした。今年になって久しぶりに食事企画に参加して、そうそう、こんな感じだよねと懐かしく思うのでした。食事イベントってば、お隣をご一緒する人が素晴らしかったりすると楽しく、美味しくとプラス・アルファのメリットを享受できますよと(今回は、Yさんとご一緒させていただき色々と感謝です)。今回のローストホース企画も、そう言った繋がりでお声掛けいただいたものでした。企画が企画を呼ぶ、ですかね。外食する機会が激減となってしまった昨今、ちょいと機会を見てボチボチと参加させていただこうかな、と思うのでした。とりあえず、ローストホース訪問で、やりたいことリストが、また1つ消化されました♪