天ぷら秘密結社10+@渋谷(April-2023)
気になっていた、天ぷら屋さんの食事にお呼ばれしましたよ(感謝)。色々と面白い素材を揚げてくれるらしいです。苺の写真も見かけたけれども…。場所は渋谷。であれば、気になるパン屋さんに寄ってから行こっと。


途中、bricolage bread & co.に寄ってから待ち合わせ場所へと行くことにした。パン屋は、本当は六本木のお店に行きたいのだけれど、なかなかに機会なく、支店となる渋谷の東急フードショーへと赴いた次第。気になっていたクリームパンは、見当たらずでした(残念)。



パンを仕入れて、待ち合わせのセブンイレブンへと。お声掛けしてくれた方が電車の遅延で少し遅れて合流となり、時間オーバーでお店へと。



階段を降りて行って、地下1階にあるお店(写真は、実は食べ終わった後のお店の様子をパチリ)。カウンターに座れる人数は9名。程良い人数のお店です。



19:00少し過ぎて、会が始まりました(我々の遅刻ゆえ)。ちなみに、こちらのお箸は6000円する(だっけかな)、良いものだそうですよ。



とりあえず、ビールを頼みました(この後、料理が沢山出てきて来るものだから、次の2杯目行くことできず)。



最初の一品目は???



海苔の天ぷらの上に、ウニを載せてますわ。



パリッとした食感の海苔に、ウニの風味がマルッ!



お次のネタは何だろう??? ちなみに、油は米油99%に、ごま油を1%ブレンドしているんだとか。色々と試行錯誤して、この配合に落ち着いたそうです。



次のネタが揚がるまで、茶碗蒸しを頂きました。



揚がった次のネタは…。ぱらぱら~っと塩をまぶして。



ホッケの天ぷらなのでした。ホッケですか、ですよ。この辺の素材を出すに至った経緯や、うんちくを話してくれて、面白い。話術にプラスのお金を出しても良いくらいなのでした。ホッケの天ぷらは、ふわっとした食感で美味しでした。



お次は…。次の次を準備しつつ、出てきたのは…。



キンキでした。味がぎゅっと凝縮された感じで、これまた美味し。魚の天ぷらも良いよね~。我が家は油の後始末と掃除の面から、天ぷらをやらない家なので、たまに食べる揚げ物がより美味しく感じられる!



で、準備した大根おろしに載せられて出てきたのは…。



和歌山の水茄子だそうです。天ぷらも良いけれど、ざく切りと擦りおろしを和えた大根おろしもマルッ!



こちらは、白人参。『寝かせていた』と言っていたから、雪下人参になるのかな?ローズマリーを振りかけられて、見事なハーモニー奏でて、風味と食感と味わいがマルッ!なのでした。



お次は、高齢のおばあちゃんが、丹精込めて作っていると言う。



玉葱なのでした。ちょうど、新玉葱とのこと。安定の美味しさですよ。



お次は…。



ホッキ貝。ホッキってば、あんまり好きじゃないけれど、胡椒をきかせたホッキ貝は、なかなかに美味しでしたよ。なるほど、天ぷらにして胡椒をきかすと、美味しでしたか。



ドンドコ揚げてくれていて、お次は…。



なんだろな?



ペースト状のあん肝と奈良漬けをブレンドしたものでした。ん?これは美味しい!見事なハーモニー。お隣から、日本酒と合うな~という声が。まさしくその通りですね(自分、日本酒飲んでいるわけじゃないけれど)。


元々、フレンチシェフが奈良漬けと出会って、フォアグラに合わせたのが発端なんだとか。それを見知った日本人が、日本の食材と合わせて作ってみたそうです(結構前からある料理なんだとか)。そんなエピソードをぽろっと語ってくれる店長のトークが、何とも興味深いネタで、話も面白い。



お次は…。



イタリアンに触発されて作ってみたんだとか。スズキの天ぷらに、春トマトのソースを合わせてます。『天ぷらというか、フリットですわ~』と。揚げ物と冷たいトマトソースが合いますねっ。



11皿目に突入です!盛り付けられたご飯の上に天ぷらが載せられて。



最後はイクラを載せました。



何の魚だったか忘れてしまった!イクラの塩っ気と天ぷらと酢飯が最高♪ これも美味しかったな~。美味しかった天ぷらを3つ選んでと言われたら、1つはこれだな。



こちらは、京鴨西京漬け。和マスタードとともに、でした。ふむ、美味し(^^



お次は、刷毛でぬりぬり、紙に巻いて出されたのは…。



一年熟成男爵芋とのこと。うん、美味いっす。これは間違いない鉄板具材ですからね。



お次は、新玉葱のソースの上に載せられた甘鯛。鱗のパリパリが美味しいんですよね♪ 


と思ったら、贅沢に厚切りしたせいか、ちょっぴり水っぽくもあり…。前に晴れ間@代々木八幡で食べた甘鯛の天ぷらが、鱗バリバリで身も程良くほくほくで美味しかったなぁと思い出すのでした。こちらは、新玉葱ソースを少な目にしても良かったのかもしれないなと。身を厚切りしたのと、ソースで少々水っぽくなってしまったかな(うるさい批評をしてしまいましたが、美味かったっす)。



お次は、衣を厚めにして、もっちり感を出してみたと言う牡蠣フライ。確かにで、濃厚な味わい&もっちりで美味しです♪



次なる食材を揚げつつ、奥には麺もスタンバイ。



こちらでは、トマトと苺。



出てきたのは、玉子の天ぷら。程良い甘さで美味しです。



ご飯も準備してますね… (・・?



と思ったら、ラーメン準備!ご丁寧に、タッパー1つ1つに1人前の食材を入れてました(タッパーの中身を器に盛ると、出来上がり)。海外展開をにらんで、オペレーションが誰でもできるよう考案しているそうですよ。



塩ベースで、ちょいと塩っからかったベトナムのフォー。パクチーとかとか沢山の香草と塩ベース味が合いますわ。そして、トマトに苺も、ラーメンと味がぶつかり合うことなく、自然とハーモニー奏でてました。面白い味わいながら、美味しかったですよ。



最後のデザートは、苺の天ぷらですとか言いつつ、フレンチトーストの天ぷらが出てきましたわ。これ、何も言うてないちゃうん?ですよ。言うてないものが出てきますわ。これで18品目ですからね。ほんに残りの品と胃袋のにらめっこ!



ご飯ものは無理じゃ~と思いつつ、揚げ物もチェック!



出てくるのは…。遊び心満載で、実験的に出してみると言う。



バームクーヘンの天ぷらでしたよ。店長も、『多分、それほどでもなさそう』と言って出してきたのですが、まぁまぁですよ。でも、普通に美味しく表面カリっと、中はホクホクバームクーヘン。お腹いっぱいでなければ、食べても良いレベルかな。



デザート言うてから、間に2品挟んで20皿目に出てきたのが、苺と練乳エスプーマ。油の温度が高過ぎると、苺が溶けてしまうので、程良い温度で揚げているだそうですよ。



と思ったら、またデザート!(これも言っていなかったし) 写真にないけれど、ほうじ茶に添えられてチョコタルト、芋けんぴ、わらび餅でした。お腹が膨れて、100%超え!苦しいですわ~。


お隣さんは、日本酒ガブガブ飲みつつ、彼女が残した品も食べつつと、かなりの満腹状態となってましたわ(笑)。帰り道、動きが悪く身体を引きずるような感じで駅に向かうのでした。あれだけ飲んで、あれだけ食べれば、ですよ。



ご飯は、お土産でいただきました(絶対に食べられない)。そうそう、途中デザートの合間にも、芋の天ぷらが出てきてパスしたら、そちらもお土産にくるんでくれたのでした。全部で22品でしたわ!



もう、お腹いっぱいになり過ぎました~。飲み物はビール1杯で打ち止めなのでした。満腹満腹。


なかなか予約の取れない、天ぷら秘密結社10+。お誘いいただき参加することができました。隣の席にいた方は、年明けから予約を試みて、ようやく4月で予約を取れたんだとか。そんなにも取れないものですか!

とりあえず、面白食材あったり、絶品食材があったりと面白楽しく美味しいお店なのでした。店長のトークもとても良く、料理にトークにと満載にもかかわらず、良心的な値段が凄い!もう、ボランティアですね。ほんに感謝です!