肉割烹　肉かぶく＠歌舞伎町（Jul-2023）
5月に色々と訪れたレストランを調べていて見つけたもの。う～ん、これは気になる！気になるなら行っておかなきゃ！　結果、大満足の訪問なのでした♪


お店は歌舞伎町にありますわ。歌舞伎町の雑踏を歩きぬけて、辿り着きました。お店に入ると、恭しく出迎えられるのでした。そう言えば、場所柄水商売の人も多いのかな？

予約をしての訪問なので、コースは既に決まってます。それほど食べられないだろうしと色々と検討した結果、「かぶくのテイスティングメニュー　夏」 にしましたよ。料金は11,500円。さてさて、どんな味わいを楽しませてくれるのかな。



和牛ウチモモのとろろ肉素麺（九条ネギ　茗荷）
最初の料理はとろろと牛肉に九条ネギと茗荷が添えられておりました。とろろと牛肉はもちろん美味しいのだけれども、九条ネギと茗荷が絶妙な分量で、美味しさをアシストして更に美味しく(^^　パクッと食べて美味しく、後味で美味しさの余韻に浸れると言う時間差攻撃！


カイノミの塩昆布ユッケ　トリュフとパルミジャーノチーズ（卵黄ラー油ソース）
お次は牛肉のユッケ。卵黄とラー油が少々あえているのが、美味しくてにくい！また、ちょいと混ぜられた塩昆布が味わいハーモニーを奏でていて、それぞれの具材がバランス良く美味しさを増長させてますわ。くぅ～、美味いっす。ここを訪れて正解！


サーロインと姫竹のすき焼き（溶き卵黄）
こちらは溶き卵に、見た通りのお肉とアスパラに長ネギが添えられてました。お肉が何とも柔らかいことよ！やっぱり火を通したお肉は、また美味しさ募りますわ。ここは、ご飯とともに食べたくなる味わい！くぅ～、と1皿1皿に美味しさ感動です。


金目鯛のコンフィ　南蛮野菜と土佐酢餡かけ（七味唐辛子）
料理の説明を聞いているときから、美味しさ分かってましたよ実際に美味しいですわ。本当、いくつかの具材の味わいが見事にハーモニーを奏でてます。う～ん、美味いですわ。シェフのセンスの良さが、伺えます。こりゃ、外国人旅行者が、日本のグルメを楽しまない訳がない！しかも、インフレ程々にして為替効果もあって、お安く食べられるんですからね。


メス牛ヒレ肉の1時間炭火焼き（じっくりと1時間かけて炭火で焼き上げる極上ヒレ肉）
『シェフが来店の1時間前からじっくりと焼き上げた肉です』と説明ありました。なんじゃそりゃ～。仮に嘘だとしても、手間暇かけて仕上げられたお肉が伺えますよ。

ってか、パクッと一口したその瞬間に『なんじゃ、こりゃ～！』と松田優作ばりに叫び、続いてポルナレフのごとく『ゥンまああ～いっ！』 ですよ。その美味しさに衝撃。お肉が柔らかくて、柔らかすぎない絶妙な食感にして噛む歯応えを絶妙に残しつつ、鼻腔を突き抜ける香ばしさが美味しい！くぅ～、美味いっす！今すぐシェフのもとに駆け付けて、『貴方が1時間かけて焼いたお肉ってば、美味しすぎますわ！』と伝えたいくらい。いや、伝える前に、目の前にあるお肉を先ずは味わいたい！お肉よ、シェフよ、ありがとう！



ヒレ肉の牛筋カレー（厳選ヒレ肉の牛筋カレー）
あっという間に最後のカレーへと。程良いカレーの量にして、お肉がじっくりコトコト煮込まれていてカレーが染み染みにして、フワフワにほぐれて口の中で溶けていきますわ。うん、美味いっす。ペロリとすぐさま完食です。そう言えば、カレーは大盛が可能だったかな。


程良い満腹気分になったのですが…、なかなかに訪問できないことだし、奮発してもう1皿追加しちゃおうかな。できるかな？と思って聞いてみたら、OKとのこと（さすがっ！）。では、気になるこちらを！


ペルーラキャビアとカイノミのミニ丼　～キャビア缶に詰めたかぶく特製ミニ丼～（かぶく特製の卵黄ラー油ソースを絡めた豪華なミニ丼）
頼んだのは、こちら。見た目インパクトも十分だよね。キャビアの缶を器にしているのが良いね。そして、その色が金色ときていて、中の具材の豪華さとも相まって高級感ありありですよ。そして食べて美味しいといのだから、たまらない！

うんまぁ～いとパクパク食べていたのだけれど、さすがに量的に少々多く、またラー油が色々と利用されている料理を食べたせいで、お腹がもたれてしまったのでした。こちらを頼むかどうか検討した際に思った事なのだけれど、やはり1品を2人で分ければ良かったよと（自分にはそれくらいがちょうど良い）。とは言え、とても美味しく大満足で料理を〆ることができたのでした。



食後のデザートはアイスと珈琲。ここまで美味しい料理フルコースの肉かぶく。できれば、珈琲はきちんとした牛乳を用意してほしかった！とは言え、サービスと味に大満足でお店を後にするのでした。



食後の運動を兼ねて、こちらの東急歌舞伎町タワーへと来てみた（先日にも夕方に訪問したのだけれど）。上の方にレストランとアイス屋さんがあるよね。珈琲でもできるかなと思ったけれど、そんな感じでもなく（先日の訪問で認識はしていたけれども）。


とりあえずで、先日の夕方風景と夜景を比べてみるのでした。まぁ、それ程の高さでもないし、こんなもんかな。


フロアを上がって、ホテルの方にも来てみました。外に出ると休憩場所もあって、こちらも空間ゆったりです。お部屋の方はどうなんですかね？と思って、チラリとネットで見てみたら、なかなかの広さを確保しているんですね。


という訳で、お肉のフルコースを堪能した、肉かぶくなのでした。1つ1つの料理で使われている材料が絶妙な量にして、絶妙に奏でられるハーモニー。上手く素材の味わいが主張されているのでした。いや、訪れて本当に良かったよ。この美味しさを両親にも味わって欲しいかなとも思ったのだけれど、場所が歌舞伎町なんだよね。しかも、途中の道を考えると、もろ手を挙げて是非とも連れてこようとは思えないのでした…。お店を検索すると、「本店」とあって、別の支店があるのかなと思ったけれど見当たらず。もう少し適当な所にあると、嬉しいんだけれどもね～。そちらが唯一の欠点かな。