Camp5@1UTAMA(Aug-2023)
Kuala Lumpurに東南アジア最大のクライミングジムがある、そんなことを知りました。移住を決断した1要素です(^^ 絶対に行くっきゃないよね! 行ってみたら、確かにどでかいわ~。そして、壁が高い!怖い!疲れる!


MRTを使って、Camp5がある1UTAMAへと。降りる駅はBandar Utama。 とりあえず、今後のマレーシアライフを考えて、早々にTouch'n Goカードを手に入れました(日本でいう、SUICA)。改札では、カードをかざして「ピッ」と簡単便利に通り抜けです。Bandar Utamaを降りたら、ファミマの自販機ありましたよ。



1UTAMAは巨大ショッピングモール。こちらで何度迷子になったことやら…。ドバイのモールもでかいけれど、マレーシアのモールもヤバい巨大さです。安易に踏み込んではいけない大きさですよ。 最初の訪問では、そんなこと知る由もなかったけれど…。早速に、ニトリがありました!



MUJIもありました!AEONも! 結構日本のお店もありますね。



ユニクロも!ちょうど、重量と容積の問題で持ってこらなかった靴下を買う事に。日本同様のセルフレジで、クレジットカードを通したら、発行した国が判断されたのか、日本語表示が出てきましたよ。



買い物の後、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりで、ようやく辿り着きました。モールのショップや警備員に聞いても、巨大故なのか、他に興味が無いのか(多分両方)、クライミングジムの存在すら知らない人ばかり…。 何人にも聞いて、正しいエレベーターを探し当てて、ようやく…(エレベーターによっては、目的の5Fに辿り着けず)。



初回登録を行いました。顔写真も撮ってデータベースに格納されましたよ。しっかりと、メンバー管理してますね。



自分はロープをやりたいと言ったら、ボルダリングの誓約書とロープの誓約書を書くことに。色々と注意事項について理解しているかのチェック項目があり、最後はサインをして終了。



では、メンバーズカードを渡すねと。これ?カード…じゃないね。台湾の交通ICカードを思い出したのでした。とりあえずで、初回登録料と本日の1日分をカードで支払っておきましたよと。



こちらが更衣室。



無骨なロッカーが、秘密の特訓部屋 のような、そんな感じでした。



鍵無しの、パカパカ・ロッカー。どうすんだこれ?そして、ロッカーの中にある縦の棒と、横に伸びる棒。後で気付きましたよ。これ、ハンガー代わりに使うものなのかと。たまたま、支柱的なモノが、ここのラインのロッカーにはついていたのかな、なんて思ってましたよ(^^ゞ



と思ったら、RM1だったか2だったかで、鍵の貸出ありました。これ、マレーシアのワークマンとでも言おうか、Mr.D.I.Yの商品ですわ。そうそう、マレーシアに来たら、セルフの鍵を持っておいた方が良いね。ジムでも職場でも、結構使いどころが、あちこちです。ってか、鍵が小さくて、無くさないようにドキドキでしたよ。


自分は翌日に早速、Mr.D.I.Y.でセルフ鍵を仕入れました。ちなみに、ボルダラーはさておき、ロープクライマーは、ロープと一緒に荷物をクライミングエリアに持って行ってしまう事も出来るので、鍵が無くても問題なしだったりする。最近の自分はジムで鍵を使う事が、めっきりと減りました(会社のロッカー専用になりつつある)。そして、マレーシアのジムは、治安がとても良いので、スマホとかをその辺に置きっぱなしで、登りに専念する人多数。もちろん、油断はダメだけれども、かなりの人が荷物を無頓着に放置してますよ。会社も同じ感じなので、モノ取りとかは少ないのかな(繁華街とかでは、もちろん、気を付けるべきだろうけれど)。




洗面所とトイレとシャワー室。新しい設備とは言えないけれど、綺麗に清掃されてましたよ。



貸し出し用の道具が準備されてました。



受け付け横の入り口のところに置いてある紫の物体。後で気付いたら、象でしたよ。もしくは、マンモス?



そのお隣はカフェコーナー。実際は、暫くクライミングしてから昼食にしたのだけれど、パニーニを頼んでみました。出てきたのは、パニーニと言うかサンドイッチでした…(しかもハート形)。RM15で450円と言ったところ。カフェが確かRM14(≒420円)と少しお高めなのでした。



軽食だけでなく、スイーツも置いてありました。



ワシワシ登った後は、甘めの豆乳でタンパク質摂取!冷えてて美味しい!




カフェを抜けると、ボルダリングコーナー!画になるね!



こちらが、ロープ壁のグレード表。おっと、アメリカ表記ではなく、ヨーロッパ表記でしたか。グレード対応の色は、ルートの1つ目ホールドにタグで貼られているのでした。



上のフロアにあがると、ロープ壁が、どど~んと!



こちらはビレー練習の場所。



窓ガラスが、どでかくて採光良し。



こんな壁もありました。自然の壁を模していて、クラックの練習もできますわ~。



で、1F(正確には5Fにあるジムなんだけれども)のジムから、ワシワシ登ると2Fのロープクライミングエリアへと。



ボルダリング、はこんな感じ。こちらの1UTAMAは、ロープがメインと言う感じで、ボルダリング壁は、やや少な目。




こちらのジムの看板ルートになるのかな。どっ被りにして、結構な高さですよ。後で知ったのだけれど、ここはプロルートと言われてました。


認定されたクライマーとビレイヤーでないと、こちらの壁には取り付いていけないとのこと。Camp5のホームページで「プロ」と言う文言があって、「プロ?」と思っていたのだけれど、そう言う事でしたか。そして、プロクライマー認定されるには、既に認定者となっている2人以上の署名が必要とのことで、初めての利用者が登るのは難易度が高いかな。



1F奥のボルダリングエリアからパチリ。裏からの撮影になっちゃったけれど、右側にキャンパシングもありました。



再び2Fにあがって、トップロープエリア。



ちなみに、マレーシアのクライマーは整理整頓好きが好きなのか、ロープをきちんと揃える人多数。



ところで、この日は天気が良く人数も多かったため、ジム内は結構ムシムシしていたのだけれど…。マレーシアはイスラム教の国なので、女性はブルカを被っていて、登る最中は相当な暑さだろうなぁあと。


そうそう、この日は色々な人に声かけて、ロープクライミングをやらせてもらうのでした。午前中は女性3人組に声かけたのでした。天気が悪く外岩を諦めて、シンガポールから車で5時間かけてやって来たのだとか(すげぇ~)。で、彼女たちが昼食に出かけてしまって、午後に声かけた、子連れの夫婦が親切にも本日を最後まで一緒してくれたのでした。嬉しいことに、『連絡先を交換しようと』となって、今も交流が続いているのでした。

そうして体験したロープクライミングは、壁が高く、ホールドの難易度はそれほどでないのだけれども、とにかく疲れる!簡易ルートも、腕がプルプルになるのでした。そして、登り切った後の下降も高くて怖い!なのでした。思うに、ルートがそこそこ長いのでホールドは難易度低め。日本はルート短めだけれど、ホールドの難易度がその分高めと言う感じなのかな。
ちなみに、一緒したシンガポール人と子連れの夫婦は、皆強いクライマーなのでした。登った後も短い休憩で、すぐに次へと取り掛かるのでした。でも、マレーシア人に言わせると『日本人クライマーは、強者で、どんなホールドも掴んじゃうよね。』なのでした。




夫婦の奥さんが、プロルートにアタックしてました。すげぇ~!



ルーフ越えが厳しそう!ってか、そこまでに至るのが難しい!



壁一面の窓ガラスを背景に、被り壁を登る姿が格好良い!




さてとで、1UTAMAに通い出して3回目くらいかな。プロルート以外の一定レベルをのぼって、夫婦クライマーに認めてもらう事ができたのでした。晴れて、こちらの壁にアタックできる!



こちらの誓約書に自分の署名と、プロクライマーの2名の署名があって、晴れて認定となります。



夫婦が署名を書いてくれました。署名ありの誓約書を受け付けに持って行くと、入会時にもらった緑のメンバーズカードが(正しくは鍵型のストラップ)、赤のそれに変わるのでした。



プロルートのファーストアタックは、一番簡単となる、サイドへと進んでいく黒ホールドにアタック!長くて疲れるし、高所からの恐怖もあって、無駄な力入りまくり。各駅停車で、ようやく登り終えるのでした。


3回目アタックは、珍しくもZクリップをしてしまって、あえなくテンションをしてしまうのでした。そして、4回目アタックでようやく撃破。登り終えたら、喉はカラカラ、身体はグッタリでしたよ。でも、達成感は高く、マレーシアのクライミングジムってば、最高です♪  この後も、他のジム(と言ってもCamp5の系列店)に行くのだけれども、どこも大きくて楽しい!


■■■ 番外編 ■■■

1UTAMAのショッピングモールでは、クライミングジム以外にも色々と、アクティブティあり。こちらはインドアサーフィン。 アブダビで見かけて、やってみたいなと思ったもの。いつの日か挑戦してみよう。



こちらは、インドアスカイダイビング! 気になっていて、是非ともやってみたい、やりたいことリストの1つ。日本でやろうとしたら、その値段の高さに断念したのだけれど、マレーシアなら許容範囲♪



こんな感じで、この日は閑散としていました。というか、あんまり繁盛している様子はなかった…。



そんな感じで、初めてのマレーシアインドアクライミングを満喫したのでした。室内クライミングで、エアコン完備、壁は高くて満足度も高し。一面ガラスのため、天気が良すぎる時には日光による温度上昇が否めないけれど、それは1,2度だけかな。お値段は1200円程度で、そんなにお安くはないのだけれど、エアコン完備でシャワー室もあるから、環境良しですよ。

ちなみに、日本のジムの様に有料のロッカー貸し出しはないのでした(どこのジムでも、サービス提供無し)。基本的に車社会ゆえ、車に道具を積んでやって来る客がほとんどと、そんな需要はないのかな。自分は電車を使って、えっちらおっちら来るわけなんだけれども。ロープを置いておけるプライベートロッカーが欲しい! とりあえず、本日は出会いもあってCamp5も満喫したのでした。移住を決断した1要素に間違いはなかった!