Outdoor Climbing@Nanyan(March-2025)
久しぶりのNanyanへと。訪問訪問の目的は、数日前に残置してしまったという、カラビナ回収のため。現地訪問して、状況を確認すると、「なかなかに難しそうだな」と。まぁ、なんとかなるっしょ!回収!回収!先日に仕入れた新たなアイテムを携えて、立ち向かうのでした。



こちらが新たなアイテム。左が、レーザーポインター。外岩で、該当箇所を指し示すのに役立つはず!もう1つは、Mr. Gから頂いた、セルフ用のスリング&カラビナ。30年前のものだそうです(古っ!)。ちょいと触った感じ、ロープの滑りが悪いなぁ←ロープを新しいものに変えたら、改善されるはずとのこと。とりあえず、両アイテムを持参して、いざ。


ちなみに、セルフ用のスリング&カラビナは、PETZL(ペツル)の コネクトアジャストが欲しかったのでした。去年に日本からクライミング仲間がやって来たときに、2人とも持っていて、『すごく良いよ』と言われたものなのでした。確かに、自分がこしらえているスリングとカラビナのセットだと長さ調節が難しく、終了点で四苦八苦することが多々でした。また、難易度が高いルートアタックして、途中でテンションした際に、簡易に長さ調整できると助かるなあと思う事も多々でした。

そんな思いが、こちらのコネクトアジャストで解決できるのです!よくよく見ると、こちらの現地の人も、コネクトアジャストを持っている人が多数。人気商品じゃない!とネット検索すると、マレーシアでは売り切れ店続出。ちょっと前に商品を見かけた、KL EAST@Camp5を訪れるも、『つい先日に売り切れたよ』とのことでした。COREZONEに置いてあった商品は、マルチピッチ対応という事で、少しだけお高くなっているのでした(マルチピッチ用に余計なパーツは不要だし、お高いのは嬉しくない)。

そんなことをメンバーたちに話したら、Mr. Gが『古いものなら1つ余っているよ』とくれたのでした。(^^ くれたアイテムはコネクトアジャストではないけれど、とりあえず、使い勝手を試してみますよと。




いつものGombak駅で拾ってもらって、到着したNanyanのすぐ横にある駐車場。(10:46)



テクテク。(10:49)



写真じゃ分かりにくいけれど、足元がかつてないほどの水浸し。ん?昨日の雨はそれほどでもなかったけれど、なんじゃこれ?足元に注意しながら、テクテクと。すかさずに、Ms. Mがチャットのグループメンバーに状況の報告をしてましたよ。(10:50)



とりあえず、ウォーミングアップがてら、お互いに1本登りました。(11:27)



こちらが、カラビナを残置して回収要の Whimper(6a+, 10m)。むぅ~、グレード6aを信じたいところ(=見た目ほどに、そんなに難しくないよね?と)。先日にやって来たシンガポール人たちと登っていて、最終的に完登できなかったとの事でした。(11:52)



と、その前にウォーミングアップで1本。確かnamelessなルート。自分が最初に1本登って、トップロープをこしらえたので、Ms. Mがトップロープアタック。(12:07)



ところで、新しく購入して持参したレーザーポインターについては、バッチリ問題なし!日陰はもちろん、日向でも視認性OKですよ(写真では、それ程でないけれど、実際はクッキリ)。これは良い!今後の外岩で活用できるぞ(よしよし、良い買い物をしたぞと)。(12:15)



本日のランチは、パンを仕入れる時間がなかったので、途中のコンビニで仕入れたおにぎり。おにぎりも悪くないね!(12:17)




さてとで、本命のWhimper(6a+, 10m)に取り掛かって、カラビナ回収しないと!自分は食事を終えたばかりなのと、登りを見せてちょうだいなと、先に行ってもらう事にした。が、2クリップ以降のマントル返しがやっぱり難しい!(12:37)



という事で、選手交代、自分が行きましたよと。左のエッジに足をかけてバランスを取りつつ、無事にマントル返しを成功させたのでした^。ちょっと、ドキドキだったけれど、難易度6a+は妥当ですかね。(13:05)


でも、初心者だったら、精神力が持たない、ドキドキのルートなのでした。自分は、初心者を卒業していたおかげで、無事に登り終えることができたのでした。程良い緊張感で、登り終えることができましたよ。登り終えた達成感と、回収できることの任務を果たした感を味わうことができたのでした。



トップロープになって、Ms. Mがアタックです。やっぱり、マントル返し箇所で苦労。何度かトライして、無事に登り終えることができましたよと。『あとは、あなた自身の手でカラビナ回収してくださいな』と。(13:11~13:12)




さてとで、お次は…。以前の訪問で登っている姿を見てやってみたいなと思っていた、Lost Monkey(6c, 22m)です。(13:33)



ルートを見た感じ、ボルトが良く見えず、距離的にあるだろうと思われる位置を含めてカウントしたら、12本くらいクイックドローが必要だぞと。予備で2本を追加して、久しぶりに沢山のクイックドローを抱えて登ることとなりました。ボチボチに重さを感じますよ。最後のルーフ箇所が、どうなるかだな~。(13:33)



で、登り終えました。思っていた箇所にボルトがなくて、結構なランアウトを強いられたおかげで(簡易な安全箇所)、使用したクイックドローは、たったの6本でしたわ(残置1本あり)。そして、核心のルーフ箇所で手の送りを間違えてしまって、敢え無くテンション。むぅ~、残念!(13:50)


ルーフを越えた後も、次の1手はホールドが甘く、それに耐えて次のホールドを取る必要があって、なかなかの難易度でした。だてに6cグレードではないけれど、ほんとにそこの1点だけが核心と言うルートなのでした。ゆえに、この高さにして使用したクイックドローが6本という訳なのでした。次のトライでは、落とすことができるかもしれないぞ、と言うのが感想です。



Ms. Mにもトップロープでやってもらいましたよ。やっぱり、核心のルーフ箇所で、まごまごと。まぁ、こちらのNanyanでは有名ルートなので、既に経験済みのルートで勝手は分かっているようでしたけれど。(14:03~14:04)



最後は、Outing(6a+)で〆ることに。「あ、これ、初めて来たときにテンションかけちゃったルートだよ」と、再度リベンジでアタックしたのでした。こちらのルーフ越えが、足元ツルツルで怖いのなんのって(汗)。グレード以上の怖さを感じながら、何とかリベンジを果たしました。あ~、怖かった。(15:04)




登りを終えて、駅まで送ってもらいました。写真撮りそこなったけれど、習慣化している駅でのV-SOYゴクゴク一気飲みを飲み終えて、電車に乗りましたよ。今日は精力的に登ってクタクタになり、時間も食欲もありませんでしたよ。おかげで、仕入れたスイーツを食べそこなっちゃいました。(16:03)



帰宅して、そういえば、持参したアイテムの使い勝手はと。最初に使う分には思った程に悪くはないのだけれど、2度目以降で使用する際に、ロープを元に戻す(長くする)のが少し大変。これは、新しいロープに変えても大して変わらないだろうなぁ。ちょっとした不便さについて、30年前ならまだしも、今では便利なPETZLがあるからね…。


お金を節約モードであれば使う事も考えるけれど、ドキドキな緊張感での使用を考えると、快適に使いたいのは否めませんよ。という訳で、改めてPETZLのコネクトアジャストを探すのでした。結局、マレーシアで買うには売り切れ続出で、海外輸入となってしまうのでした。であれば、日本で買おうという事で探したけれど、こちらも軒並み売り切れ状態。久しぶりにメルカリでも利用しようかなと思っていたところ(こちらでは出品の商品あり)、ヨドバシ・ドット・コムで在庫があるじゃないですか!盲点だった!しかも、貯まっているポイントあり!買うっきゃないっしょという事で、お買い上げ~。さてとで、日本から届くのはいつになるかな…。



本日の晩御飯と、食後のデザートに食べ損ねたスイーツをモグモグしましたよ。(19:21)


晩御飯の方は、冷奴に長ネギとごま油を掛けて、塩で頂いてみました。いつもは長ネギとかつお節なのだけれど、中華で食べた味付けがあったなぁと、試してみたのでした。うん、この食べ方も美味しいね!春巻きの方は、冷奴をメインで考えていたのだけれど、それだけだと何なので、冷凍庫でストックしていた春巻きを取り出したのでした(クタクタゆえに、簡単に準備できるメニューの晩御飯となったのでした)。

冷奴がメインゆえに、春巻きの方がサブなのでした(^^ゞ でも、春巻きも美味しです♪ そして、定番と化しているトウモロコシご飯も美味し♪ 美味しく晩御飯を頂きましたよと。少な目の晩御飯ゆえ、食後にデザート補完したのでした(なんだかんだ、いつもお菓子を食べていて、日本での生活よりもお菓子を食べる機会が増えてしまってるよ)。


久しぶりに訪れたNanyanでは、痺れるルートを登り終えたのと、外でのクライミングとあって疲労感ありありとなったのでした。でも、痺れるルートと回収という目的を達したので、達成感&任務を果たした感を得ることができましたよ。今日も1日クライミングを楽しんだぞ&晩御飯も美味し、と充実な1日を終えることができました。満足♪満足♪

そうそう、アプローチでの水浸しは、途中にある水道管から大量に水が放出されていた結果なのでした。クライミングをやっている最中で、水漏れは止まっていたけれど、それまで溢れ出た水で帰りの時点でも水浸しは変わらずでした。水の放出が計画的なものなのか、何かしらのアクシデントだったのかは不明なのでした。