Outdoor Climbing@Kura Kura(Jun-2025)
今回のクライミングは、珍しく自分から行きたいところをリクエストしました。リクエストの場所は、以前に行ったKura Kura。こちらのルートをリードクライミングしたいんです。ルートを前にするとドキドキ状態になったけれど(登れるかな?)、アタックしましたよ。前回の訪問が3月 だから、3か月ぶりの再訪です。

  
予定より1時間超遅くやって来ました、Kura Kuraの駐車場へと…。LRT列車でトラブルあって、待ち合わせ場所に大遅刻なのでした。(10:38~10:40)


『今日は、Mr. Edが一緒するよ』と言われて、『あぁ、上裸で登るおじさんね』と言うと、『上裸の人は、多いから、誰だか分からないけれど…』なのでした(確かにっ!)。そんな、Mr. Edが遅刻で到着に時間掛かっている間に、Damaiの事務所に行ってゲートの鍵を取りに行ってくれていました(助かる)。という訳で、我々は直接やって来た次第です。駐車場で、(確かに自分の思っていた上裸の)Mr. Edが待っていましたよ。そんな駐車場のゲート上には、猿が散歩していましたよ。


 
では、行きますかね。ロープを受け取って、アプローチ開始(道具をお借りするので、これくらいのことはしないと)。でも、受け取ったロープが、袋に入っていない裸の状態だったので、歩きにくいのなんのって(枝にも、引っ掛かる引っ掛かる)。(10:43)


  
えっちらおっちら、先行して歩きます。途中、何か所か急こう配あり。(10:46)



目印があちこちにあるので、2回目のアプローチだけれど、道に迷う事もなく。(10:49)


  
おぉっと、最後に待ち構える本日一番の急こう配。(10:54~10:56)


 
到着~。早速にロープを置いて、自分の荷物も置き、靴からビーチサンダルに履き替え(あ~、暑かった)。アプローチのコースタイムは、16分程度ですね。(10:57)


  
早速に、Mr. Edが、Pass the Corona (6a) をマスターリードで登ります。やっぱり、上裸だね。アプローチで汗かいた背中が、輝いてますよ(道具は自分のハーネスだけで、軽装で登っていたけれどもね)。(11:10~11:11)



えっちらおっちら、更に汗をかきつつな感じで登ってます。(11:14)


  
終了点に到着して、降りてきましたよ。(11:20~11:21)


 
ところで、セルフ用にPetzlのCONNECT ADJUST(コネクトアジャスト)を購入しました!先日にMr. Gからもらった30年以上前のモノは、お礼を言ってお返ししたのでした。これで、終了点の作業や、難易度高いルートも安心してトライできる!(11:36)


 
Mr. Edが登り終えたので、次鋒はMs. M。楽々トップロープで登ってましたよ。(11:42)



ランチタイムとなりました(もぐもぐ)。(11:45)


 
おにぎりをほおばりながら、「頑張れ~」と声援を送るのでした。(11:48)



さてと、自分もそろそろ準備するかな。自分も、この後に同じく楽々トップロープで登りましたよ(^^ゞ 登る際に、新しいギアを使って、無駄にセルフを取ってみたりしてみました。(11:49)


 
次鋒が登り終えて、降りてきたよ。さて、自分もアタックだ。(11:51)




お次は、Mr. Edが、マルチピッチの1ルートだけ登るそうです。Harbinger (5b)になるのかな?


 
途中から、広いとはいえチムニー的なルートになるのに、上裸で突っ込んでますね。(12:01)



まぁ、簡単なルートだから、大丈夫なんでしょうね。(12:04)


 
登り終えて、降りてきましたよ。(12:15)


 
次鋒は、再びトップロープでしたわ…(おいおい)。(12:22~12:24)



『次に登る?』と聞かれたけれど、大した難易度じゃないし、次の本命に備えて気合注入したいので、断ることにしました。(12:30)


 
本命を眺めて、気合注入です。最初の下部核心箇所は、中からクラック要領で攻めるのではなく、外側を利用して登るべしと思い出すのでした。(12:30)


  
そうこう、次鋒が降りてきました。(12:40)



降りてくる様子を、自分は次の本命を見つつ、そろそろ出番だなと気合を注入&深呼吸するのでした。(12:41)


 
ロープを引き抜いてます。束になったロープを受け取って、ロートへと足元注意しながらテクテク。(12:42)




ついに、本命のNasal Probe for Reentry (6c)にアタック!最初の核心は、2つ目のクリップを越えたところ。ここで、スメアをかましつつ、上部を探って、ゆっくりと登っていきます。





少しずつ登ると、スローパーが現れるので、ゆっくり保持しつつ身体を上部にあげて、無事に3クリップ目を決めましたよ(ほっ)。


この後は、それほど難しくはないのだけれど、誤算だったのは、あまり登る人が居ないゆえに、鳥の糞がいっぱい堆積していたこと。おかげで、ぬめぬめで滑る滑る。蟻なんかも、あちこち這っているし…。おかげで、0.5くらいは、グレードが上がっているのではなかろうか。

それと、前回はトップロープで問題なかったのだけれど、今回はリードクライミングで疲労度が進んだことから、後半が辛いのなんのって。離れた岩に指をかけて、身体を持ち上げる個所なんて、本当に辛かった。途中、それ程楽でない場所で、何度も腕をシェイクして、喉もカラカラ状態になるのでした。

もう、ダメかもしれないと何度思ったことか。それでも、必死でシェイク&呼吸を取りながら、何とか登り切るのでした。もう、ドーパミンにエンドルフィンが、ドパドパでまくってましたよ。見事完登したことで、達成感MAXです!(腕の感覚無くなってるけど)

しかし、下に降りてグッタリ度が半端ない!歩くのも億劫で、その辺にしゃがみこんで、暫く動けなくなってしまいました。帰りの下山は歩けるんだろうか、と言うほどのフラフラ状態で、足元もおぼつかないのでした(ゆえに、しゃがみこみ)。移動できるくらいに回復してから、ようやく荷物置き場に行って水分補給をするのでした(あ~、グッタリ)。今日は、早々と終了状態だな。



  
こしらえたトップロープで、Mr. Edがトライ!が、途中で断念しちゃいました。(13:21~13:22)



途中で止めて、降りてきてしまいましたよ。(13:41)


 
お次は、Ms. Mのアタック!核心箇所で、まごまごとかなり苦戦!クイックドローの回収もあるし、登ってくれ~なのでした。最後はクイックドローを掴んでの通過でしたよ(笑)。(13:54)


  
途中も苦労しながら、登っていきました。何度か、「俺、トップロープだったら再登できるかな?」と自問しましたよ。(14:01)


  
いつの間にか、右足のシューズを脱いで裸足になってる!すかさず、持ち出したMs. Mのスマホでズーム撮影!(こちらに掲載の写真は、自分のスマホで撮影)(14:09)



悪戦苦闘してました。(14:12)


 
シューズを履いて、再びアタック。この後、無事に登り切るのでした。パチパチパチ~。自分の再登の必要がなくなって、「ほっ」ですよ。(14:16)


暫く休憩したおかげで、帰り道を歩いていく自信を持つことができました。気合でロープを担いで、ロープが枝に引っかかりながら、下山するのでした。ゆえに、珍しく撮影は放棄して、なにも撮影無しの下山となったのでした。無事に駐車場に戻った後は、汗拭きシートで身体を拭いて、さっぱり!気分爽快です。



  
食事に行くというので(この時間に?)、自分は食事はしないけれど、水分補給するために一緒することにしました。鍵を返却したMr. Edとレストランで待ち合わせ。以前にも来たレストランだね。Mr. Edがチャーハンにナス炒めを注文してました。(15:22~15:45)


聞くところによると、この後も晩御飯の料理をするのだとか(Mr. Edが料理をするらしい)。そして、送迎とか色々と世話する、猫かわいがりしている娘さんが居るのだとか。アーリーリタイヤしたとはいえ、なかなかに大変な生活(世話)のようでしたよ。しかし、結構大盛りのチャーハンを平らげて、ナス炒めも食べて、晩御飯はどんなものを食べるんだろうか??? こういう食事風景を見ると、自分の胃袋の小ささと言うか、地球にやさしいエコモードをひしひしと感じるのでした。そう言えば、ジュース代はMr. Edが支払ってくれましたよ(謝謝)。


自らリクエストして訪れたKura Kura。狙っていたルート「Nasal Probe for Reentry (6c)」を無事に落とすことができて、本当に良かった良かった、なのでした。ジムと違って、簡単には訪れられないし、外岩の中でもアプローチが長くて、気安くリクエストもできないからね(雨天リスクもあるし)。そう言った意味でも、ビシッと終えられて良かったよ。仮に登れなかった時には、悶々とした日々を送る羽目になったんだろうなぁと。

ちなみに、今回登ったお隣には、Gravitax (6c+, 18m)なるルートがあるのでした。こちらも少々気にはなるものの、それ程強い意欲はないので、リクエストにまでは至らずです。でも、何か機会があってKura Kuraを再訪することがあれば、アタックしてみたいな(スタートも核心部分も、ドキドキのルートなのだけれど)。

余談:帰りの電車でMs. Mから連絡がありました。スマホ内の写真&動画を見たらしく、『裸足状態がズーム撮影されている。爆笑!』とありましたよ。喜んでもらえて良かったよ。疲労困憊の中、撮影した甲斐がありました。

余談2:当日夜から無性に痒くなって、赤い点々がシャワーヘッドというのか、排水溝の穴と言うのか、固まって20か所くらい出てくきたのでした(蚤かなぁ)。もう、寝られませんでしたよ…。翌日に、会社の昼休みを利用して病院へと。医者が、『大分痒そうね』と言って、塗り薬と飲み薬をくれました。少しマシになったけれど、1週間超、痒み地獄が続きましたよ…。(疲労困憊、暫くしゃがみこんでいた時に、やられてしまったのかなぁ)