バングラデシュ旅行(散歩、そして船舶ドック)

昨夜、持参した地球の歩き方を見ていたら、Bayazid Bostami(バヤジドボスタミ)なる巨大すっぽんが見れらる場所を発見!
よし!今日はここに行って、そんでもって渡し船で対岸に渡ってみよう!ついでに船舶ドックでも眺めてみるかな。


本日は雨…。


とりあえず、朝食をとることにした。昨日に続いてバングラデシュスタイル。
ところで、ここの宿泊客って、自分以外に誰も見かけないんですけど…。


雨止みませんね…。最初はバスにてBayazid Bostamiに行こうとしたのだけれど、
傘を折りたたんで、あの混み混みのバスに乗るかと思うと…。そこまで苦行したくない~。


と言う訳で見かけたCNGと交渉してBayazid Bostamiへと行ってもらうことにした(150BDT≒232円)。
CNG超楽ちん♪ 座っているだけで、目的地へGO!快適シートに座って、スマホのGPSで問題なく北上を確認。


到着~♪ ん?こ、これは…。あっという間に見学終えてしまうような雰囲気ぷんぷんなのであった。


すっぽん辺りの水をすくって、子供に振りかけてました。


おっちゃんが巨大すっぽんに餌やってました(でかっ!)。


売店と、こちらにも牛。


奥にモスクがあるみたい。階段上からは裸足になって、カメラ撮影も禁止。


モスクから戻って、こちらでも、ぷっちょを配る。気に入ったようで、こちらの子供が『もう1個頂戴~』と。


予想以上の短時間観光場所を、ゆったりのんびり引き延ばして観光を終えた。
なので、急きょ追加の企画。途中にあった線路沿いを歩いて、駅まで行ってみよう!
で、その辺のCNGに話をするも、全く通じんかった~。やべっ、という事で乗り合い軽トラに乗り込んだ(6BDT≒9円)。


またもや大活躍したのが、スマホのGPS。降りたい場所に来たので天井をバンバンして合図。
見事、思うところで下車できました。 完璧!俺、もうどこでも行けるよ、きっと!


なんだか目の前にあった建物に惹かれて入ってみた。


市場ってやつですね。奥の方も行ってみるかなぁ。


天井の剥離もなんのその、商店街なる市場は賑わってます。


ほぇ~、中は予想以上に広く、何でも揃ってるねっ(相変わらず天井の剥離が凄いけど)。


鶏コーナーが始まったよ。一気に獣臭が蔓延。


こちらはヤギかな?一瞬、犬かと思ってしまったよ。


お次はお魚コーナー!


お魚はさばいている場所も。その姿勢、凄いっすね…。まるで苦行だか何だか修行でもしているかのような。
こんな姿勢で魚をおろす作業は、バングラデシュでは一般的みたい(他でも良く見かけた)。


階段上ってみたら、事務所であった。降りてきてパチリ。


こっちも魚をさばいているのかなぁ???と思ったら。


うぎゃ~!鳥をしめておった。目の前で首にナイフをサクッと血がピューッとしておりますよっ。
返り血が飛んできそうですわ。結構血なまぐさい臭いがプンプンです。
この隣には食堂もあったけど、血なまぐささと鳥特有の羽毛も舞っていて、とても食事はできないっす。


予想以上に見ごたえあった市場を後にして線路沿いをテクテクすることに。


何かよく考えたら、バンコク郊外でMae Klong駅を見られなかったけど、こっちも似たようなもんじゃね?


既に線路は公道みたいなもんですよね。雨降っているから人通りも少ないかな?
バングラデシュでは雨降っていても傘をさしている人は2割いるかどうか。残り6割は雨宿り。2割はずぶ濡れお構いなし。


道は容赦ない水たまり。水たまりにして坂道なものだから、渋滞ポイントですよ。


これがバス。これに乗り込まなければいけない。
雨の日は2割の人がずぶ濡れで出歩いていて、そんな人とおしくらまんじゅうするのです…。
そんな人がバスに乗るかは分からないけど、そんなバスに乗ることできないっすよね…。
今朝はCNGで移動してやっぱり正解ですわ。


さらに南下を試みる。GPSのおかげで暫く歩くと、チッタゴン最高級ホテルのペニンシュラがあること判明。


よっしゃ~と、急きょこちらでコーヒーブレイクすることに決定。
地図&GPSのおかげで、こちらの存在知って、急きょ訪問先に追加です。


エクレアを頼んでみた。珍しくイチゴジャム入りのものでした。
結構なお値段で、エクレア120BDT(≒186円)にコーヒー225BDT(≒349円)だったのですが、
税金やら何やら加算されて440BDT(≒682円)まで跳ね上がり!たかっ!滞在中の一番高価格な食事でしたわ。
どうも、バングラデシュでは、エアコン付きのレストランは15%の税金が付くみたいです(ここでは+サービス税)。


CNGを拾おうかとも思ったけど、テクテク散策しながらホテルへと戻ることにした。


相変わらず、インドなのか?と言うくらい牛を見かける。


おしっこ垂れ流しの牛に、引き連れる家族に笑い起こる。



で、そのままテクテク南下して、対岸へと行ってみよ~。


この辺、自転車屋さんが沢山。こんな上等な自転車が街中走っているの見たことないけど???


お腹空いたので、ケーキ屋さんにて昼食替わり。歩き食いしようとしたら、店内の立テーブルにて食事できるよとのこと。
店内にてモグモグしていたら、お手拭きのナプキンやらお水を入れてくれてサービス良し(お水はお断りしたけど)。


出たぜ、ゴミ捨て場!息を止めて急いでやり過ごす。


抜け道的な所を歩いて川岸へ。


渡し船、こんなところ。


渡し船は、人数揃ってから出航なんだけど、2隻ほぼ同時出発するくらいの頻発っぷり。


こちらが一緒に乗船した客と船頭さん。


工事中で、ぷちドックのような感じ。


前を行く船。多分行先同じなんだけど、各自適当な航路を取っているみたい。


こちらの乗船員は船上で体を洗浄中(おっと、ダジャレだよと)。


漁船は立派なものが多かった。

 
ずら~っ!と船舶が並ぶ!


と、『そこから出ている煙は何だ!?』と(予想通り、あちこちで、煙が出てる!と突っ込みあり)。
『蚊取り線香だよ~』と言うと、物珍しそうに撮影して、自分の方も撮影してきたので撮影返し!
『Japanese technology!』なんて言い出す始末でしたよ。「technology」なんて言葉に、ぷぷぷでした。


大きな船舶をバックに船頭さんも画になるなぁ~。


貨物船も喫水浅く進む。バルバスバウが水面出ていますね。


結構、興奮モノで対岸への移動終了~(渡し船だけでもお勧め!)。


休憩がてら川岸にある小汚い、いや、大いに汚いお店へと入ってみた。


『何だか外人がやって来たぞ~!』と落ち着きたいところなのに、わさわさと同じテーブルに移ってきたよ。
暑苦しいところなのに、人が集まってきて更に暑苦しいっちゅうの。チャイ6BDT(≒9円)。
最初1人で座ったテーブルに、わさわさと集まってきたところをパチリ。


こちらでも、腰から出ている煙に気付いて『なんじゃそりゃ~?』と。
『蚊取り線香だよ』と手渡してあげると、一同大盛り上がり!
この後も写真撮ってくれくれ攻撃で、結構な枚数撮影しましたよ。


お店の窓から船乗り場をパチリ。市民の足ですね。


サイヤ人風のおっさん。バングラデシュではサイヤ人たくさんおりました。


チャイを飲み終えて、散策開始。とりあえず右折して西方面へ行ってみよう。


右折した道。モンゴルのバガノール以上にアウェイ感ありました。
でも、意外なことに、じろじろ見られることは、ほとんどありませんでした。
え、まじ!?と拍子抜けするくらい。『自分、めっちゃ異分子ですよ~!』 と叫びたくなるくらい。


最初の細い道で曲がって、見かけた人に『船見られる?』と聞くと『向こうの曲道だよ』と言われた。


んじゃ、次で曲がってみるかぁ~と、暫くテクテクしてこちらが2本目の道を右折した所(GPS本当助かる!)。


あれ?門が閉まってる~(当然ながら)。う~ん、と立ち止まったところで、後ろから人がやって来て門脇のドアを開けて入場。
そしたら、その人がチラ見してきて『用があるなら一緒に入ってきなよ』と以心伝心。門の内側にいる警備員も何も言わず(マジ?)


前の人に付いて、そのまま入場~(マジ?マジ?)


そしたら、船の上から『お~い、こっちおいでよ!』と。通りがかり者なのに、何ともフレンドリーな感じ。
一瞬、『え、呼んでるの俺のこと?』と思ったけど、直観で、なんか呼ばれていると、急なタラップを駆け上る。
ってか、誰か見学の予約をしていて自分と間違っているとかそんなことない?(マジ?マジ?マジ?)
こっちおいでよと、まるで申し込んでいた見学が始まるかのごとく、案内が始まったよ。


と言っても、説明は特になかったけど、メンテナンス中の船の中を一通り歩く感じ。


え、こんな所も案内してくれるの???マジっすかぁ!? ペンキ塗りたてのため、シンナー臭ぷんぷん。


お次はこっちこっち~とコントロール室とやらに連れていかれた。多分、この船で唯一のエアコン効いているところ。
部屋のドアを閉められて、「あれ?俺監禁される?」 と一瞬思ったけど、快適環境でおもてなしをしてくれようとしたみたい。
狭い部屋にある唯一の木箱を指し示して、(自分だけ)ここに座ってくださいなんておもてなし(え?なんすか、これ?)。

ここで、『結婚しているのか』と聞かれたので、逆に『結婚しているのか?子供居るか?』と聞き返して、子供がいる人に、
日本から持参したミニカーを手渡してあげたら、喜んでくれたよ。結婚も子供もいない最初に声かけてきた兄ちゃんが、
ミニカーを手に取って、自分も欲しいと言い出した。おうおう、気に入ったのなら、差し上げて進ぜよう(喜んでた)。



お次はこっちこっち、と敷地内の案内もしてくれるの???


今見た船の後ろには、少し小ぶりの船が絶賛メンテナンス中。


ここが、メンテナンスのために船を陸に引き上げる所。


こっちこっち~と更に奥を案内。この赤いシャツの彼が、ミニカーを掌でガーと滑らせてご満悦。


ここは漁船が係留して荷揚げするところだな。


更にこっちこっち~と劣化進む鉄板が気になる橋をてくてく。


こんな所でもヤギを飼っているよと。
前に一緒働いたことある加藤さんに似た人が、手て首をカッとジェスチャーして食べるんだよと。
食用なのか~、どのタイミングで食べるのかなと思ったけど、それも後日知ることになる。


ところで、最初のミニカー授与式の時に、『日本で何しているの?』という問いに『エンジニアだよ』と答えたら、
『Japanese Engineer!』と尊敬されてしまって、施設内で会うスタッフに『Japanese Engineer!』と紹介してくれる始末。
そんでもって、例の加藤君が『Hey, boss!』と呼びかけてくるようになった。
加藤君は植物好きなのか、『Hey, boss!camera』と植物をやたらと撮影するよう勧めてくる(全く興味ないけどパチリ)。


一通り一周、ゲートに戻ってきたよ。これで終わりかな?と思ったら、もう暫く案内は続くみたい。


最初は、え?え?え?と戸惑って撮影手つかずだったけど、改めてすごい光景だよとパノラマパチリ。


このアングルも好き~!


加藤君が足元に落ちていた巨大な牛のふんを踏み抜いた!
サンダルだけに、もちろん素足も糞まみれ。その辺の水たまりでちゃちゃっとすすいで何事もなく。


さっきとは反対側の船を引き上げる所。


左側の船舶は中国製だと言っていた。


ドックのそばは休憩所にして、敷地内は洗濯物を干すのどかさ。


こちらが絶賛メンテナンス中の船。解体風景を見られなかったけど、こちらもなかなかだね。
っていうか、メンテナンスでなく、そのまま解体を進めてほしいと思ったんだけどさ。


歩き回るのに注意事項無し。自分はプロペラや船尾に乗らないよう注意をしていたけど…。


あ~、岡山県玉野の進水式を思い出すよ。あの時もこんな感じで船が陸揚げされていたな。
そんなこんな、ガッツリと船舶ドック施設を案内してもらった(本当、誰か訪問予定者と間違ってない?)。
単なる散歩と船でも遠くから見られたらな~と言う感じだったのに、濃密な一日を過ごしてしまったよ。お礼をして施設を後に。



気分良く施設を出て、見かけた子供たちに再びお菓子を配る。皆大喜び!


幹線通りに戻った。なんかポスターを貼っているぞと。


もと来た道をてくてく。本当アウェイ感半端ないな~。こんな所を歩いた日本人、ほとんどおるまい。


水たまりで遊ぶ子供と、巨大タンクの集合体。


この辺は、マーケットなわけですね。可愛らしい女の子がこちらをガン見に、指さしてくる女の子。


キンマっぽく噛むやつかな?綺麗に輪っか状に陳列するお店があちらこちら。


ちょいと休憩で一休み。あまり冷えてないこちらの7UPは15BDT(≒23円)。今日もボチボチ歩いたな~と。
先日、ヨーロッパを旅行したHさんは1日3万歩以上歩いたというけれど、自分は旅行中も3万歩を超えることはなかった。
3万歩超って、結構ハードル高いですよ、Hさん!(自分のスマホ万歩計のちゃんと計測してる?かなり歩いているはずなんだけど)


船着き場戻ってきた~。


まるでバラナシの岸辺かのような(行ったことないけど)、さっきのお店。


早速船に乗り込む。


料金は8BDT(≒13円)。徴収はエジプトの乗り合いワゴンの様に、乗客の誰かが代表して行って船頭に手渡す。


船舶の近くを通り過ぎますよ。


元の対岸に戻て来た~。


あれ?っと、往路とはちょっと離れた場所(でも大丈夫!)。
あれだけある船、微妙に行先違う船があるかもしれないな。


沢山牛がおりますわ~。ここって、牛の市場か?と。


テクテク歩いて、往路の幹線通りはこの突当りの道だ。


あ~疲れたとぼやきつつ、何歩歩き稼いだかな~と(全然3万歩に及ばず)。


再び自転車屋さんエリア戻ってきた。


この辺、上等な自転車置いてあるんじゃね。


唯一見かける信号個所の交差点。


中心地に戻ってきたぞ~。リキシャの数もグンと増える。


ガッシガッシと蹄の音がして、振り向くと牛ですよ!


ふと入り込んでみたマーケット。ホテル前のコシャリが見当たらないので、出歩かなければいけないのだ。


お、ここ良いんじゃね?と焼いているロティが美味しそうなので、お店に入ってみた。


ロティとチャイをお願い!とすぐさま出てきたよ。
このカレーが猛烈熱くて 、一気に上あごの皮を持っていかれました…(どんだけ過熱しているんだよ!と)。
そんでもって、ロティをお替りしたらカレーも追加されました。配分考えてカレーを食していたけど、増量です。
店内の誰も気づいていなかったけど、上あごの皮持っていかれて、食べるスピードダウン(合計38BDT≒59円!)。


お皿にお茶を移して飲んでいるけど、猫舌なのかな?
自分の紅茶カップも、何故だか店員が下にあるお皿を上に被せてきたけど、何でしょう???


美味しさとその安さに大満足してぷらぷら。建物入ってみたら・・・。
こちらの市場が1つの建物だけに収まることなく、別の建物とも融合しているし、
外の市場とも融合しているので巨大市場と化していて、油断すると迷子になりかねない!
建物に巨大ファンが設置してあったら、日本のトンネル同様、大きなものと認識して入場されたし。
カオスなつくりの市場、とりあえずさっきのカレー屋さんを再び訪問することは永遠にできまい。


ちょっぴり迷子になりつつ歩き疲れたのでチャイすることにした。お店はチッタゴン駅と大通りそば。
日本で言うところの竹下通り入り口辺りの喫茶店ですかね。結構なお値段になるのかなぁと思ったら、
40BDT(≒62円)とその高額っぷりにびっくりしてしまったよ。


方向性を掴んだので、ホテルに向かって帰るのであった(この辺は生地屋さんエリアだな)。