オーストラリア(エアーズロック) |
![]() さて、水にキャンディー、軍手を持って出発だ。「水をこまめに補給して下さい」とくどいほどいろいろなところで目にする。また「絶対に無理をしないように」という言葉もある。結構大変なんだろうなぁ・・・、転げ落ちたり熱射病で死人が出るくらいだからな。しかし、ここまで来て登らないわけには行かないだろう、寝起きでダルイ体を柔軟でほぐして登頂だ。ちなみに、車で再びウルルまでやって来たが、受ける印象が今までとは全く違う。 これから自分がこのウルルに登るんだと思うと、この岩が一回りも二回りも大きく見える。そんな印象を持ってしまった自分にも驚いた、少し疲れているのかな・・・、いや大分疲れているに違いない。下から見ると、まるで天国への道、そんな感じ。 |
![]() 登頂の全行程の1/3に鉄杭が打たれて手すりとしてチェーンが付いている。実際に登ってみるとかなりの急勾配。メチャメチャ疲れる、情けないけどこまめに休憩、水の補給をして登る。チェーンの場所だけで何回休憩したんだろう、情報によるとチェーンを越えればアップダウンも大分楽になるとのこと。 下を見るとはるか下の方に、出発地点にある車がポツンポツンと見える。やっぱり結構な急勾配に、かなりの高さだよ。こりゃ、転げ落ちたらコロコロ下まで真っ逆さまだね。デジカメと水と我が身だけは転がり落ちないようにしないとな。そういえば「ハイヒール・サンダル不可」と書いてあったけど、全く持って納得だ。 |
![]() さて、確かにチェーンは不要な道だけど、所々かなりのアップダウンである。両手を使わなければ登れない道(壁?)もある。地面は赤一色だし、何だか火星旅行に来ているみたいだ。ようやく回りの景色が見えてくると、遙か彼方まで地平線、見えるものはカタ・ジュタといくつかの岩ぐらいのもの。何にもないところにウルルがぽつんとあるのかぁ。地球のへそというのも納得だ。 本当何もないなぁ・・・。孫悟空の言う強ええ敵と戦うときの台詞『おい、ここは人がたくさんいる、人気のねえ所に行こうぜ』というのはこんな所に違いない! |
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翌日
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![]() ![]() 途中、蜂の巣みたいな所や、岩が本体からはがれて隙間の見える箇所があった。しかし、岩が本体からはがれ落ちるところ見てみたいなぁ~。きっと「ゴゴゴゴゴッ」なんて轟音とともに落ちるんだろうなぁ。あぁ見てみたい。 |
![]() さて火星探索もこれくらいにして、メルボルンへと向かおう。ちなみに、ここエアーズロックでの星空はむちゃんこ綺麗であった。昔韓国からの帰りの船で天の川を見て以来、人生2度目の天の川観賞。数分おきに流れ落ちる流れ星。中には長く見られる流れ星もある。あれなら、願い事も3回言えるかもしれない。とりあえず、男心にも美しい星空、一人星空ウォッチングを楽しんだ。 |