2日目:セルフォス→ヴィク→ホフン
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![]() ![]() この滝は歩いて裏側まで行くことができる(ちょっぴり濡れてしまうが)。高さは40mあり、その水量と平野の中にいきなり現れるその姿は結構な迫力である。 |
![]() ![]() しばらくすると、海中より突き出す3本の岩山が見えてきた、レイニスヒャットルだ。もやがたちこめる中、両手に海を見ながら細い1本道で3本の岩山を目指す、幻想的な景色だ。魔女でも住んでいそうな雰囲気である。 それぞれの岩はスケッスドランガル、ランドゥランガル、ランクハンラルと名前があり、高さは最大のもので海抜66mもあるそうな。岩山も凄いけど、波の迫力+川から流れ出る水量が凄い! |
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![]() 海より突き出す岩山と波の大きさが自然の荒々しさを醸し出している。人の大きさと見比べると(写真↓)、引いては打ち寄せる波のダイナミックさが分かると思う。まるで台風が近づいているのかと思うほどであった。ついでに、海岸は砕けた溶岩でできているために、黒い石で形成されている。漆黒の海岸がまた魔女の住処を連想させる。 レイニスヒャットルには、朝日で岩に変えてしまったトロールという伝説がある。確かに、こんな景色を見てしまったら、伝説の1つや2つ生まれてきそうだ。 |
![]() アイスランド植物はとても過酷な大地に根付いているため、ちょっとしたことで簡単に死滅してしまうそうだ。なので、決められたルート以外車も人も足を踏み入れないよう、また物なども置かないという配慮が必要だそうな。何も知らずに、ふかふかの苔の上で跳ねて遊んでしまいました・・・。すんまそん。 ちなみに、アイスランドのラキ火山では1783年に大噴火を起こして200年後にようやく苔が地面を覆い始めたそうな。失われた自然の再生にはとても時間がかかるんだな。 |
![]() 卓状火山は氷河の中で噴火が起こることによって形成されるそうだ。卓状火山のできる仕組みから、周りにあるテーブルマウンテンの頂をつなげた高さが、かつての氷河の高さになるという。詳しい形成の過程については、下記リンクにて紹介があった。 |
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![]() そんなこんなでバリバリバリと轟音たてて水陸両用車は走り出した。ザッブーンと海に入って、流氷を遠巻きに周遊しながら現地のアルバイト君らしき若者が氷河がいずれ流氷となって海に漂うまでの歴史を解説してくれる。ついでに、氷河を拾ってみんなに食べてみてと配ってくれた。口に入れてみるとシャリシャリとすぐに溶けてしまった。 |
![]() ![]() そこから海岸へと散歩することにした。と、おぉ!流氷が海岸に打ち寄せられているではないか。ぷらりやってきた海岸、流氷と打ち寄せる波とでなかなかに趣ある景色だ。 |
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参考資料![]() |