奥穂高



1.涸沢ヒュッテ 2.奥穂高 3.涸沢岳


本日は曇りなり、天気の回復は期待できないな・・・。
仕方なくコース変更、リーダーの判断によりピストンにて奥穂高をアタック、再び涸沢ヒュッテに泊まることとなった。


では、奥穂高を目指そう!(6:47)


石がごろごろ瓦礫道をテクテク。


相変わらず晴れないなぁ・・・。(6:48)


この辺いったいがカールなんだよね。(7:00)
カールとはドイツ語で、はるか昔に氷河によって削り取られた斜面を言う。日本語で言うと「圏谷」だ。


涸沢ヒュッテが下に。(7:07)


雪渓現る。(7:15)


雪渓渡る。(7:17)


お花畑に。(7:32)


オンタデ(7:33)


相変わらず瓦礫地帯を歩く。でも、道の状態は良く、昨日よりもコンディションは良い。
正面の突起状の岩地帯(ザイテングラート)をこれから伝って歩き上るのだ。


あ、猿だ。(7;39)


ここからはザイテングラートだ。(7:41)
ザイテンとは側面を意味するみたい。


はるばるカールを歩いてきたんだなと。(7:51)


ザイテンをテクテク進む。(7:53)

   
と思ったら、10秒程度の間で、あれよあれよと雲が山を包み込んでいく。あっという間の出来事だ。(7:54)


ザイテン、次のエリアだ。(8:06)


岩場コースをガシガシ進む。(8:10)


はしごも登場。(8:12)


といっても、全然厳しいコースではなく安全そのもの。(8:22)


イワギキョウかな。(8:36)

 
穂高岳山荘を後にして奥穂高(3190m)を目指す!
しかし、あんなところを上っていくのか!?と勾配具合と視界の悪さに少々心配気味。

 
実際に上ると意外と足元しっかり。


コースは鎖ありボルトありで、いたれりつくせり。こりゃ安心だ。(9:09)


ガスっている中、歩き続ける。(9:26)


相変わらずの瓦礫だ。(9:28)


賽の河原のよう。(9:28)

 
穂高岳山荘より800m歩いてきて、奥穂高の頂上まで200mだ。(9:31)


トウヤクリンドウ(9:36)


全く見えなくなってきた・・・。(9:39)


せっかく、人生の最高地点3190mを踏みしめているのに、景色はさっぱり。(9:41)


周りは何も見えない・・・。(9:43)


3190mに鎮座する、方位盤。


さて、雨も降っているし、降りますか。(10:21)


よぉ~し、隣りの涸沢岳も攻めてしまおう。(10:24)


今がチャンス!涸沢岳へ。(10:38)


昇り始めたらガスってくる。(10:58)


周りは何も見えない。さっきはあんなに晴れていたのに・・・。(11:03)


これ又何も見えないけど涸沢岳、制覇!(11:14)


涸沢ヒュッテに戻る前に穂高岳山荘にて休憩&雨宿り。(11:47)


(12:20)


仕方ない、雨は止みそうもないので下ろう。(12:51)


雲がどんより、雨がシトシト、カールの全景見られず。(13:20)


アオノツガザクラらしい。(13:54)


途中、見晴岩にて。もう少しで涸沢ヒュッテだ。(13:57)


あ、雷鳥だ(ちょうど真ん中に居るけど、この写真だと分からないね・・・)。(13:58)


涸沢ヒュッテに到着~。今夜は屋根裏部屋。


涸沢ヒュッテ名物おでんだ。食料は沢山あるけど、頼んじゃおう。


あ~、今日は1日雨であった・・・。




翌日。(4:36)


だんだん明るくなってきた。(4:56)


空模様は良さそう。せっかくの晴れだが、今日で下山だ。(5:52)


惜しくも1日ずれて、天気が回復してきた。今日、奥穂高を攻める人は良いなぁ。(6:43)


本谷橋まで戻ってきた。下りはあっという間だな。(7:53)


軽く休憩して、さあ出発。(8:06)


屏風岩をぐるりと回りこんで歩くのだ。(8:14)


来るときこんな道通ったなぁ。(8:58)


横尾大橋に戻ってきた。ここから上高地(河童橋)まで11kmだ。まだあるなぁ・・・。(9:19)


綺麗に澄んだ池、自然湖のようだ。(10:57)


川の透明度が抜群だ。(11:09)


明神館そばまでくると猿が沢山!欄干にも居座っている。(11:15)


真横を通り抜ける、ドキドキ。(11:16)


明神館だ。ちょいと休憩。(11:19)


河童橋まで戻ってきた。水が本当綺麗だよ。(12:10)


川の水がエメラルドグリーンだよ。ここまで来ると観光客も沢山。(12:14)


川でパシャパシャ気持ち良さそうだ。


奥穂高にて人生最高地点の3190mをマーク。
恐れていた高山病も特に発症せず、結構いける性質みたい。
今回は天候等、諸事情により同一ルートを帰ってきたが、いつの日か
ジャンダルムを経由して穂高連峰を攻めてみたいものだ。
ジャンダルム・・・、きっと怖くて足震えちゃうだろうなぁ。写真を見るだけでも相当の恐怖感を感じるのであった。