三伏峠小屋→本谷山→塩見岳
結構しっかりとした朝食。(4:51)
小雨が降る中出発だ。天候は回復方向というが、いつ頃から晴れるのか・・・。(6:05)
テント泊も大変だな。
深夜は土砂降りだし、道は思ったとおりのぬかるみ。
視界も不良。
三伏山の頂上。(6:19)
巨大ヒルが!?ミミズかと思いきやヒルであった。こんなにでかいの、吸い付かれたら気づくわな。
ブッシュの中を歩き進む。(6:20)
新緑とのコントラストが際立っている。(6:35)
葉が水滴をピチピチと弾いている。
上り坂をテクテク。(6:47)
ところどころ水浸しの箇所が。
ハクサンイチゲ(白山一花、白山一華)かな?
暫く上り坂が続く。(6:57)
本谷山2658mに到着。(7:21)
ガスッたバックに枯れ木が。
この辺もブッシュ地帯。(7:41)
ギンリョウソウ(銀竜草)。(8:16)
雨はいつやむのかな・・・。(8:17)
お陰で苔は瑞々しいけれど。
キノコもご覧のとおり。
トッピングをまぶしたようなベニテングタケ(紅天狗茸)。(8:25)
表面がゼラチン状っぽいキノコ。最初は蛙でもいるのかと思った。
苔むすエリアにてちょと休憩。(8:40)
近寄って撮影して見る。
再び上り坂が始まる。(9:05)
塩見新道分岐。(9:16)
薄っすら太陽が、天候回復は近いのか!?(9:23)
塩見岳の頂上は見えず。
塩見小屋をやり過ごして、塩見岳山頂を目指す。
山斜面を雲が勢い良く駆け上ってくる。
ガスったりチラ見したりと雲の動きが慌しい。回復に向かっているのかな?
相変わらず山頂は見えず。(9:52)
稜線を境に一方は雲が切れて、反対側は雲が覆いかぶさる。(10:00)
岩の色が赤っぽい。(10:23)
岩エリアをよじ登る。(10:26)
???
トウヤクリンドウ(当薬竜胆)。トウヤク(当薬)からきていて胃薬にもなるそうだ。(10:30)
ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)かな。
程よく水滴がついて宝石のようだ。
視界不良は続く・・・。
シラネヒゴタイ
(白根平江帯)なのかタカネヒゴタイ (高嶺平江帯)か?
山頂まであとちょいか?
南側斜面を見ると、ちょっぴりカールっぽい。(10:48)
下山する隊をやり過ごす。(10:55)
足を滑らせたらコロコロだね。
塩見岳の西峰(3,047m)と東峰(3,052m)に到着。塩見岳は西峰・東峰の双耳峰、東峰の方が数mほど高い。(11:16)
イワベンケイ(岩弁慶)。本州では高山植物だが、北海道では海岸で生えているらしい。
イワベンケイは気分を向上させたり、鬱を軽減したりする効果があるらしい。高山病にも良いそうだ。コカ茶みたいなものだな。
岩場に生い茂り、カチッとビシッとした様子がまさしく「イワベンケイ」といった感じ。
帰りは山頂で出会った72歳のおじいさんと一緒に下ることに。
このおじいさん、装備も心もとなく縦走しているという。大丈夫なんだろか・・・。(12:19)
巨大ナメクジ!枯葉かと思いきや・・・。驚異のビッグサイズ。
相変わらず天候回復には至らず。
テクテク下る。岩エリアを一緒に下って、このおじいさん本当良かったと思う。(12:43)
木の実がかたまって散らばっている。木をえさ台に鳥がついばんでいたのかな。(12:57)
塩見小屋にてコーヒーブレイク。(13:01)
なぜか塩見小屋だけに見られたウサギギク(兎菊)。葉の形がウサギの耳を思わせることに由来するという。
ちょうど宿泊客の人を相手に袋便所の使い方を説明する。環境に配慮した形式とのこと。
使用済みの袋はヘリで運ばれるそうだ。ふ~ん、こういう形式もあるんだねと。
ようやく薄日が射してきた。
ゴゼンタチバナ(御前橘)。
先ほどとは景色も変ってるな。
ナナカマド(七竈)。木がとても燃えにくく、7回竈に入れても燃えないことに由来するという。(14:57)
ようやく日が射してきた。(15:17)
陽射しが暖かい。(15:24)
本谷山に近づき景色も開けてきた。
とりあえず、パノラマをパチリ。(15:31)
???
朝とは異なる風景。(15:42)
ハクサンイチゲ(白山一花、白山一華)に取り付く虫。
途中右の小道に入って、ビューポイントより望む景色。(15:53)
ガスった景色も幻想的だけど、やはり陽射しがあるほうが良いな。
先ほど居た塩見岳が向こうに。行きには全く見えなかったけど・・・。しかし、下りは早いな。(16:04)
良い感じだ。
景色もグッド。
三伏山の山頂より昨日歩いたマツムシソウ(松虫草)が群生するお花畑を望む。(16:41)
南アルプスの景観にパノラマをパチリ。う~ん、どれがどの山だかさっぱり。
こちらは先ほどの塩見岳。
烏帽子岳へと続くお花畑。
三伏峠は通り過ぎる風で気持ちが良い。
太陽もバッチリクッキリ。
木々が(やや)赤く照らされている。(18:23)
日の入りを鑑賞しようと三伏山に向かうと、既に人が集まっていた。(18:26)
山頂に到着するとちょうど太陽が沈み始めた。(18:27)
綺麗な景観だ。
太陽が今まさに。(18:29)
澄んだ空気と綺麗な景色。(18:29)
あぁ~、太陽が沈んだよ。(18:30)
マジックアワーの余韻にひたりたいけど、帰り道の暗さを考えるとサクッと帰った方が良いな。(18:30)
三伏峠小屋に戻るとテント組みも昨日より増えている。(18:40)
昨日は睡眠たっぷり、7:30の消灯が早すぎる・・・。