鑑賞のススメ 直島+鳴門海峡


  
1日あけてのI?湯。朝日の佇まいもなかなか良かったりして。ってか、このペンギンの向き1つで、設計者と施行業者の話し合いがあったのかな?それにガラクタ群の施行なんて、どう設計図に書いてあるんだか???



たしか土日は10時からの営業だ。多いときには400人近くも来るというから驚きだ。そんな日に訪問してお風呂に浸かりたくないな・・・(いや、浸かることができるんだか???)。


  
朝、人気のない宮浦港のターミナルをグイーンと自転車で駆け抜け。


 
保留していたかぼちゃにも接近。


 
朝空をバックにして見たり、中を覗いてみたり。



中から外を覗いたりと。


 
地中美術館に気を良くして、ベネッセハウス(ミュージアム)も行ってみることにした。ってか、坂道が辛いんですけど・・・。ついでに腹も減った。



途中、昨日見落としていた文化大浴場とやらに寄ってみる。



こちらは中国の奇岩なる太湖石に取り囲まれて浴槽が置いてある。



ここで入浴するのか・・・。進んで入浴しようとは思えないなぁ。



昨日見た、ひらひら板を朝日をバックに。


  
ガンツの玉も再びウォッチ。



んで、船尾を利用した作品。



これも、朝日をバックに。



ベネッセハウス(ミュージアム)に併設のカフェで朝食をと思ったけど、ベネッセハウス(ミュージアム)を通り過ぎてしまったので、こちらのテラスにて朝食ブッフェを頂くことにした。開店7:30とのことで10分近くあるので、再度黄色いかぼちゃでも見に行く。



朝日をバックにした黄色いかぼちゃも見ておかないとな。
欲を言えば、もっと早朝か夕日に照らされるかぼちゃを見たかったな。



向こうの建物がテラス。



今日もかぼちゃは静かにそこに佇んでいる。


 
朝日をバックにパチリ。



ニキ・ド・サンファールの腰掛なる作品。椅子の足が鏡状になっていて、朝日をキラキラ反射する。


 
久しぶりの、麺類以外の食事。テラスの料理はどれも美味しかった。新たまの季節、玉ねぎもしっかりと頂いておく。パンも美味しく、2回もお代わりしてかなりの満腹感。


 
ご覧の通り見晴らしも良く、晴れた朝日と海の景観がとても気持ち良い。


  
お腹を満たして、ベネッセハウス(ミュージアム)へと。

地中美術館の方が圧倒的に良かったけど、こちらの作品というか、建物も良かった。帰りがけに声かけてきた、ホテルのスタッフも気さくで、『楽しめましたか?』と。もしかしたら、朝の時間帯に、宿泊客と思われたのかな???


 
噂のビーチ景観。ベネッセハウス(ミュージアム)からも、建物外からも見ることができる。


  
宮之浦地区に戻ってきてフェリーに間に合ったのだけれど、予定通り1本遅らせて007「赤い刺青の男」記念館に行ってみた。007は別にファンでもなんでもないので、ここはパスして船に乗っても良かったかな・・・。



次のフェリーまで時間もあるので宮之浦地区をぷらぷら。


 
適当に写真を撮ってみたり。


 
狭い地区なので、再びI?湯にて撮影に興じる。


 
この空き缶なんかも、施行業者泣かせだね。こんなパーツが出てきても、瞬間的にどの場所で使用するのかがイメージできない。まるでジグソーパズルのような感じなのかな。



最後は見上げてお別れ。



再び宮浦港ターミナルにて。


 
荷物を置いて、再び赤いかぼちゃと対面。



三角の大槌島と一緒にパチリ。


 
開放感たっぷりの宮浦港ターミナルだ。


 
巡回バスはこんな感じ。


 
高松行きのフェリーがやってきた。


 
思ったよりも長かった宮浦~高松(約50分)。高松着いてビックリ、でかい!


 
港からちょとテクテク、高松駅もでかい!



良く調べていなかった航行時間が長かったためにフェリーと列車の乗り継ぎ時間が無く、駅ビルにて、これまたうどんを食す。目的の鳴門駅には、18:00の満潮+ボートの出航スケジュール+渦の道という橋の閉門を考慮して行かねばならぬのだ。ボートが16:20最終、橋が入場17:20迄と厳しいやりくりを迫られるっ(もう、飛行機での帰京は諦めた)。



ちょと物足りないながらもホームへと。


 
ありゃ、立ち食いうどん屋さんが。物足りない小腹の為、もう一杯うどんを頂く。ってか、生姜の量が半端ないんですけど・・・。


 
線路の引き方から、終端駅のようなつくりになっている高松駅。そういえば、今回の旅行は終端駅に行きまくりだ。電車好きの鉄男じゃなくても、少し興奮。JR宇野線の宇野駅、JR高徳線の高松駅、JR鳴門線の鳴門駅てな感じだ。


 
特急うずしおにて一路、鳴門駅へと。途中駅の栗林、「くりりん」かと思ってしまったよ。ちなみに、こちらの特急は1号車両の前から?列目までが指定席で、それ以降2両目までが自由席とのこと。えぇ!?車両単位の区分けじゃないんだね。まぁ、2両しかないですからね・・・。


  
鳴門に行くには途中、池谷駅にて乗換えだ。結構人が居るから良いものの、こんなところでポツンと待つことになった。これで人気無く海外だったら非常に心細くなるところだ。


 
暫くすると、やって来た鳴門行きの列車。


 
んで、到着したるは、これまた終端の鳴門駅。駅前のバス停から鳴門海峡へと!


 
オロナミンCで建てたと言われる大塚美術館


 
降りる場所を良く調べていなかったので、バスの運ちゃんに『うずしお汽船に乗りたいんだけど』と聞いて降ろされたのは、鳴門観光汽船の場所・・・。ってか、これって酷くない?間違えた場所を教えるんじゃない!とかなり腹立たしくも、バスは行ってしまったので、炎天下の中徒歩で次のバス停まで20分。(うずしお汽船は小船で、鳴門観光汽船は大型の船とのこと。船酔いの心配ない自分は、迫力を感じるために小船のうずしお汽船を選択)

うずしお汽船にて船のタイミングから、先に渦の道へと行くことにした。渦の道は、鳴門橋の車道下に設けられた歩道で、ここから足元の鳴門渦がウォッチできるというもの。うずしお汽船のおばちゃんが、『午前は見られたけど午後の渦は橋からは見られないよ』と図入りで説明してくれた。が、次の出航迄の1時間内で鳴門の道へと行ってみる。これまた徒歩にて、マチュピチュのグッバイボーイのようにワインディングな車道坂道を突き抜けて直進&登るのであった(10分弱くらいか)。


 
途中の展望台より、鳴門海峡が!



おぉ~!と期待に胸膨らむ。


 
更にテクテク、途中の店で(売っているのか)バクダンなる淡路島の玉ねぎを食したいところだけど、先ずは渦の道へと。



あそこが入り口だなと、はやる気持ちで早足に(時間も無いし)。


  
ダッシュチケットを買って渦の道へと。こんな渦を真上から見たかったけど、午後は場所が離れているんだよね・・・。


  
ってか、風が猛烈強いんですけど~っ!!!アイスランドのゲイシール以来の強風に見舞われて、荷物が飛ばされるんじゃないかとハラハラ。あまりの強風で、人生ベスト5にランクインする凄まじさだ。


 
金網越しに海を見ると、段差が!海なのに、川のように流れている!



渦の道は、ところどころにガラス床が。


 
再び海に目を転じて、段差+流れの凄まじさを堪能する。すげぇ~!!


  
こんな潮の流れの強い中、船が航行する。燃費悪そうだな、舵とられそうだな・・・。



淡路島へと続く道。車道は向こうまで続くけど、歩道は途中までだ。


  
中型の船も航行する。



結局うずしお汽船のおばちゃんが言っていたように渦の道から渦潮は見られなかった。こんな渦を真上から見たかったんだが・・・、残念。


  
それでは、と満を持してうずしお汽船にて鳴門海峡へと!しかし、ここでも『今日は風が強いから無理かなぁ』と・・・。


  
ってか、この波のうねりって凄くない???船酔いする人は絶対にNGな企画だな。



あまりの揺れっぷりに、時折来る波しぶきからデジカメを守る。



高速連射にてパノラマ撮影してみる。



もいっちょ、ちょとだけ発生した渦を撮影。長時間発生する渦はなく、直ぐに消えてしまう。


 
激しく揺れる船の上で途中電池切れとなってしまい、ハラハラものでデジカメの電池を落とさないよう交換する。


 
向こうから船がやってきた。衝突事故とか起こさないもんなんだね。そんなこんな、ちょとした渦潮を確認できただけで時間来てしまった。ちょと残念ながら、渦潮が見られなくても、なかなかに迫力あるボート航海である。


 
世界遺産登録をもくろんでいるようだ。そして、うずしお汽船のチケット売り場売店にてSOY JOY。さすが大塚製薬のお膝元!


 
帰り道、ドックとポカリスエットの広告。ドックには一瞬寄りたくなってしまった。



再び戻ってきた鳴門駅。夕方の渦潮を見てからだと徳島~羽田の便には間に合わない。しかしながら、翌日には企画@箱根が控えているために、何とか東京に戻りたいところ。



そんな訳で、ここ鳴門駅より向かうは徳島。徳島空港ではなく、徳島駅なのである。


 
鳴門駅からだと電車とバスの手段があるけれど、さっきバスで酷い目にあったので電車で行くことにした。乗継が悪いと1時間40分程度もかかってしまうという鳴門~徳島。調べたらバスと変らない50分程度とのことなので、迷わず電車を選択。


 
こんな案内初めて見たよ。


 
そうしてやってきた徳島は。予想以上に大きかったが、1両・2両列車が沢山。短い列車ってなんだか可愛らしいな。


 
徳島駅からは東京への夜行列車が出ているのであった。これを使えば朝に東京入りすることができる(=午前中に箱根入りが可能)。



駅前ロータリーはこんな感じで、なかなか凄い。
左に見える建物でサンルート徳島の最上階にびざんの湯なる浴場あり。夜行バスまで2,3時間あるので汗を流してさっぱりすることに。一風呂浴びて、残りの2時間程度を夜行バス乗り場のチェック&ぷらぷらするので電池の充電をしたい旨伝えたら、快くOKしてくれて、荷物まで預かってくれた。ありがとう~、受付のおばちゃん!次回徳島に来たときにも贔屓にするよ。と、身軽な体で徳島を闊歩することに。


 
ポストの上には、阿波踊り人形が!ついでに、有害図書ボックスも!こんなものがあるのか・・・。有害図書ボックスは前にもどこかで見たけど、どこだっけなぁ???



こちらは徳島駅ビル。


 
こちらはポッポ商店街。アニメ関係の書店が多数で中野ブロードウェイ的な香りする商店街の向こうが夜行バス乗り場だ。1当地である駅前のロータリーは確かJR系の会社が運行するのだが、アミー号なる夜行バスはマニアックな場所にてピックアップしてくれる。こちらの会社はJR系と違って横浜下車が可能であり、より箱根に近い場所でアプローチができることから、利用することにした。


夜行バスの乗り場も確認できたので(実は集合場所を控え忘れて、色々聞き込みをしながらようやく見つけたのであった)、「せるふうどん やま」なる場所で今回の旅行最期のうどんを食するのであった。このお店、お値段お安く部活帰りの学生諸君たまり場となっていた。店内の70%程の席を埋める学生君に混じって、うどんをちゅるるんするのであった。

今回の旅行は充実にして濃密な3日間であった。あまりの充実&興奮ぶりに撮った写真の枚数も大変なことになっている。吉備津神社に進水式、直島での地中美術館、I?湯、そして鳴門海峡と興奮の連続であった。やりたいリストも2つ消化だよ。それに、飛行機+電車+バス+船+タクシー+自転車と交通機関も制覇したのではないだろうか。乗り物にしても、後は宇宙船と潜水艦くらいなものだろう。乗り物オタクも羨む、濃密な企画であった。次なる箱根企画はどうかな・・・(ちょと心配なところがあるのだが)。

さて、この興奮鎮めて、明日の企画の為に高速バスにて熟睡することを期待したい!