朝早くに目覚めてしまったので、朝食+ムンバイ駅観光の時間を考慮して早めのチェックアウト。チェックアウト時にフロントで『イヤフォン忘れているよ』と。タイ航空機内で配布されたものなので、いらないよと伝えたけど、部屋チェック早いなぁ。(4:15)
ムンバイCST駅の北西(近郊列車口の前)に位置する建物。地球の歩き方も、この辺の建物情報を地図に記しておいてくれると分かりやすいのだが。
こちらは世界遺産にも指定されているムンバイのCST駅(Chhatrapati Shivaji Terminus)だ。旧名Victria Terminusで10年かけて1887年に完成した駅舎。
こちらがCST長距離列車の入り口。
先ずは朝食にと、ほとんどのお店がオムレツパンを売っていたので1つ注文(20ルピー≒¥40)。オムレツパンしか選択肢もなく、期待しないで買ってみたけど玉ねぎと塩味がなかなかに良く、まあまあ美味かった。
駅構内に入って散策。
うおっ!と。沢山の人が泊まりこみで待機かな?
ちっちゃな紙コップでチャイをすする(5ルピー≒¥10)。
出発ホームはこちらの掲示板に記されていた。目指すアウランガーバード方面は8番ホームであった。行きだけ列車のチケットをネットで手配したのだが、いやいや便利で助かった(沢山の人でごった返す窓口に並びたくないよな・・・)。何故だかインド鉄道の正規ホームページでは決済エラーが出てしまったので、Cleartripなる旅行会社を通じてやってみたらサクッと決済が通った。Cleartripで追加の手数料が取られてしまったけど、たったの20ルピー。どちらのHPでも時刻表と座席タイプを確認することができる(便利!)。
こちらが近郊への列車ホームだ。隣り合わせに別の駅公舎がある。
駅の売店で買ったビスケットをかじっていると、15分ほど遅れて列車がやってきた。緑のライトを持った人が駅係員みたいで、列車が来る前にやってきて左手に紙リストを抱えている。ははぁ、あれが列車の入り口に張り出すという乗員名簿だな。チケットに座席番号も記されているのに名簿貼り付ける必要あるの??? 列車は車両間の移動が出来ないので、頭上の電光掲示板に表示されている車両タイプを確認して待ち受けるべし。
列車が停まるとワワーッと入り口に人が群がる。ヤベッ急がなきゃと思ったら、自分は指定席であった。AC Chair Carなる上等席だ。一応名簿をチェックして車両に乗り込む!ちなみに写真では明るいけれども、実際のホームはもっと暗い。
こちらが全席進行方向を向いてエアコンも完備されているAC Chair Carの車両だ。こいつで7時間ほどかけて東へ約350kmのアウランガーバード(Aurangabad)へ行くのだ。
自分の座った側の窓ガラスはなぜか薄茶色がかっていた(反対側は透明)。どこかの駅だけど、結構な人がホームで待機。
売り子から買ったサゴなる食べ物。軽く揚げたもので、表面カリカリ中は柔らか。ちょと油っこかったな…。
列車内で注文できるランチの野菜カレー(60ルピー≒¥120)。高めながら、それ程美味しくもなく…。
途中で止まったどっかの駅(?)。
約7.5時間ほどかけてアウランガーバードへ到着した。
アウランガーバード駅構内と外観はこんな感じ。隣に新しい駅舎を建築中で、2階建て(?)の立派なものになりそうだ。
駅のホームで話しかけてきた気さくなShaikhというタクシードライバー。俺を雇ってくれよぉ!といってきた。値段を聞いてみるとエローラ=700ルピー(≒¥1400)にアジャンタ=1500ルピー(≒¥3000)との事。なかなかの適正価格なので、近場のエローラは保留して(オートリクシャでも良いかなと)、アジャンタは契約することにした。ついでなので、ガイドブックにあって狙いをつけていたPushpak Regency(プッシュパック・リージェンシー)へと案内してもらうことにした。
こちらがPushpak Regencyだ。1泊486ルピー(≒¥980)だったかな。値段からして設備はこんなものかなと、即決OK。
本日は適当にBibi ka Maqbara(ビービー・カ・マクラバー)と旧市街を散歩しようと決めていた。今日の市内観光を550ルピー(≒¥1100)でどうだ?というShaikhの申し出を丁重に断ってテクテク。途中で思ったけど、アウランガーバード窟院群+ビビー・カ・マクラバー+旧市街で550ルピーはお手頃だな。
テクテク歩いていたけど、目的のビビー・カ・マクラバーまで4,5kmあるのと砂埃が酷くて目が痛くて痛くて、オートリクシャに乗ることに。ちょうど歩道に乗り上げて一休みしようとしていたドライバーを捕まえて100ルピーでハイヤー(インドでは結局メーター使わなかったな)。
ドライバーは英語が全然通じなかったけど、気になる露店で停まってもらって色々と試食してみた。こちらはPuri(プーリー)なるもので、こいつを指でつまんでスープをすくってくれるので、胡椒をふりかけ食べるというもの。スープが大丈夫かな・・・と心配になったので5個ほどでやめておいた。何も言わないと、わんこ蕎麦の様に皿にドンドコ追加されてしまうシステム。まあまあの味で1個1ルピー。ドライバーが勝手に自分の分と合わせて10ルピー支払ってくれていた、なかなかに良い人だな!
再び停めて、炭火焼きしているとうもろこし(15ルピー)。インドでは焼きとうもろこしを良く見かけた。味は甘さ控えめ。先日食した北海道の寺坂農園のサニーショコラのほうが美味かったな(そりゃそうだよな)。「食べ終わった芯はどうすれば良いの?」とジェスチャーで聞くと、「その辺に捨ててよ」と。
寄り道しながらやってきたビービー・カ・マクラバー。地元の人は「タージ・ミニ」や「タージ・コピー」と呼んでいた。「ミニ」は良いけれど、「コピー」は嫌だなぁ(笑)。
地元の人は公園代わりに使っているみたいだった。家族で来て子供がその辺で遊んでいたりする。
意外にも小動物や昆虫が沢山いて、蝶が舞いリスがあちこちに。
階段を上って2階部分。
こんな参道。
モスク内の天井と2階から見下ろした1階の床。お金を投げ入れたりしていたけど、あれはなんだろう???
2階から覗いた外の風景と、1回で覗いた祈り場。ずいぶんと分厚い窓枠だな。
ガイドブックみたいなアングルだなと、とりあえず撮影。
スコールがやってきたので20分ほど雨宿りしてから、旧市街へ向かうことに。前から牛車が。顔とか全身がペイントされていて、はて?何かに似ているなぁと。あっ!デトロイトメタルシティだよ!と。
ポピュラーであちこちで見かけるサモーサー。ハズレがなくて美味い(何ルピーだったっけな)。
交差点にあったオブジェクト。意味不明なオブジェが、なんだか社会主義というか共産主義っぽい雰囲気を感じる空間だ。
超ミニミニの遊具場(移動型か?)。乗っていけよっ!と誘われたけど勘弁でしょ。
旧市街は服屋さんが多し。アウランガーバードはヒムローという織物の生産が盛んとのこと。
壷や人形の頭を売るお店と(?)、あちこちで見かける床屋さん。
ジュレビというらしいが、見た目からして甘さが強烈そうで、結局手が出せず。
公衆トイレ。最初、何ものかと思ってしまった。
エジプトのコシャリみたいなもの。一口食べてみたけどなかなか。さすがにお腹が膨れてきて、オーダーすることが出来なかった。
海外でよく見かける巨大パラボラアンテナ。でかいなぁ~。
途中で見かけて食べてみた窯焼き(なのかな)ナン屋さん。士林夜市にある福州胡椒餅を思い出してしまったけど、こちらはシンプルに小麦と塩のみという味付け。素朴にして香ばしくて美味い!1個3ルピー(≒¥6)だ。やべっ、もっと買っておけば良かった。
インドでは牛・羊・犬を良く見かける。豚はそれ程見かけなかったけど、犬はとにかく多すぎ!
テクテク歩くんだけど、英語表記がないからサッパリ分からず・・・。帰り道はどっちかなぁ。
歩き疲れてミックスジュースを注文(15ルピー≒¥30)。冷たい喉越しと甘さが美味しい!
テクテクして、ようやくアウランガーバード駅まで戻ってきた。かなり歩いたな・・・。黄色いマシンは、どこの駅でも見かける体重計。需要があるんだね。周りに開示するこんな形で、他の国だったら絶対に使用されないよ。彼女、体重計に乗るのかな?
宿に戻って一休み、宿近郊を散策がてら散歩してみた。 途中、ライブの最前列のような人だかりのお店、何かと思ったら酒店であった。