インド:アジャンター遺跡

インドはムンバイの東へ約350kmに位置するアウランガーバードを起点に、北東100km超にアジャンター遺跡、北北西40km程にエローラ遺跡がある(どちらも世界遺産)。ともに岩壁を利用した寺院で、アジャンターは仏教寺院で絵画が素晴らしく、エローラは仏教、ジャイナ教、ヒンドゥー教が混在する珍しい遺跡群で彫刻が素晴らしいといわれている。ようやくインド旅行のメインが始動、本日は絵画の遺跡といわれるアジャンターを訪問だ、本領発揮のビシバシ撮影しまくりの1日が始まった!(HP編集も超疲れた!)


6:00に宿の前で集合。やってきたのはShaikhではなくKishorなるドライバー。どうやら、Shaikhは事業オーナーで車も5台所有しているとのこと。そうか、単なるドライバーのおっさんではなかったのだな。



遺跡までの道は予想以上に良く、軽快に飛ばす。途中ガソリン補給で1000ルピー前払い。



腹が減ったので途中の露店に寄ってくれというがKishorは色よい返事をしない。どうも、その辺の露店は不衛生だとのことで、強引に停めてもらったお店でも自分はいらないと。まじっすかぁ?露店の衛生を気にする地元ドライバーなんて初めて会ったよ。適当に見繕って、車中にてモグモグ。



彼が遺跡の手前でグッドなホテルがあるというので、不覚にもピカピカホテルのラウンジを想像してしまったが大して綺麗でもないレストランであった。



そうだ、この辺の国ではレストランをホテルと呼ぶのであった・・・。ついでなので自分も同じくチャパティー+オムレツ+チャイを食す。



アジャンター遺跡手前の駐車場についた。バスツアーだと3時間かかるけど、かなり飛ばすタクシーのお陰で2時間で到着。この差って、体力的にも時間的にも大きいなと、多少のお金を出してもタクシーチョイスをお勧めだ。ちなみに、80km超もスピードを出す飛ばしっぷりというか車の性能というか、道路整備状況にちょとびっくり。車は駐車場に停めて、7ルピーの共同バスにて遺跡まで向かう。



バス停前で出会ったカンさん。驚くことに日本語がぺらぺらで、そのボキャブラリと流暢さにビックリ。全くのストレスなく会話ができ、1度だけ間違えた『てにをは』に突っ込みたくなるほど。彼は他にも英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語が話せて中国語と韓国語も少し勉強中だとか。『ガイド料はあなたの思う値段で』と言うので、最初に『200ルピーだったら払ってあげる』というと、それでOKしたのか付いてきた。



まずは見晴らし小屋に行ってアジャンター遺跡の全貌を把握することに。カンさんが『馬のひづめの形をした馬蹄形に遺跡が並んでます』と。良くそんな言葉知っているね・・・。



パノラマが美味く合成されなかったけど、馬蹄形に配置されたアジャンターの遺跡。500m程に渡って林立する岩窟遺跡群だ。


↓とりあえずの、遺跡めぐりメモ。
・藩王に招かれて虎狩にきていたイギリス人のジョン・スミスが虎を追って、たまたま発見したのがアジャンター遺跡
・石窟の番号は単純に入り口より振られたもので、年代順を意味している訳じゃない
・製作の時期は前期と後期に分かれ、前期が紀元前1~2世紀で後期が5世紀後半~6世紀とのこと

・岩窟内は暗いが、照明が整備されているところではボチボチ光量があった
・スタッフが居ないところでは三脚問題なし(もちフラッシュは自粛)
・石窟内部以外は、太陽光燦々なので日焼け対策+水補給が必要
・日本語が話せるガイドが何人かいるので、現地で雇うことも可能(費用は要交渉)
・チケット売り場以降は、売店がないので必要な水や食べ物はここで揃える必要あり


途中の上段にある岩窟と一番左の岩窟は未完成で、そこに行く道もないという。昔は道もなかったため、いずれの遺跡にも作業者はロープをつたって遺跡まで行っていたという(ひえ~)。



遺跡の奥には滝もあった。



ぐるりと一周できるらしいが、そんな時間と体力は持ち合わせてなく、滝だけ見ることに。



おぉ~!と西沢渓谷にある七ツ釜五段の滝のようだ(見たことないけど)。



あそこの中でも僧が瞑想をしたという。



さて、いよいよ遺跡へと!怒涛のデジカメ撮影始動! 岩窟の番号どおりではなく、見学していった順番に掲載! 見るのも一苦労の写真掲載の数々をご覧あれ(興味あれば)。掲載する作業は至極大変であった…。




先ずは第7窟。広間のないつくりとなっている。



むぅ~仏像がぎっしりだ。千体仏といわれるものだ。



一目見た瞬間、背後霊というか守護霊というかオーラというか、仏陀を取り巻く像に迫力を感じてゾクゾクッとしてしまった。ノミの一刻一刻に、しっかりと入魂されている作品だよ、これは!



足元には狛犬(?)と大地を支える人(?)が。



照明をつけてもらうとこんな感じ。更に迫力が増してゾクゾクッと。仏陀の下にある中央がほうれん草で、次がヤギ(だっけかな)、そして獅子となっているそうだ。ちなみに、アジャンターの遺跡は岩を削りだしているので、外で彫刻したものを持ち込んだものではない(エローラしかり)。つまり、岩壁をコツコツと削りだして作っている寺院なのだ。つまり見えているもの全てが1つの岩なのだ(すげぇ~よ~)。



お次が2階建てのつくりとなっている第6窟



おぉ~!と照明が良い感じで神々しさを醸し出している。柱は八角柱なんだね。



約二千年前の絵画が残っているよ。照明の無い時代、岩窟のこんな奥まで彫刻+絵を描いたというのだから・・・。



急な階段を上る先が2階部分。



テラス状になっていて外の風景も眺められる。っていうか、照明の無い大昔、こうやって採光部分を取り入れないと内部の彫刻作業ができないんだろうね。テラスと内部に水を貯めて日光を反射させ、光を取り入れて彫刻作業をしていたという。



第6窟の2階支柱は面白いつくりになっていて、叩くとティーン♪と高音の良い音がっ!! 太鼓の代わりをしていて岩窟内に打音が響くっ!!読教とともに、柱を叩いてリズムを取っていたのかな? カンさんが『彼にチップをあげてください』と。おぉ、そうかそうか(仲間内なのかな)。



すげぇ~!!迫力満点、こんなの良く作ったな…。絵画のアジャンターというけれど、彫刻もビックリなんですけど!



もう一度書くけど、何も無い岩をコツコツ削って作った ものですからねっ!



ゴゴゴゴゴッてな感じ。



こちらは床が未だ削り途中。



表面の加工がまだ残っている箇所あり、象牙みたいにこんなにツルツルだったのかぁ!



すげぇ~!来て良かったよ!アジャンター遺跡!のっけから鳥肌もの大満足!仮にこれだけの遺跡でも凄いけど、まだまだ沢山の遺跡が続くんだから!



最後に2階の内部全体を撮影して撤収。



第5窟は未完成だ。ちなみに、ガイドのカンさんが『ここの水は「雨どい」を通って、流れ落ちます』と。『えぇっ!?「雨どい」って単語久しぶりに聞いたんですけど!』 てな感じの、会話してても豊富なボキャブラリーを感じさせる凄さ。



お次は第4窟。入り口の装飾も美しい。



中は広々だ。ヴィハーラ窟というらしい。ヴィハーラ窟とは僧が瞑想、生活する場でいわゆる僧房というやつで、一方、チャイティヤ窟というのがあって、こちらは仏塔、菩薩や仏陀が飾られていて、いわゆる仏殿といわれるもの。基本的にアジャンターはヴィハーラ窟のつくりとなっていて、エローラはチャイティヤ窟となっている。



奥に鎮座する仏像をワイド撮影。岩をコツコツ、照明の無い時代にこんな奥まで…。



足元の像がなんだか中東テイストっぽいな。



未完成の第3窟をサクッと越えて、第2窟(後期ヴィハーラ窟、5世紀後半)。こちらは壁画の保存状態が良いという。照明も保存を意識してなのか、他よりも暗かった。



こちらの絵は、お酒を飲む人の姿とのこと。青い靴下が、お酒を飲む人を意味しているんだとか。



岩窟寺院に入って右手の壁画。損傷が激しいけど、何か建物内に居る肌の黒い人や白っぽい人が描かれている。実際にはかなり暗かったけどISO1600にて撮影。前のデジカメだったら真っ暗だったな。第2窟は、天井画までびっしりと壁画が描かれているけど、撮影した写真の中から視認できるものを掲載!



馬にまたがる人や家屋の中(?)の様子が描かれている(ズームしないと分からないな)。しつこいようだけど、二千数百年前の照明の無い時代に、岩をコツコツ削りだした岩窟寺院内部 の壁画ですからねっ。



天井画も、こんな感じで素晴らしい。



奥の仏像。一段と照明が暗くて、他の岩窟と違って近くまでも行くこともできない。ヴィハーラ窟でも、後期になると仏像が奉納されているという。奉納というか、そこにあった岩を削りだしたのだから鎮座というのかな。当時もこれぐらいの明るさで作業をしていたのかな???充分な明かりもないところで作業をするのだから、それはそれは苦労したことでしょう。



修行僧達と思われる絵画。



内部から外を見た様子。天井画がびっしりと描かれているのが分かる。



壁画の右側が釈迦誕生を描いているらしい(縮小の為見えないが…)。



そして法隆寺金堂に描かれている菩薩像の元といわれている壁画が残る第1窟だ。保存状態も良く見所の1つとのこと。



大分傷んでしまった壁画、わずかに人が描かれているのが分かるけど。



奥の本尊、こちらも近寄ることできず。



こちらが法隆寺金堂壁画の原型といわれる持蓮華菩薩。なんだかクネクネっていて(三曲法というらしい)、他の壁画のものとは違う趣を感じる。



(確か)左から順にシャンカパーラ本生図、マハージャナカ本生図、カリヤーナカーリン本生図。絵画の物語は良く分からないから、興味があればググッて欲しい。



第1窟内部の様子。こんな感じで暗くて暗くて左右の壁画なんぞ、昔のデジカメだったらお手上げだ。



サクッと通り過ぎてしまった第3窟。



さて、再び折り返して、エントリーした橋のところより見学開始で第9窟だ。



入り口がモダンな感じ。と思ったけど紀元前2世紀頃のものでアジャンター内で最古に分類されるものだそうな。



入り口は1階と2階部分に分けた採光となっていて、内部は吹き抜け状態。絵画の保存状態も良く色使いも判別可能。天井には蜂の巣のように蓮の花が。どうやら、絵画の方は後の時代に描かれたものらしい。



これが岩をコツコツですか(しつこいですが)、どういう設計で作るんだろ??? しかし、シンプルな仏塔ってなんだかリンガのようにも見えるなぁ。



仏の上に天使のリングが!?いやいや、蓮の花なんだろうね。仏塔がリンガに見えたり、蓮の花が天子のリングに見えたり、宗教思想ってどこか似たところがあるのかな?



お次は第10窟。写真を撮りそこなったけど、第1発見者のJohn Smithの落書きがされているところだ。落書きの箇所から当時は1.5m程の土が堆積していたものと推定される。



こちらも入り口からして仏塔が奉られているチャイティヤ窟という形式だな。



八角柱の回廊の奥に仏塔が鎮座する。



天井や柱にもびっしりと絵が描かれている。第10窟自体は第1期に作成されたが、絵画は後の第2期に描かれたそうだ。



目の高さにはガラスの防御が。風化による痛み防止ではなく、いたずら書きからの防御だとのこと(情けない)。



入り口が大きく、採光もバッチリ。



この巨大な空間をコツコツ削って作ったというのだから…。



こちらは描画する際の色作りに利用したパレットとのこと。



中央箇所にある文字が古語だそうな。



途中、箸休め程度のの岩窟。番号もなし。



お次は足元に狛犬みたいな彫刻が出迎えてくれる第11窟



仏陀の顔部分のみが残っている。



これこれ!仏陀が座禅でなく、椅子に座る像。わずかに着色の後も残る。



入り口の天井にはびっしりと鳥や花の絵が。ちょいとペルシャの趣を感じるな。



中は補修中。



本尊の仏陀。



足元はほうれん草、ヤギ、獅子に加えてひざまずく信者が。獅子といっていたけど、古代インドで獅子の存在を知っていたんだね。



最初はこんな道も無く、1つ1つの岩窟を見るためにロープを伝って上り下りを繰り返さなければいけなかったという。炎天下の中で、上り下りの繰り返しは勘弁だよね・・・。



第12窟はヴィハーラ窟のつくりで、損傷も激しいとのこと。



天井のひび割れにはガラスを打ち込んで補強だとか。柱もつけて補強しているらしい。



第13窟もヴィハーラ窟で、こじんまりしたもの。



第15窟もあっさり。仏像の頭部部分が後で補修されているのが分かる(色艶が異なる)。



2頭の象に迎えられて第16窟へと。



階段途中には蛇の化身ナーガが。釈迦が悟りを開くときに守護したのが蛇だといわれている。蛇ってヒンドゥーに由来するものだと思ったけど、仏教にも由来する物語があったのか(今知ったよ)。



お次は第16窟



中はこんな感じのヴィハーラ窟。



天井を支える彫刻。なんだかギリシャの趣を感じる。



褐色の肌と細長の目がインド+ペルシャの趣を感じる。



内部壁画の保存状態もなかなか。これは戦争のシーンかな。



有名らしい白い巨象。



内部の様子、暗い…。



これは何だろうな…。



肌の色が違う人物が描かれている。左に描かれているのは仏だろうか。



お次はチャイティヤ窟の第19窟



入り口のデザイン&装飾が美しい。これも後付けの彫刻だろうといわれている。



こちらの窟にはスタッフが居た(座っている女性)。奥には仏塔+釈迦が(それとも仏?釈迦と仏の見分けが分からないけど…)。



上部の彫刻と柱の足元。足元の彫刻は、本当に天使のようである。



仏画も沢山。



見事な仏塔で、上部にもそれぞれを支える彫刻が。何を意味しているのかな?



お次は第20窟



上も下も怠りなく、しっかり彫刻が施されている。



う~ん、こちらも照明が良い感じ。



上部に位置する2つの像は釈迦に首飾りをつけようとしていそうだ。



椅子に座する釈迦と天井画。



素晴らしいな~。



次の石窟までは少しだけ歩いて。途中冷たくて気持ち良さそうな水が勢い良く流れている。ここの辺いったいの岩場は染み出しの水が豊富で、この水によっても遺跡が傷んでしまっているとのこと。たしかに、ちょろちょろというレベルではなく、かなりの水量があった。



お次は第21窟



シンプルな正面。



青や赤の色が残る。



こちらの彫刻は乳繰り合ったりして、なんだかカジュラホっぽいぞ。あれにくらべたら、まだまだマイルドだけど…。



お馴染み仏陀と両脇の像。三尊像スタイルだ。



椅子に座り、かつ後輪が見える壁画。周りには信者の姿も。



そして奥の本尊。どこの岩窟も、これくらい照明が明るいと助かるんだけど。



第22窟は閉鎖中。



お次は第23窟



第23窟の入り口はこんな感じ。



柱の彫刻も綺麗だ。例のごとく、天井を支える可愛らしい彫刻。



内部は未完成状態。



お次は第24窟



こちらも製作途中だ。製作の過程がうかがえる。コツコツ削りだして、空間を作っちゃうんだから大したものだよ。暗くてジトジト暑い中、のみを打つ作業は過酷で作業だったろうね。



やってきた第26窟



正面2階建てのつくりからチャイティヤ窟だな。



中に入るとバッバーンと格好良い仏塔+仏陀が鎮座している。アジャンターはこの石窟が見たかったんだよなぁ~。これこれこれ!



このあばらのようでいて体内を思わせるつくりと、ガシッと不動の仏塔に加えて照明の当たりがグッド。これ全部、岩をコツコツ掘り抜いて作り上げたものですからね!凄いよ(ごくり…)。



壁面の座する三尊方式の彫刻も素晴らしい!



この三尊+上部に天子のように首飾りを持つ形式が多かった。



こんな感じで、ずら~っと仏陀が居並ぶ。素晴らしい!格好良い!迫力満点!



仏塔の裏から上を覗いたところ。こちらは照明もバッチリで内部もなかなかに明るい。



仏塔の裏をぐるりと廻って反対の壁。



足元は蓮の葉を支える者が。



仏陀を取り巻く彫刻がみっちりと凄い迫力だ!これは降魔成道というらしい。仏陀があらゆる悪魔の攻撃、誘惑を排除、説き伏せて悟りを開いたという。迫力ある渾身の作だ。



その横にはインド最大の涅槃像が。上部も怠りなく彫刻が施されている。



涅槃像の全体、こんな感じ。全長7.3mの涅槃像だ。



仏塔+仏陀の全貌。



足元には何があったんだろう???



近づいて、もういっちょパノラマ!素晴らしい…。しかも、座禅することなく座するこの足がね。足元には獅子と象も従えているよ。



上部の彫刻もみっちりと怠りなく、その素晴らしさに圧倒されてしまう。白い着色も見られて、完成当時に日の射す石窟内は明るく綺麗で神々しかったんだろうなぁ。



内部から外を見たところ。



仏塔の上部と頂上。壊れてしまった何かがある。カンさんは猿だといっていたけど、面影もなく。



いやいや、素晴らしいよ。



こちらは製作途中のもの。



そして、柱上部に色鮮やか残っている、どこかギリシャテイストを感じさせる天使(?)は右から見ても左から見ても、こちらを見ているという錯覚絵だ。



これはダンスなのか戦闘なのか???



む~ん満足な第26窟を後にして、再びぱちり。



第27、28窟は未完成状態だ。



馬蹄形のアジャンター遺跡を望む。この岩壁に沿って崖の上から作業場となる寺院に降りて(当時は通路無し)、灼熱の太陽の元コツコツと掘り進めたんだから…。本当、凄いの一言。まさに秘境に作り上げた壮大な寺院群。その制作現場を生で見てみたいものだ。



満足して帰りましょうと、駕籠屋のサービスが。この駕籠屋は、後ろ向きに乗せたまま進んでいきました・・・。



帰り道にカンさんの親族が経営するという石屋さんに。この辺は良質の石が取れるそうだ。そんなにも強烈ではなかった売込みを断って、お店を辞することに。



喉が渇いたのでパイナップルシェイク(30ルピー)を1つ。本当はマンゴーシェイクが良かったのだけれど、マンゴーの季節は過ぎ去っている。パイナップルシェイクを飲み終えて、店員進めるモサンビージュース(オレンジみたいなもの)(25ルピー)を追加注文。



遺跡には猿がかなりいて、駐車場は車の上をバッコンバッコンと縦横無尽に飛び跳ねていた。



さてと再びアウランガーバードまでの2時間の道のり。歩きつかれて、途中幾度かの睡魔に襲われながらの帰宅。



これがデカン高原というやつだな。



こんな道を通ったり。



途中、通った高速道路。ツアー料金には含まれていないので、別料金。往復28ルピーくらいだっけかな。



前にいる人物は、昔聞いたことがある、勝手に窓拭きして料金をねだるというものだっ!



宿に戻って屋上にて一休憩。



周りを散策、小さなスーパーを物色だ。



晩御飯は、前日に目をつけていたNEW MARATHAなるレストランへと。



めっちゃローカル食堂で、英語メニューはおろか英語が通じる人がいない…。ちょうどガイドブックを持っていたので、写真を見せてプラーオなるご飯ものを食べたいとアピール。



出てきた雑に盛り付けられたプラーオなるチャーハンの類。ボリュームあって、これだけでお腹一杯になってしまった。



普通に相席で座ってくる人たち、人の入れ代わりが激しく、地元でも人気の食堂みたいだ。ISOを高めているから明るいけど、かなり暗めの店内。プラーオを食べ終えて、チャパティーを頼んだらカレーも一緒に出てきた。これってセットで頼むのが基本メニューなんだろうね。ついでだから食べようと思ったけど、さすがにカレーはお腹に入れることができず、差し戻してチャパティーのみをモグモグ。