インド:エローラ遺跡+ダウラターバード


昨日と変らぬ朝を迎えての6:00宿の前。



ドライバーのKishorがこない・・・。



散歩がてら駅まで歩いて朝の茶を飲む(5ルピーだっけかな)。



6:30頃に宿に戻るとKishorが来ていた。では、行きますかね。本日は北北西に40km行ったところにあるエローラだ。



昨日アジャンターへ行って道の程度が良いと分かり、オートリクシャでも良いかなと思ったけど、さすがに30分超乗ることを考えると、車の方が快適で早いだろう。



そんな訳で、車にて気持ちの良い朝を疾走。



今回の旅行では、それ程邪魔されることのなかった牛君。



途中、岩山を利用したDaulatabad(ダウラターバード)なる砦を通過。こちらはエローラの帰り道に観光するとしよう。



山を越えて、そうこうエローラの入り口にやってきた。では、奥のジャイナ教より・・・、ということで『奥のジャイナ教へオートリクシャだと何ルピーくらいかな?』と聞いてみた。前情報によると道が狭く、離れたジャイナ教の第30窟以降はオートリクシャじゃないと行けないとあったのだ。するとKishorが、『ん?車で連れて行ってあげるよ』と。あれれれれ、車でいけるんだ。



車でサクッと、到着したのはジャイナ教の第30窟~34窟だ。さて、本日も怒涛の一人撮影大会が始まるぞ!



先ずは第31窟(だっけかな?)



おぉ~! 水の染み出しが酷いけど、ジャイナ教だよ。



何故なら、この真っ裸にてフルチンスタイルの無所為なる教えがジャイナ教 。その戒律は厳しく、殺生厳禁はもちろん、突き詰めていくと菜食主義も農作業中に土中の虫を殺しかねないと食べ物さえ摂取しなくなるとか。つまり、断食死することになり、最も理想的な死に方だったとか・・・。ブリザリアンになることができれば、生きながらえたでしょうに。



ジャイナ教本尊。三尊形式は変らず、フルチン姿でないと素人目には仏教と違いが分からず。



獅子にまたがるところ。



天井には蓮の花が彫刻されている。これも岩をコツコツ掘り進めた賜物ですからね。天井に蓮の花を掘り出すって、大変な作業だろうな・・・。失敗したら、どんどん天井が高くなっちゃうよ!



なかなかに感心して、お次は第32窟だ。



ここは第16窟のカイラーサナータを模して作られたという。



パノラマ合成ゆがんでしまったが、ドッバーンと直島の「I LOVE 湯」がごとく、巨像が迎えてくれる。う!なんかすげぇ!それを思わせる迫力が、門をくぐってすぐさま感じさせられる。



こちらの第32窟寺院は2階建てのつくり。アジャンタでもそうであったけど、元々岩だけの塊から、これを掘り出したんですからね! 写真じゃ分からないけど、2階天井より水が滝のごとく滴り落ちる。こちらも水による浸水で損傷してしまっているんだろうな。



数々の彫刻!ジャイナ教の開祖マハービーラは釈迦と時を同じくした時代を生き、ニガンタ派からジャイナ教を確立したそうだ。



1階本尊に設置されている、多分マハービーラなんだろうね。こんな暗いところで、どうやって作業を進めたんだろう???本尊はシャッター時間5秒+ヘッドライトをチラチラ当てて撮影。



2階部分へ急な階段を上っていくと。



立派な彫刻が!象にまたがるものと獅子にまたがるもの。頭上のものは豊穣の証し、マンゴーだとか。



大広間も日が射し込んで素晴らしい!中央天井の蓮の花と柱と日の光で壮麗さ満点だよ! 蓮の花がシャンデリアの様でもあり、洋間の趣を感じる空間だな。



今度は正面より大広間を撮影。う~ん、素晴らしい!



本当に真っ裸じゃないものは仏教と違いが分からんな。



先ほどの1階部分を眺めてみる。滝のごとく流れ落ちた水が貯まっているのが分かる。ってか、マジで元々岩だけだったものですよっ!



楽器を拭いているかの様にも見える、可愛らしい像。



2階の小部屋部分。すげ~な~!ん!?



なんだか、ひょうきんな天井画も。ダンスをしているところかな。



2階より駐車場を眺める。こんな感じでオートリクシャじゃなくても入れる。



こちらも小部屋。



見事な彫刻の数々。これが1つの岩からコツコツ生み出される様はどんなだろう・・・。高速カメラにて、製作過程を見てみたいよ!



2階部分より隣の第31窟へと続く。



こちらの部屋も素晴らしい。



こちらも楽器を吹いているのかな???



こんな感じで岩をくりぬいているのが良く分かる。綺麗に削られた壁の向こうは岩山だ。のっけからジャイナ教の第32窟にしてやられてしまった。この先どうなるのよ!期待と興奮が沸き起こる! これだけでも、かなり満足なんですけど!



車で移動してやってきた滝の脇にある第29窟



入り口とスロープの配置がハトシェプスト葬祭殿を思い出す。入り口の両脇には狛犬みたいな獅子(?)が待ち構えている。



スロープを伝って寺院に入ると右手の壁にドッカーン!と、彫刻が。下に位置するのはカイラーサ山を揺り動かそうとする魔王ラーヴァナ。



足元にはベロを出しているのか(?)陽気な彫刻と、上部には天女の舞う姿が。



こちらは怒れるシヴァ神。



岩窟寺院内部、すげぇ~!!広い!!エジプトの大柱列室を思い出したよ。



中央に祭られているリンガとそれを守る神々達。すげぇ迫力があるんですけど! 神々達、迫力あって格好良い!なんか肉付きというか体格の感じがファラオのようにも見えるな。



その他、彫刻色々!



寺院の端に行くと、ちょうど滝が見える。下の通路を通れば隣の石窟に行けるんだけど、通行止めであった。この第29窟は本尊を中心に三方に、入り口が設けられていた。それぞれに狛犬のような像が作られているけど、顔がなんだか丸っこい。



お次は第27窟(第28窟を逃したみたい・・・)。



滴り落ちてくる滴を回避して石窟に入ると、赤みがかった色が残る彫刻が。なんだか阿修羅像みたいだ。



これは???なんだかケンタウロスみたいだ。



これは???なんだかアヌビス神のようだけど、いのししに変したシヴァ神。



滝の方はというと、こんな感じで行き止まり。



プレートが見当たらなかったけど、第26窟



入り口の広間の奥に。



リンガが奉られている。



柱の彫刻と、リンガを守る神に頭上には天女が。



お次は第25窟。



正面にリンガの安置室。



お次は、第23窟,第24窟



階段を上って、最初にあるのが第24窟か?



リンガとそれを見守る(?)顔が!!なんだか珍しい構図だよ!! 顔だけ列挙がなんだか、アンコールトムを思い出す。



第22窟は補修中。



お次は第21窟



階段登るその先は、象さんがお待ちかね。



華麗に舞うシヴァもお待ちかね。保存状態良く、優雅な感じが気に入った。



そのお隣には、乳房豊かな女神達。



再びカイラーサ山と魔王ラーヴァナ。



牛にまたがる誰だろう??? 今HP書いていて知ったけど、エローラのヒンドゥー時院内で最も美しい彫刻だとか。個人的にはさっきのシヴァの舞のほうが美しいと感じるな。



迫力あるリンガの守護神。



こちらが第21窟のリンガ。



お次は第20窟



こんな感じでこじんまり。



お次は第19B窟



広い、がらーんとしたもの。



お次は第19A窟



こんな感じ。



お次は第18窟



こじんまりとした岩窟寺院。



お次は第17窟



こんな入り口で。



再び牛にまたがる女神。今調べてみたら、アスラという水牛の悪魔を退治するドゥルガー女神とのこと。



ぽっちゃり体系の三尊形式。ぱっと見、仏教なんだかヒンドゥー教なんだか。



柱の彫刻。三曲法の立ち姿に三尊形式で頭上には首飾りを持った天女という基本パターンだ。



奥に位置するのはガネーシャ。



本尊のリンガを祭る小部屋。



柱の彫刻が狛犬というか鬼瓦のような感じ。



柱の彫刻、こいつがお茶目なんだな。



さて、お次はついに最高傑作といわれる第16窟。逆光ながら、先ずは正面入り口をパチリ。



左脇より岩山を登って、先ずは全景をチェック!元あった岩山をコツコツ彫りぬいて生み出した、建築ならぬ彫刻の寺院! それがカイラーサ・ナータ寺院。100年以上かけてコツコツと20万トン以上の石を削りだしたという。



今までのも凄かったけど、こいつはずば抜けて凄い…。



なんだか3×3アイズに出てきたようなキャラクターだな。



こんな感じの左斜面、注意しないとすってんころりんと下まで落ちかねない。



しかし、すさまじいスケールの彫刻寺院だ。カイラーサ・ナータ寺院、恐るべき産物だ。



凄いっしょ!この寺院!



建築中、いや彫刻中の姿を生の目で見てみたいものだ。



奥までやって来たので、もう一枚パノラマをパチリ。左下にぽつんと見えるのが人の大きさ。その巨大さに圧倒され、下を見ると、その高さに足元がすくんでしまう。



左右にも彫刻を施す念の入れよう。



第16窟のカイラーサ・ナータ寺院だけは前面に庭がこしらえてある。



正面右側までテクテク歩いたところ、最上部は岩肌を利用して高さを最大限に活用しているのが分かる。最初、この岩山上部に立って、カイラーサ・ナータ寺院の設計をしたんだろうか。岩山より寺院を生み出すその想像力たるやいかに!!



失敗の許されない、一度限りの彫刻をこの巨大さで・・・。



面パノラマ撮影。ちと歩きつかれてきた・・・。



正面ゲート(このゲートもでかい!)をくぐると、正面壁に大きな彫刻が。



正面壁を左に巻くと巨大な象とオベリスクを待ち受ける。確かにジャイナ教の第32窟が、このカイラーサ・ナータ寺院を模倣しているのが分かる。



踊るシヴァ神。



こちらは怒れるシヴァ神かな。足元には首を駆られた者たちが。



瞑想するシヴァ神?



上部には象と獅子(?)に跨って迫り来る迫力ある彫刻。



階段を上って2階へと。



なんだか中国っぽい雰囲気を感じる彫刻に色使い。



2階に上がって正面入り口方面にナンドゥー(牛)堂があって、中心にはシヴァ神の乗り物である牛が鎮座する。



こちらがゴープラムなるヒンドゥー教寺院の門だ。



人だかりがいて何があるのかなと思ったら。



こんな見晴らしが(特に何もないね…)。



きびすを戻して本堂に向かう。おぉ~!本堂内部は豪華な建築様式、いや彫刻様式だ。その照明の当たり具合といい、厳かさを感じるぞ。明かりの届かないこんなところも、コツコツと・・・。本当に恐れ入る作業だ。



こちらが本尊内部のリンガ。天井には綺麗な蓮の花が彫刻されている。今までのリンガ本尊に蓮の花ってあったかなぁ???



2階部分の彫刻数々も素晴らしい。



あんなところからコツコツと掘り進めてきたわけですから。



なんだか仏教ぽい顔も見られた。



んで、こちらがラーマーヤナの物語。とても長い物語らしい。



カジュラホっぽい、ちょっぴりエロティックな彫刻。猿顔のハヌマン神だ(カジュラホも行ってみたいなぁ!)。



世界を支える象たち。あまりの重さに、首に皺ができているというけれど、これかな?



一番奥より、たまらずパノラマ撮影。これが全て同一の岩からできているんだから・・・。



対のコーナーで、もういっちょパノラマ撮影。改めて凄いな・・・。



寺院を取り巻く回廊が、これまた・・・。これ全部岩をくりぬいているんですからねっ!



リンガを取り囲む顔、シヴァ神+パールパディ妃、何かを倒すシヴァ神。



珍しく馬車に乗って弓をいるシヴァ神、リンガ内の神(←かぐや姫みたいだ)、リンガ(?)を抱く神。



ハヌマン神、横たわるシヴァ神(かな)、ガルーダに跨っているというシヴァ神。



いったい、どれだけ彫刻すれば気が済むんだか。



柔らかく肉厚感じる彫刻。この後、カップルが像に腰掛けて記念撮影していた。こんなことしているから彫刻が壊れていくんだな・・・。スリランカでは旅行客が仏像に腰掛けて、腕を壊してしまったという話があるけれど、インドでは日常茶飯事で起きていそうな出来事だ。



カイラーサ・ナータ寺院でお腹一杯、疲労蓄積ながら、お次は第15窟



暑い陽射しの中、階段を上って。



シンプルなゴープラム。



染み出しの水が沢山あるので、この窟に限らず水が貯まっていたりして蛙や蟹なんかを良く目にする。左下にちょこんと白いものが蟹。近づくとサササササと水の中に。よく見ると、何匹もの蟹がいた。



なんだかアパートというか学校のようなシンプルなつくり。



1階部分は何もなかったので、2階に行ってみると。



あらま!と彫刻の数々。



2階からの眺め。



迫力あるシヴァ神。



華麗に舞うシヴァ神。



なんだか廃墟アパートの様でもある。もしくは、解体前のビルといったところ。柱に丸い穴でも空いていたら、爆破前のビルだよ。



これまたシヴァ神。右足のものはリンガ?かな。



奥の様子はこれまた趣がある。



シヴァ神とパールパディ妃に天女かな。



自然光が射す寺院も、照明と違う渋さがある。



これ全部2m超の彫刻ですから。もちろん、岩をコツコツと・・・。



こちらの第15窟彫刻も見ごたえがある。



2階の正面には牛が鎮座してリンガを向いている。



お次は第14窟



やや、こじんまり。これでも岩からコツコツ削りだすのは大変だろうけど。



内部の様子。



壁の彫刻以外はシンプルなつくり。



右手に持つのは蓮の花?左手には女神を抱いて、足元は蛇だろうか???



遺跡内部の全景はこんな感じ。



お次は第13窟。空っぽみたいなので、入り口から撮影して終了。



お次は第12窟。ここからは仏教寺院だ。



門をくぐっていくと。



パノラマ合成が綺麗じゃないけど、こちらも第15窟みたいにアパートのような佇まい。



1階の本尊に鎮座する仏陀。



綺麗に削りだされている小部屋には仏陀と壁面にも仏陀、そして天井には蓮の花が。このスタイルはジャイナ教、ヒンドゥー教にも見られて、当時の流行のスタイルだったんだろうな。



2階部分に行ってみる。本当、見事に削りだされた内部。現代のビルといわれても疑うことない景観だ。



2階の本尊はこうもり除けの網戸が閉められたままだった。



3階へと。



本尊左の壁には仏陀がずらり。



3階の本尊も網戸が閉まっていたけど、近くにいたスタッフが開けてくれた。しかし、この本尊を囲む壁の彫刻も素晴らしい。日の当たりがまたグッドだ。 足を垂らすスタイルと、両脇で立する仏陀が腕を組むのが珍しい。



当時の着色が残る。こちらの仏陀は後ろが通路になっていて一周できる。仏陀の右上にはお互いに腰を抱く天女の彫刻もあった。首飾りをかけにいく様子ではなかったなぁ。



お次は第11窟



こちらもアパートスタイル。仏教寺院はジャイナ教やヒンドゥー教と違ってヴィハーラ窟があって、僧房といわれる生活の場が一緒になる作りになっている。なので、このようにシンプルなつくりで生活しやすいようになっているのかな。



1階部分の本尊。



2階にあがって。



本尊の仏陀。



足元には水がめのようなものをささげる信者と何者かを踏みつけるなんだろう???



あれ、こっちが本尊だっけかな。っていうか各階に仏陀がいる場合は、一番上の階が本尊になるのか???



3階部分に上がって。



椅子に座するスタイルの仏陀。



石窟寺院奥の様子も好きだな。場所によってはコウモリの住みかと化していて糞尿の匂いが酷いけど・・・。



お次は第10窟



おっと、この様式は。



チャイティヤ窟のつくりだ。



天井のつくりが好きだな。



さっきまでヒンドゥー教を見ていたので、リンガに見えてしまう(同じな着想から得ているかもしれないね)。



向こうに滝が流れる。



お次は第8窟



基本スタイルの三尊方式だ。



ヒンドゥー教のような本尊を守る神々。



お次は第7窟。がらんとしたヴィハーラ窟だ。



本尊には仏陀と壁にはヒンドゥーっぽい女神が。縁の取り方や体系が、まるでヒンドゥーだよ。同じ時代を経て、受け継がれてきたのが良く分かるよ。



隣にあるのが第6窟



お次は第5窟



エローラ最大の内部空間を持つとのこと。これまた、良く彫り抜いたよね。



脇侍の女性の胸のふくらみが珍しい。ヒンドゥー教やらジャイナ教の思想が、区別なく混在していたんだろうね。



向こうには作りかけの柱がある。



滝の裏側に石窟寺院を作った形だ。



お次は第4窟と。



第3窟



こんな感じ。かなり小さいつくりだ。



犬が寝そべっていたので、外から本尊を望む。



第2窟



なかなか巨大な彫刻が並ぶ。力強い足の太さだ。逞しい!



本尊を守る神と天女の姿も。



しっかりと大地に足をつける仏陀。



良い感じで石窟寺院内に日が射す。



お次は第1窟。がらんとした製作途中。



端っこの第1窟より中心の方を見渡す。



ちょいと休憩しつつ、中心のカイラーサ・ナータ寺院に戻ってきて、名残惜しんで再びパノラマ撮影。



帰り道に軽く昼食。歩き疲れて腹減った~てな感じ。



ダールとチャパティにガーリックナンを頼んでみた(美味い)。






移動してやってきたのは、行きがけに通り過ぎたDaulatabad(ダウラターバード)。観光前に茶をすする。色々ある中で、このビスケットが香ばしくて一番美味しかったな。



インド人て、細身で長身の人が多い。



ティーブレイクを終えて、暑さの中、突撃!



砲台やら60mの戦勝記念塔。



雲が出てくれると助かるけれども、結構きつい日射しだ。



汗をかきながらテクテク。お茶して涼んだ体もすぐさま熱くなって、滴り落ちる汗。



階段、なげぇ~。予想以上に長かった。



見晴らしはこんな感じ。地元の観光客も多く、写真を撮っていると『写真をお願い』というジェスチャー。良いよと言うと、撮影じゃなく一緒に写ってくれと。きた~!外人と一緒に写真撮影。この後もたびたび写真を請われて、勘弁。



容赦なく暗い階段を通る。これマジ暗すぎて危険。帰り道はその暗さに大渋滞を引き起こしていて、ライトを持っていったら一躍ヒーローになって道を掻き分け先頭を歩かされてしまった。



容赦なく階段が続く。



これが最後か!?と思うけど、頂上にあらず。



ようやく辿りついた最頂上部。日射しを遮るものがなくて暑いのと、まわりのインド人がやかましく、早々に退散。



まさしくデカン高原というやつかな。インドって大国だよな~と思わせる広大な台地。



足早に来た道を戻る。途中日陰で休憩すると地元民が、なんやかんや話をしてきてうざったい。『カーキー?カーキー?』何かと思ったら『country』のことであった。なんたる訛りだ。



こんな階段を上ってきたのだ。



あちこちに猿がいた。



助手席にて何度も睡魔に襲われながら、アウランガーバードに戻ってきてジュースタイム。実は旅行に来てから気付いたのだが、作成した簡易スケジュール表が実際の旅程よりも1日短くて、余分な1日ができてしまったのだ。むぅ~、困ったとガイドブックを眺めて挙げた候補が↓これ。


1.プネー(Pune)訪問 ←興味あるところがない!
2.シルディ(Shirdi)と言う本家サイババ(カリフラワーヘッドではなく初代のほう)の町訪問 ←これちょっと良いかも!
3.ロナー(Lonar)のクレーター訪問 ←Kishorが提案してきた



ジュースをお代わりして、明日の旅程を相談。当たり前ながら、Kishorは「3」を進めてくる(そりゃそうだ)。今にして思うと「2」にしておけば良かったなぁと思うけど、遺跡三昧で自然美も見たくなったこともあり、「3」をチョイスしてみた。でも、ロナーなんて、ガイドブックにも載っていないし、期待しちゃいけない場所だなと言うことだけは念頭に入れておいた。



お金が足りなくなったのでATMへと。地元の人もかなり利用していたインドのATM。



昨日から始まったガネーシャの祭り。町の至る所で、ガネーシャ像が飾られていた。何故だか昼間は垂れ幕で隠して、夕方頃からご開帳という具合。



適当に入ったお店にて、ラッシー、チャパティ、マサラドーサ(中にカレー味のポテトが入っている)。この辺では綺麗なレストランになるのかな。英語つきのメニューありなレストラン。