マレーシア+ラオス+タイ旅行:ヴァンヴィエン→ノンカイ散策→マラッカ移動編
今日はラオス最終日。タートダムを通り過ぎて向かうは。
おなじみのタラートサオのバスターミナル。
行く先は友好橋にて、メコン川の向こうにあるタイのノンカイに行くのだ。
バスを降りて出国手続きを行う。
事前の調査では入場料が取られるとあったけど、そんなこともなく。
こちらの窓口で20B(≒\60)もしくは4000kip(≒\40)のバスチケットを購入して、水色の服を着たおじさんに手渡してバスを待つ。
バスはすぐにやってきて、出発。
シートはカッチリしてゴージャスバスにして(ラオスならスーパーVIPバスといったところか)、メコン川を渡る。
あぁ~、なんだか見通し悪くてメコン川が良く見えない!
あっという間にタイ側の入国管理局に。到着カードをもらえる窓口で受け取ってカキカキ。
入国して最初に目があったオッチャンと、値切り交渉することもなく契約を結んでしまったよ。
タイにやってきた目的は友好橋を渡っての越境もあるけど、ブッダパークの製作者がノンカイでも同じようなものを製作してたから。
製作者のルアンプー・ブンルア・スラリットはラオスでの革命から逃れて、タイのノンカイに亡命したのだ。
そして、ノンカイではメコン川を挟んでブッダパークの対岸に位置する場所にワットケークを作った。
ちなみに、タイではワットケークでは通じずゲオグーと呼ばれている。そして、こちらの寺院(公園?)は現役として使用されている。
外国人料金20B(≒\60)を払って園内へ。騒がしい犬たちに追い立てられる象君。
タイでは犬の口は口の悪い人を意味しているんだそうな。
うーん、原付にまたがっていたりして、犬たちが良い味を出している。
ベヘリットを食らうもの再び。
今日は晴れ男パワー発揮!暑い!
ナーガもでかい!
基本的にヴィエンチャンのブッダパークと同じようなものがゴロゴロ。
こちらのワットケーク(ゲオグー)は、大きなオブジェが沢山。
むぅ~、てな感じで園内テクテク。
ブッダパークと違って、こちらは観光バスが乗りつけて、観光客もじゃんじゃか。
しかし、良くもまぁこんなに沢山作ったものだ。
デメキンみたいなオブジェ。もちろん、口の中より中に入る。
デメキンの横には、豚やら牛やら犬とかにまたがる神々。
なんだか見慣れてきたオブジェたち。
こちらは「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿のように一生を意味しているのかな。
いずれは墓場へと・・・。
オブジェがあり過ぎて、売店横にもひっそり。
こちらは2体かと思っていたけど、奥にもデンデンデンと!
仏を拝むガネーシャ。何でもありですな。
こちらは僧たちが寝泊まりする建物かな。
靴を脱ぐのが面倒で、入り口で引き返してしまったけど、建物内部にサイババやら何やら色々面白いものあるらしく残念!
そういえば、先日2代目サイババが死んじゃったね(予言より早かったみたいだけど)。3代目はいつ生まれ変わってくるのかな。
やや食傷気味・・・。
惰性で写真を撮っておく。この辺で人もちらほら写りこんで、その大きさがうかがい知れる。
こちらも、ひっそり敷地の奥の方まで陳列。
なんだかインドっぽい趣のオブジェ。
予想以上に早くワットケーク(ゲオグー)を見終えてしまって、やることもないのでノンカイの駅見学へと。
当初はバス、電車のそれぞれを使って越境したかったんだけど、電車は片道で1日に2本という少なさにして時間が合わずに断念していた。
が、駅に着いたら9:00便が1時間30分遅れということで、まだ居るじゃないか!という訳で、すぐさま切符を購入(20B≒\60)。
遅れているというバンコクからの列車を待つ間、ノンカイ-タナレーンの2両列車を見学。
こちらはタイ側の運転席とその先。
待っている間暇だったので出国手続きを済ませておく。
係りの人居るのかなぁというプレハブの窓を開けるとクーラーの冷風が気持ち良く流れ出て来て、おじさんがスタンバイしていた。
『切符は買ったのかい?』と聞かれて切符を見せると、いきなりノリノリ♪モードになって『OK~!You
are No.1』と一番乗りゲット。
1:30遅れという話であったが、なかなか来ないので『やべ!国境越えて時差が発生してる?』と思ったけど
時差がないことを確認して、ほっとしていると1時間50分程して汽笛が聞こえた。
ちなみに出国手続きを終えた後なのに、あちらへこちらへ散策自由の野放し状態。
列車がようやくやってきたよ~。
これまた暫くしてして(乗客のタイ出国手続きを全て終えてから)、ようやく出発。
トータル2時間20分の遅れだよ。バスでの越境の方がサササと事を済ますことができるぞと。
行く先のタナレーンは寂れた場所だし…。
とりあえず、気持ち良く列車はGO!
空いた車内にて見通しも良く、遅れが生じた電車に感謝!
これが友好橋!中央部分は両国の国旗掲揚。この解放ぶりがバスにはない魅力だな!
列車の後ろは、すぐさま車が続く。友好橋は橋の中央を列車が走るので、どちらかでしか利用できない。
友好橋を渡り切ってしばらく直進。
辺鄙な駅、タナレーンに到着!
早速入国手続き。こちらの顔を見ることもなくサクッと入国手続きをしてくれた(マジッ?)。
偽造パスポートで越境するなら陸路に限るなと、いつの日かのために記憶しておく。
欧米人はビザ取得のため書類をカキカキ。
寂れたタナレーンにはバスなんぞ運行してなく、足元を見られたトゥクトゥクを利用することになってしまう。
でも、バスが走っている幹線道路までそう遠くないはずと、陽炎が見えるかのごとく向こうへとテクテク。
マジで熱いよ・・・、とテクテク。ちなみにトゥクトゥクだと100B(≒\300)料金。
この辺の地域だとバーツ支払いの方が一般的みたい。
1.5km程も歩いたころ、後ろからやってきて、原付に乗った女の子が目の前で止まった。
ん?何?乗せてくれるの?と後ろにまたがると出発。特に言葉を交わした訳じゃないけど以心伝心。
ってか、小学校5,6年生の彼女、原付運転してるんだ…(何故にわざわざ乗せてくれたんだろう?)。
幹線道路に出たのでお礼を言って原付を降ろしてもらう。
緊急食料としてカバンに入れていた日本のカリントウをあげた(美味しく食べてくれたかな?)。
バイクから降りると少女は引き返して帰っていった。あれ?ついでがてらに乗せてくれたんじゃなかったの?
幹線道路をテクテク。さすがに車の往来が激しい。JITなのか大きなトラックもずらりと路駐。
腹が減ったので、その辺のお店に入ってみた。
野菜と豆腐のスープであるケーンチュートタオフーが欲しかったけど、ないというので
地元民が食べていたフーなるベトナムで言うところのフォーを注文。
ハーブやインゲンみたいなものと一緒に出てきたフー(15000KIP≒\150)。
卓上の調味料は何もいれずに一口してみたけど、辛いっ!!!先日キャミーが地元のものはもっともっと辛いと言っていたのを思い出す。
『辛い~!』とリアクションに正面のおっちゃんが笑う。いや、マジ辛いっすと目の前のハーブとインゲンをぼりぼり(生野菜大丈夫かな?)。
幹線道路をテクテク歩いていると、ローカルバスが後ろからやって来た際にクラクションで教えてくれる(=何処もがバス停)。
タラートサオに着いて、隣の市場でドライバナナを購入して食す。
程よい甘さとパリパリ食感が美味しい。空港行きのバスを聞いた兄ちゃんが、さも自然にバナナに手を伸ばす(おいおい)。
さて、バスターミナルで空港方面のバスを聞くけど、バスはないという(そんなことはないと思うのだが)。
仕方がないのでトゥクトゥクで空港へと。空港に入る幹線道路でバス停があったから、やっぱりバスで来られるはず。何番線なんだろ?
さすがヴィエンチャン、空港到着時のフライトスケジュールは5便のみ。
これくらい閑散としたフライトスケジュールなら、わかりやすくて良いね。ゲートも3つしかなかったし。
そしてクアラルンプールに到着。相変わらず遅い入国手続き…。
今回のマレーシアで攻める場所は、ちょいと離れた場所ながら世界遺産の街であるマラッカ。
以前にS君がぶらりと一緒に行こうよと誘ってくれた街。企画は実現しなかったけど、マラッカの見どころは何だろう・・・と、
結局、訪問直前でも見どころは見つけられなかったけど、クアラルンプールは飽きたし、どうせなら世界遺産の街へと行くかてな感じ。
知ってはいたが、クアラルンプール到着時は既にシャトルバスが終了していたので、リッチにタクシーでマラッカへと!
ドライバーだったサイフル・ディーンは同い年にして良いやつで、途中寄ってもらったお店でジュースもおごってくれた。
大枚はたいたし(\5000弱)、彼がドライバーで良かったよ。責任感もあって、最後まで一生懸命ホテルを探してくれもした(感謝)。
本日の宿はあらかじめ決めておいたFENIX INN。なかなか綺麗なホテルでロケーションも良いぞと。
湯沸かしポットも設置のサービス。でも、石鹸を設置し忘れているんですけど。