年末年始、中東旅行(ドバイ編)
朝、目覚めてホテルの窓よりペトラの景色。丘陵地帯に広がる街だ。
昨日は到着遅く入ることのできなかったペトラ遺跡へと、いざ!
こんなところをザッザッザと歩いて行く。S君と『ついに来たね~』と。
途中、早くも遺跡がチラホラ。結構歩くので乗馬サービスで遺跡へ向かう人も。
ここからシークと呼ばれる両端が崖の細い道をテクテク。シークの下部には水通しの溝がある。
結構良い感じの岩壁で、登れるんじゃないかなーと眺めつつ。
両端のがけは高く、30m超はあるぞ。
既に摩耗してしまっているけど、途中の壁には彫刻があったりして。
『広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のようなインパクトでそれは現れた。』
そんな一節が思い起こされる登場の仕方であった。わかっていたけど、このドキドキ感ある登場、良いねっ!
こーゆー印象ある現れ方って、カンボジアのアンコールワット以来の様な気がする。
そりゃ、映画でも使われる場所だよな~と納得、納得。
はやる気持ち抑えつつ、シークを抜けるっ!
これが有名なエルハズネ!
彫刻は完全とは言えないけど、まあまあ残っている。
先日のペトラ遺跡ビデオで軽く勉強しておいたけど、地下にも建物があると近年発見されたとか。
入口と中の天井はこんな感じの彩文模様。中には何もありません。
コスプレした人と一緒に記念撮影もできる。
強者なのか天然なのか、S君チップも払わずに写真撮影してもらう。
おっと、こっちからのアングルも良いんじゃね?とエルハズネをパチリ。
ペトラ遺跡は敷地も広く、先はまだまだ。メインとなるエルハズネを後にして先へと。
この辺は岩壁に遺跡が続く。
ここにはトイレやお土産屋さんもあって一息することができる。
もちろん、お茶なんてすることなくズンズン進む。左に折れて犠牲祭壇やライオンのモニュメントを見て回ろう。
結構な斜面をえっちらおっちら、体もポカポカに温まる。
こりゃ山岳トレッキング状態だよ。
途中ロバとすれ違い。頼めばロバで回ることもできる(もちろん、有料)。
ひたすらテクテク。
そういえば、結構良く見かけた猫たち。
途中、お土産屋さんもちらほら。
なんかカフェが出てきたけど、右手の展望台の方へと。
展望台の眺望はこんな感じで気持ち良い!しばし、気持ち良い風に当たって休憩。
向こうの方はホテルが立ち並ぶペトラの街。
ペトラ遺跡って、こんな景観もあるんだね。
展望台の先端の方まで行ってみた(さっきの写真とほぼ変わらないけど・・・)。
先端に立つ様子をパチリ。
ここにも猫が。頂上の様子が、シギリアロック@スリランカのようだ。
再び先ほどの所へ戻って。
石の積まれたエリアを抜けて。
こんな感じで石が積まれていた。
奥へと歩いて行って、下の谷へ降りてメインストリートに戻るという感じ。
途中、こんな所を抜けて。
ライオンのモニュメント!
上から流れ落ちてくる水が、ライオンの口から湧き出ていたという。
こんな顔だったのかぁ~。
間近で見るとなかなかの迫力。完成形を是非とも拝見したいところだ。
ここから階段を一気に下る。
この辺の彩文具合が、また凄い。
誰かが色をこねくり回したパレットなのかと言うほど。
そんな彩文に驚きつつ、遺跡もあちこちにと。
こちらにも猫が日向ぼっこ。
遺跡はもう、食傷気味です・・・。
でも、この天井はまた凄い!
そろそろメインストリートに戻る。
こんな所をテクテクして。
さらに奥地にあるエドディルへと目指す。再び坂道を行くのであるが、ロバの糞があちこちに。
途中、脇にあった「翼をもったライオンの寺院」とやら。
なんだか、面倒になって望遠で撮影して終了~。
振り返ってみた。こんな坂道をえっちらおっちら。
昨日仕入れたパンをつまんで、ちょいと休憩。
振り向くと、真後ろにロバ君がっ!何かおねだりしにきたのかな?
思ったほど時間はかかることも無く。
エドディルまであと一歩。このすぐ右側から、その存在感がプンプン。
ドッバーンと、保存良く佇むエドディルだ。格好良い!
そして、美しい・・・。
そのまま、エドディルを過ぎて奥へと。
その前に、正面からのパノラマもパチリ。
エドディルを後にしてテクテク。
この先に、見晴らし良いところがあるらしい。
砂に埋もれた遺跡たち。エルハズネも、最初はこんな感じだったのかな。
先へと。
行きつく先の景色はこんな感じ。強い日射しと心地よい風の中で一休憩。
で、再びエドディルの所へ戻ってきた。売店には果物もあったりして、何でもあるな~。
帰りは軽快に下り坂をテクテク。通り過ぎるロバ君に道を譲ること度々。
エドディルから戻ってきて、ちっぽけな博物館からの景観。
凱旋門を通って、ビザンチン教会へと向かうことにした。
円柱が立ち並ぶ様から、かつての巨大さがうかがい知れる。
しかし、歩き回って疲れてきた。一緒しているS君は結構体力あるな・・・。
で、こちらがビザンチン教会。
モザイク画が綺麗に残っている。
教会の両端、床にモザイク画。
こんなデザイン。
結構な疲労感ありつつも、次に向かうは宮殿の墓とか沢山の墓がならぶエリア。
ビザンチン教会から向かうと、途中こんな所を通り抜けて。
後ろを振り返って、さっきのビザンチン教会。本当、何もない不毛の大地だ・・・。
そして、正面に目を転じると連なる墓たちが圧巻だ。
これだって、相当な大きさ。左のぽつんとしたのが人の姿。
疲れた体にムチ打って、次々と墓を見ていく。
墓の中は、こんな感じで本当何もない。
内壁は綺麗に仕上げた処理の後が。
この先がローマ円形劇場だ。
トレッキングスタイルで杖を持つ人もちらほら。それ、正解だな~。
こちらが、ローマ円形劇場。
ふーん、と言う感じで見終える。
ラクダたちと元来た道、エルハズネへと向かう。ちなみに、ペトラ遺跡では、ラクダやロバのサービスは
縄張りが決まっているらしく、通しでのサービスは受けられないみたい。つまり、何度か乗り換える必要があるとのこと。
彼らも、共存の為に管轄を分けてサービス提供しているんだなーと。
さて、重い足を引きずってテクテク。
再び戻って来たエルハズネ。日の射し方で様々な色合いを見せてくれるというけれど。
ベンチに座って暫く眺めていたけど、その変化を知ることはできず。
ラクダがやって来るその様は、映画のワンシーンの様であった。
風が冷たく感じるころ、シークを通って帰路へと。
こちらはローマ時代のダムってやつだな。
軽快に馬車が通り過ぎていく。ペトラ遺跡でぐったり疲れて、場所を利用する人も結構いた。
そいえば、良く見かけたipadを持って観光する人。
時代はデジカメじゃなく、ipadスタイルか?
ようやくシーク入口まで戻ってきた。
で、ペトラの街へと帰って来た~。くたくただよ。
振り返ると夕日とペトラ遺跡が良い感じ。
遺跡の入り口で明日のタクシーを予約。
ペトラ遺跡からイスラエル国境までで65JD(≒¥8100)。
ホテルに戻って荷をとき、どこへ夕飯を食べに行こうかと。
トリップアドバイザーで見つけたレストラン。
こ洒落ていて、一人じゃ絶対に来ない場所だよ。
出てきた前菜。
この豆ペーストに野菜とマトンを挟んでいただくホブスは超美味い!
何枚でも食べたくなる美味しさだよ~。思わず、虹村億泰の様に「ウンまああ~いっ!」と叫んでしまうほど。
食後のデザートはワイルドにリンゴとオレンジがドドンとそのまま供される。
満腹にして夜のペトラをテクテク。途中、クラクションを鳴らし続ける車の一行とすれ違ったけど、何だろう?
チラ見したcave
barも良い感じでした(チラ見しただけで直帰)。