年末年始、中東旅行(イスラエル編)

 


残ったビールをペトラの青空にかざして、ゴクゴク飲み干し1日が始まった(イスラエルへの越境、荷物検査うるさいので)。


昨日予約したドライバーはきちんとやって来て、真摯な態度と色々プランを提案してくれてグッドなドライバー。
坂の街、ペトラともお別れだ。


最後にペトラの街を見せてくれるドライバー。しかし、今日のペトラは寒いっ!


途中、脇に入って、再びビュースポット。向こうに見えるは古城らしい。


風がビュービュー寒いっ!


あの辺は人が住み込んでいる地域だとか。


暫くドライブして、別のビューポイント。


彼は車中ではたばこを吸うことなくマナーのある人であった。でも、タバコを吸いたくて度々ビューポイントに止まってくれたのかな?
中東は喫煙者にまだまだ寛容で、お店でも人前でもところ構わずスパスパやる人沢山。喫煙者天国の地域だ。


写真じゃ分かりにくいけど、綺麗な豆腐状の岩がゴロゴロしていて、いつ落ちてくるのか?と。


山岳地帯をブーンと走って。


お茶屋さんで一息。


こんな景色が広がる。やっぱり不毛の大地だな。


これから通って行く道。


長いドライブで、ようやく山岳地帯を抜けた。


この辺は野菜や果物の栽培も盛んらしくバナナやトマトを栽培しているという。
こちらのトラックはトマトを満載していた。


そうこう、到着したイスラエルとの国境。


さて、さて、どうなる越境と思ったけれども、すんなりと入国することができた。
今後の旅行計画でシリアとか訪問する予定はないけど、スタンプどうするか聞かれて、思わず別紙でお願いしてしまった。
別紙も受領できるから、パスポート本体に押印されなくても、イスラエル入国スタンプを持っておくことができる。



入国済ませて市内までのバスの中。市内に近づいて、もう大丈夫だよなとデジカメ出して撮影開始。


途中何度か止まったりしながら。


バスはエルサレムへと。


この城壁、旧市街のものだなっ。


バスを降りて、とりあえずホテルに向かってテクテク。


街中はゴミが落ちていたりして結構汚い。


現金をゲットしてほっと一息。S君のおかげで、ホテルまで迷うことなくすんなりチェックイン。


S君が遅い昼飯にするという。ヨルダンで食べたホブスは、ここではピタいう名称。


いくつかサイズがあったけど、自分は一番小さなピタを注文。これでも、中身ぎっしり満腹ものだ。
そして、お味はヨルダンのものと変わらなく豆ペーストやら何やらで美味しさ絶品!12ILS(≒¥280)


腹ごしらえ終えて旧市街へと城門をくぐり抜ける。


ついにエルサレムは旧市街へと!


これがエルサレムか。


子供たちがワイワイ遊んでいる。


でも、あまり綺麗なところじゃないな。


ゴミ収集にトラクターも入り込む!


あちこちで販売されているパン。
旧市街は、キリスト教徒地区、ムスリム地区、アルメニア人地区、ユダヤ人地区が大まかに区分けされていて、
その地区ごとに雰囲気が違っている。歩いていても、なんとなく雰囲気違うなーと感じられる。


商店街は何でも揃うと言った感じ。


服やスイーツとなんでもござれ。


お肉や魚も。


エルサレムを散策。縦横無尽に張り巡らされた小道が『リアルロールプレイングだね』と。
「コマンド→話しかける」なんてことしたくなる雰囲気にして、階段もあったり入り組んでいて、方向感覚がないと危険!


生墳墓教会へとやって来てみた。
そう、イエスが磔に処せられたゴルゴタの丘に建てられたといわれる教会だ。


日の当たる十字架が神々しい。


ここが生墳墓教会の入り口!
キリスト教信者にとっての聖地だよ。


中に入って最初に目に入るのがイエスが息を引き取った後に香油を塗ったと言われるところ。
教会内はごらんのとおり撮影自由な雰囲気満々で、ありがたく撮影に興じる。


あちこちでフラッシュがたかれていて、厳かさも何もない。


こちらはイエスの墓。重厚感あるお墓で何かを封印しているかのようであった。


墓の中に入れるんだけれど、長蛇の列にして外から眺めるだけにしておいた。


聖ヘレナ聖堂へと。なんだか、歴史の重みを感じる場所を巡っているんだけれども、無知の為、特に思うことも無く・・・。


こちらに来ると、人も少なく、ちょっと落ち着いた感じ。


記念撮影する人たち。


こんな感じで、人が居ないと厳かさを感じられる。
ここは「世界の中心地」なんて言われているみたいだけど、その所以は?


で、こちらはイエスが十字架に磔けられたところ。


回転早く、サクッと行けそうなので列に並んでみた。
なんだか、キラキラするものが沢山並んでいたぞ。


こちらの穴が十字架の立てられた場所(と言われている)。
並んで触って、手を突っ込んでみた。


写真じゃわからないけど、ろうそくの炎と相まってキラキラした場所。


2階より入口の様子をうかがう。


定例のツアーだとかで団体さんがぞろぞろ。


地下に行ってみた。


こちらのモザイク画が有名みたい(サクッとスルーしてしまった)。


さらに地下へと。


敬虔なキリスト教徒さん沢山いました。


持参した聖書を置いてひざまずき、熱心に祈りをささげる人。
一生懸命写真撮影をする人。沢山の人が聖墳墓教会へと。


壁に刻まれた十字架の数々。千体仏を思い出したよ。数は力なり、想いなり。


再び旧市街の商店街(?)をテクテク。


美味しそうだったお菓子&パン屋さん。結局買う機会を逃してしまった。


そして、向かう先はthe western wall


皆、ぞろぞろと向かっている。


厳重なセキュリティーチェックを抜けると。


おぉ~!テレビ画面を通してしか見たことのない景観がっ!


ちょうど軍のイベントを実施していたのか、音楽鳴り響く中。


嘆きの壁へ向かう途中、キッパが手渡される。これを被ってないと先へと行けない。


ドドーンと立ちはだかる嘆きの壁!『う~ん、来ちゃったね』


記念撮影する団体さんも。


嘆きの壁に近づいてみる。


願いを記した紙片を隙間に挟むということで、壁の隙間はぎっしりミチミチの状態。


日も暮れ始めて、頭がちょこっと見えるのは岩のドーム


警備に当たるイスラエル兵士は、気楽な様子。


ゲートを抜けて。


ダマスカス門より旧市街を後にする。
しかし、縦横無尽にして上下もありと、かなり入り組んだエルサレム旧市街です。