クライミング(2日目)@三宅島
本日も目覚め早く、大路池へとやって来た。本日は目的抱えて、ヨモギを摘もうという魂胆。
何故なら、宿のお母さんが、『ヨモギを摘んで来たらヨモギ団子つくるよ』と言ってくれたので。
ちなみに、早朝目覚めたのは布団の中で肩がズキズキと痛かったから・・・
(前日のクライミングのせいで)。
とりあえず、大路池の様子は見ておきますか、と。
昨日もそうだったけど、早朝からバードウォッチングをしに来る人ちらほら。
花より団子。バードウオッチングよりヨモギ。ヨモギ団子
のために、ヨモギを摘もう!
ヨモギを摘んで帰ると、朝食後に手際良くサササとヨモギ団子をこしらえて、お弁当に付けてくれた!
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本日は岩場@三宅島のトポを無料配布してくれている沖倉商店さんへと顔を出してみた。
先ずは駐車場からの眺めにおぉ~っと。『ここテントはるのに最適だね』と。
店内は壁なんかあったりして。
クジラの骨を持ってみたら(棒状の方)、重い!
色々販売グッズなんかを眺めつつ、トポもありがたく受領。
本日向かうは、PO壁!隣の黒潮壁も合わせて訪問できるぞ。
軽自動車じゃないと無理な細い道を通って車2台でいっぱいいっぱいな駐車スペース(?)へと。
御蔵島を望みつつ、てくてく岩場へと。
てくてく下って、右へ折れると岩場が見えたぞ。漆黒の海岸はアークレイリへ向かう途中で見たアイスランドの海岸を思い出したよ。
絶対に転びたくない溶岩地帯をテクテク。
海岸へと降りてきた。目の前は滝が流れ落ちる。
思っていたよりも長い岩場エリア。本日は既に2人パーティーが登っておりました。
所々、鳥の糞で汚い…(登りたくないな)。
この辺も避けたい所。
岩場をテクテク突き進むと。
岩場のトンネルがあって、そこをくぐるとPO壁から黒潮壁へと。
こちらも岩場が続いています。
昨日の2人組さんと再びお会いする。しかし、こちらの壁は出だしから被っていますね・・・。
とりあえず、PO壁のお手軽課題からやってみますかーと。
PO壁の奥エリアとなるまずはここから(5.8)に挑戦。
M隊長の後に、リード&トップロープのハイブリッドでK隊員がアタック。
縦も横もパノラマ良いねと、曇りがちだった空が青空へと。
潮が満ちてくると、「まずはここから」も怪しくなるということで4人終えて撤収、お昼にした。
宿にお願いして作ってもらったお弁当と、急きょこしらえてくれたヨモギ団子!(美味しい&感謝!)
そして、昨日のヒザラガイをカットし始めた・・・。カットを終えると海へとすすぎに。戻って来て、皆で食すことに(それ程美味しくはなく)。
岩の上に石が微妙なバランスで並ぶ。
日陰を探してお昼を取った場所にある霧の中(5.10a)でもやりましょうかと。
もちろんM隊長に行ってもらう!滝の横をワシワシと何だか画になるぞと。
最初の曇り空はどこへやら、太陽燦々で暑い!
暑い~なんて言っていたら、M隊長そつなく霧の中を落とす。
自分はトップロープにて、サクサクッとおこぼれいただいた。
やっぱり、自分で開拓も必要だよねと、三宅イントロダクション(5.9)やってみることに。
が、その意気込みはすぐさま打ち砕かれることに・・・。出だしを終えての左トラバースが難しい。
打ち込む適度なカムが無くて、「ちょっと大きいなぁ」なんて打ち込んだカムでテンション。
「結構効いているもんだね」と思った数秒後に「パチンッ」
とカムが外れてあわやグランド直前。
情けなくも選手交代、M隊長に変わってもらうことに。
どっきどきな左トラバースを終えて、後はジャミングを決めつつワシワシ(さすが!)。
結構潮が満ちてきたね。満潮までもう少しだから、もちっと波が迫って来るよと。
こちらでゴロリとなって登りを見ていると、時に強い波が迫ってしぶきが飛んでくることも。
無事に落としてクライムダウン。『出だし後は5.9以上はある難易度だよね』の言葉に『ですよねー』
と。
これがトップロープでのぬくぬくクライミング。いや、上部もきちんとジャミングで行くことにしたので、あちこち擦り傷つくりまくり。
ちなみに、写真の場所がカムが抜けて落ちた場所。足元つるつるにしてジャミングも決まらずに、おっかない場所であった。
トップロープなのにジャミングでクタクタにして、身も心もボロボロになってクライムダウン。
程良い時間になったので、パッキングして撤収ですな。
さっきのところに各々石を追加。
こんな感じになって岩場を後にした。
今日も海辺で見る夕日が良い感じ。
帰りは岩場を直進して近道コース(ゴツンと岩におでこをぶつけてしまったよ)。
おでこをさすりながら、皆が登るのをパノラマ撮影で待つ。
最後に坂を上って停めておいた車の場所へと(はぁ~無事に帰ってこられたよ)。
眺望良い沖倉商店へとやって来てみたけど、残念ながら、本日は綺麗な夕日を見ることできず。
では退散しますか、今晩のおかずは何だろな♪と皆で晩御飯を楽しみに宿へと帰るのであった。