お出掛け メキシコ(ウシュマル編)


翌日は8:00に2等バスターミナルから出ているであろう、遺跡巡りのATSバスに乗るべくホテルからテクテク。昨夜、チェックインの際にスタッフに聞くと遺跡巡りATSバスについて全く知らないのであった(まじ?)。



通学中の姿を見かけつつ、気持ち良い朝、気持ち良い街並みをテクテク。メキシコシティに比べると湿度アップで今日の行動は更に疲れそうだぞ。



やってきた2等バスターミナル。窓口に行くと遺跡巡りバスなんてないよと(マジ?)。実際には全く英語が通じなくて、コミュニケーションを図ろうともしないスタッフとのやり取りで、何とかバスが無いことを把握。その後、念のために隣の1等バスターミナルで確認して、やはり遺跡巡りバスはなく、戻ってきて別の担当者に再度ヒアリング。こちらの担当者も英語は駄目であったが、何とかコミュニケーションを図ってくれて、どうやら遺跡巡りバスは土曜限定らしい ことを知った。仕方なく9:00発のウシュマル行バスチケットを購入。まぁ、この疲労度の中で複数遺跡を巡るのもしんどく、ウシュマル限定もありだなと。

ATS社のTour a la Ruta Puucという周遊バス。ウシュマルの他、カバー、サイル、シュラパック、ラブナ遺跡を巡ってくれる。遺跡を単にめぐるだけなので、入場券は各自で購入が必要。また、各遺跡の滞在時間は運転手の判断で決められる。



8:00出発準備していたのに9:00出発となって、時間たっぷりあるので、近くのお店にて朝食をとることにした。



皆が買っていくサンドイッチを指さして、『僕にも1つおくれ』とジェスチャー。サンドイッチぱくついてバスのチケットを確認。帰りのバスは12:40、15:10、17:40のいずれかである。帯に短し襷に長し…。疲労もあるし、ゆったりのんびりプランで遺跡をダラダラ散策して15:10のバスで帰るとしよう。



3つ販売のパンチョスを身振り手振りで2つ購入。まあまあのお味であった。



時間も余っているので、明日の「メリダ→チチェンイッツァ」と「チチェンイッツァ→カンクン」のバスチケットを購入しておく。こちらも英語が全然通じないけれど、モニターの時刻表をお互いに指さしながらのチケット購入(全然英語が通じませんなー)。



やってきたバス。ATSバスではなくSURバスであった。



乗り込む!今回はセキュリティーチェック無し。



ウシュマル(UXMAL)方面へと。



1時間超ほどか、ウシュマルに到着した。バス乗り場から遺跡入口までテクテク。



遺跡の入り口に到着。でかっ!立派!入口入ってすぐの売店ゾーンはATMもあって、凄いぞ!



チケットは入場券+税金をそれぞれの窓口で購入。



チケットを係員に渡してウシュマル遺跡へと!(わくわく)



一番のお目当てである魔法使いのピラミッドがすぐさま出現!こちらは、小人によって一夜でピラミッドが築かれたとい伝説がある。



これこれこれ!この婉曲ある特徴的なピラミッドが見たかった!この曲線部分がスカートと言うか、ガンダムのバウンドドッグを想起させる!ちなみに、このピラミッドの正面に立って柏を打つと音が反響して(どこにだろ?)、何とも不思議な音が反響する。「キュルルン」とその音は、何だかケツァルコアトルの鳴き声を想起させるものである(もちろん、聞いたことないけど)。



横に移動しながら、もちろんパノラマパチリ(良いね~)。



視界の端でガサゴソと。あちこちでイグアナを見かけた。



三角アーチの石組。



雨神であるチャックがびしばし。



目と口の開きっぷりが良い感じ。



魔法使いのピラミッド正面へと回ってきた。正面に坐するはリンガ 。え?中米でもリンガを祀る風習があったのかと、知らんかったよ。



かなり急な階段と、神様と思われる装飾。



なんだか、可愛らしい装飾。



とりあえずで尼僧院と呼ばれている建物の中庭。ツバメがびゅんびゅん辺りを飛び交う。スリランカを思い出したよ。



写真じゃ良く分からないかもけど、こんな感じでびゅんびゅん飛び交っていた。遺跡の建物内部に巣が沢山。



中庭に降りててくてく。



正面建物の壁装飾模様。



凹凸感満載な装飾。幾何学模様と、この装飾をプウク様式 というらしい。



改めて中庭をパチリ。



尼僧院を抜けて、例の球戯場。



体力はないけど、時間はたっぷりあるので奥の方にも行ってみた。



朽ちた遺跡があった。彫刻もしっかり残っている感じか?奥の建物は修復の跡あり。



戻って、総督の宮殿を望む。

 


総督の宮殿の敷地端にあるのは亀の家。名前のとおり壁面には亀の彫刻が並ぶ。こちらも内部はスズメの巣が沢山。



相変わらず、あちこちにイグアナ。



総督の宮殿の正面にはピューマの像。



あちらに倒れかけの石柱らしきものは?リンガ…かな?向こうに見えるは魔法使いのピラミッド。



総督の宮殿の階段を登る。



こちらも三角アーチあり。綺麗な構造だな。



総督の宮殿より亀の家と魔法使いのピラミッドを望む。空が広く雲が立ち込めているなー。



そのままグランピラミッド へと。



なかなか眺望良し。眼下に見えるは鳩の家。壁の部分だけが残っている。右の写真は3組のカップルがキスをしての記念撮影。この記念撮影の前にも後にも、グループやカップルでキスしながら、何度も何度もキス写真を撮っておった…。好きだなー。



あまりにも時間を持て余しているので、こちらにて暫く休憩。ビーチヨガとか高原ヨガなんてあるけど、遺跡ヨガ してみた。



身体をほぐして階段下りる。



先ほどの鳩の家をチラ見。



総督の宮殿に戻って来て、再び木陰で休憩。



こそこそとイグアナ闊歩。ゴミ箱の中も漁っておった。



猛烈な疲労を感じて入口の売店エリアに戻ってきた。高いけど、マンゴーシェイクを飲んじゃおう!(50MXN≒400円!)



お高いマンゴーシェイクを飲んで、ごろりと休憩。最後に再び魔法使いのピラミッドをしばらく眺めていた(蚊がやって来る)。



そろそろバスの時刻かなぁ~と遺跡を出て、大通りまで歩く。



あれ~誰もおらんな?と一人通りでバスを待つ。水溜りに鳥がたくさん集まっていた。



あれ?とよくよく見たら、離れたところに沢山の人たち。そして15:10予定のバスはなかなか来なく…。



30分ほど遅れてバスはやって来た(もっと長く感じたよ)。皆、遺跡を回って疲れ果ててたので、いつ来るんだよ~という感じであった。



メリダに帰ってきたー。



メリダのカラフルな街並みと青空が良いっ!



シャワーを浴びて日も暮れてきたころ、晩御飯を食べにホテルを出た。



教会そばの食堂街へと。



頼んだナチョスは強烈なボリュームを露わにして、半分も食べられなかった。その量と味付けに辟易。



市内を散策しながら、1本道をずらして中心地へと行ってみた(この辺はちょっと暗かった)。



中心地に行くと明るく華やかさが出てきた。



街の中心地には立派な教会もあり。街は完全ヨーロッパ風だし、巨大な教会もあるしで、その植民地時代の長さと地元民への虐げを感じずにいられない。



明日のランチも用意しておかねばなと言うことで、見つけたパン屋さんでパンを購入。レジ反対はバーガーキングであった。