お出掛け メキシコ(チチェンイッツァ遺跡編)


今日もメリダの朝は気持ち良く。



昨日と同じお店で朝食。



あれ?昨日と比べてアミーゴサービスになっているのかな???(具沢山)



本日は1等パスターミナルにて8:30のバスでチチェンイッツァへと。そこから16:30のバスでカンクンを目指す。バス網の充実と、チチェンイッツァで荷物預かりサービスもあるので、移動しながら次の目的地へと行けるのが嬉しい!



移動は中型のバンであった。綺麗で快適なバスなのだが、自分の割り当て席は後輪の上で座り心地良くない。こんな時に限って、座席指定がきちんと守られるのって、どうなのよ(最初は先頭に座っていたんだけど)。



そうこう、チチェンイッツァ遺跡に到着。こちらも立派な入口です(中のお店も充実しているんだろうな)。



トイレの横の細い道をテクテク行くと、奥に荷物預かり所あり。こちらに大ザックを預けて遺跡へGO!



チケットを購入したら、ここを通って遺跡へと。



朝だったので、お土産屋さんも品物を陳列して準備中。



お土産屋さんストリートを抜けるとババーンとククルカン神殿 。そう、春分と秋分の日に太陽角度とそれで生じる影を利用してククルカが降臨してくるという有名なピラミッド!



ククルカン神殿を横目に通り抜けて、ジャガーの神殿へと。可愛らしいジャガーがちょこんと。



そのまま、球戯場へと!



こちらが噂の球戯場。ゴム製のまりでサッカーの様な競技をする2チームのプレイヤー。勝敗でチームのキャプテンが生贄になるのだが。



勝敗は、壁の上部にかかる穴の開いた石にボールを通すこと。当初は負けたチームから生贄が選出されると考えられていたが、現在では、勝ったチームから名誉ある生贄が選出されていたとも考えられている。何かの本で読んだけど、興奮状態にある生贄は、心臓を取り出される際に、恍惚の表情さえ浮かべていたという(マジっすか)。



球戯場の壁下部に刻まれたレリーフ。



球戯場の反対側へとやって来た。球戯場の壁にはククルカン(=ケツァルコアトル)。



それぞれの建物は生贄に供された場所?王様も閲覧した貴賓席?なのかな。



こちらは頭骸骨の台座。壁面はずらりと骸骨のレリーフ。



こちらはジャガーと鷹の台座



壁に刻まれているジャガーは心臓を食らっていました。



戦士と鷹と沢山の蛇。



心臓をささげるための台、チャックモール。



お土産屋さんが再び並ぶ北道を抜けてセノーテへと。



やってきたセノーテ。綺麗じゃないっす。



元来た道を引き返す。お土産は、よくよく見ると、手造りであった。他にも木を削っている人なんかも居たりして。こんだけの人がお土産作りに励んでいて、誰か1人くらい傑作を生み出すレベルの人なんか現れないのかな?



で、ククルカン神殿ある広場に戻ってきた。


 



左に目を転じて戦士の神殿



離れないと見えないチャックモール。そう、生贄の心臓をささげる台座。



戦士の神殿、やってきた。



千本柱の間を抜けて、戦士の神殿を横から。千本柱の数凄い!戦士の神殿も横から見るとすっきり綺麗!



特にこれってわけじゃないけど、こんな広場。遺跡の石があちこちに散乱。



あまり人も来ない、奥の方の市場跡へとやって来た。よくよく見ると石垣は加工した石を綺麗に積んでいるんだね。こんな所にもお土産屋さんが並んでいて、ほとんど人が来ないこの場所で、売り上げもなかなかに立たないだろうね。



再びククルカン神殿。ここは、ククルカン神殿を中心に周辺の遺跡を巡る感じになる。ちなみに、ククルカン神殿の明暗は日の当たり具合のせいではなく、修復が半分だけされているため 。これは、修復具合がオリジナルを着実に再現させていることの証明の為に取られた手法なのだとか。



記載はあるけど、地球の歩き方には名前も書いていない遺構。



その辺の日陰に腰かけて昨日仕入れたパンを食す。左のカップケーキ状のもの、もぐっとするとコーンが入っていて、美味しかった!なるほど、と。単にデニッシュやブリオッシュっぽいものは良くあるけど、コーンを混ぜて風味を出すのはイケてるぞと。



セノーテシトロクとやらにやってきた。ここだけじゃないけど、遺跡ではあちこちで鳥の鳴き声が聞こえてくる。メキシコって遺跡巡りだけでなく、バードウォッチングとしても、良い場所なんじゃないのかな。



これは、何だろな。



これは高僧の墳墓。発見当時にこう名付けられたけれど、今では墳墓ではなく祭壇であっただろうと。以降は、前半の新チチェンイッツァに対して、旧チチェンイッツァ部分となる。もともと、こちらに築かれていたチチェンイッツァが一度衰退した後、数百年後に再び都市が築かれて新チチェンイッツァの部分ができたとのこと。



精密に天体観測していたといわれる天文台。その精密さは機械でなく目視で行うと、500年はかかるんじゃないかとも言われてる。



高さ13mの観測台は、損傷が激しかったけど、修復されたみたい。



向こうに見えるは魅力的なジュース販売所(ごくり)。



ククルカンは旧チチェンイッツァ時代から健在。



さらに奥に行ったところにあるエルアカブジブ(El Akab Dzib)。何の建物かな?左側の通路を抜けて。



中庭っぽいところ。新チチェンイッツァとは、明らかに趣が異なっている。



壁にはレリーフ。



雨神チャックが、ずらららら~と並ぶ。顔の境が分からなくなって、それぞれの片目で1つの顔に見えたりして。



大分崩れている尼僧院 。階段下にあるのはピューマかな?



入口の右側に大きな穴があった。金銀財宝があると思い込んで、過去にダイナマイトを仕掛けた結果と言う。



相変わらずよく見かける野鳥。こちらの鳥は縄張り意識が強いのか、体を震わせて鳴いての威嚇。



こちらは球戯場。新チチェンイッツァのものに比べると、だいぶ小ぶり。



これは赤い家だっけかな。損傷した石が、体育座りしているかのような趣であった。



一通り見終えたので、ククルカンの神殿へと戻ってきた。神殿を眺めながら暫しの休憩。空模様が怪しいな・・・。



でも、こんな雨雲の元で鎮座するククルカンの神殿もまた良し。



チャックモールも望遠撮ってみた。

 


微妙に角度を変えて再びパノラマ。4方の階段と最後の1段を合わせると365段 になるというククルカン神殿。秋分の日と春分の日のククルカン降臨 あり、暦を熟知して、それを盛り込んでいるピラミッド。そして、階段正面で柏を打つと、反響がこだま するという、機能盛り沢山なピラミッド!どんだけ凄いんだククルカン神殿!

 


ククルカン神殿をバックに金星の台座をパチリ。

 


金星の台座に掘り込まれたレリーフ。これまた興味深いデザインだ。



時間もあってお土産屋さんを覗いていたら、一雨ぱらり。傘を置き忘れて来てしまったので、お土産屋さんで雨宿り。



そうこう、ゆったり見学終えてバスの時間が近づいてきた。売店コーナーは何でもあって、ADOのバス予約もできるんだね。



駐車場に行くと、沢山のツアーバスがあって、「やべ!?自分のADOバス分かるかな」と。



坂の一番上に位置するのがADOの定期バス乗り場みたい。無事に乗車して、ずいぶんと高齢な運転手が乗り込んできた(大丈夫か?)。



チチェンイッツァを後にする。すぐに土砂降り状態となって暫く振り続けた。そして、永遠に続くかのような一本道。居眠りして目覚めると変わらない一本道 なのであった。運転手はよく眠くならないなぁと感心。メキシコでの居眠り運転事故ってどうなってんだろ?



メリダの窓口ではカンクンまで直通って言っていたけど、1か所だけ立ち寄った(どこだろ)。



街中を大型バスが徘徊。街並みも見れて、まぁ良しとしよう。



順調に高速運転でカンクンに向かう。



カンクンのバスターミナルへと。明日のプラヤデルカルメン行きのバスを予約しようとしたら、『頻発しているから予約なんてないよ』と。



でかいバスターミナルを出て、現在位置把握にちょと時間かかって(把握したころでGPS認識されたよ)、ホテルへと。



夜食はパラパス公園へと行ってみた。屋台が軒を連ねる。



こちらのお店を覗いていたら、後ろから来たカップルが『これ、美味いんだぜっ』というので1つ買ってみた。完全B級グルメ的な見た目のそれは、ジャンク的な美味しさがあった。食べ方難易度高で、食べるそばからポロポロ。



学生さんなのかステージ上でダンスを披露。ちなみに、見えているのは子供が乗って遊ぶ自動車。



老若男女が次々買うコーン物を買ってみた。一口すると『うげっ!』とマヨネーズとチーズのくどさにノックアウト 、そのままゴミ箱に・・・。



お店も沢山あるし、治安的に危険な雰囲気はまったくなし。街中はカップルや子供も沢山歩いているくらい。



スーパーへとやって来た。



申し分ない品揃え。



日本語「味」なんて文字も。



朝食付きの宿泊プランだったけど、明日の朝は早く、強いパン欲求という訳で無いけどパンを買うことに。ジュースばかりの飲料で、ようやく見つけたコーヒー飲料(別コーナーかつ品数少ない)。



夜22:00前の状態。パッケージツアーの申し込みブースがあちらこちらにあって、夜間到着でも翌日からすぐに遊べそう。ピースのお兄ちゃんには、自分は既にチチェンイッツァを訪れて来て、明日のセノーテも予約済みなんだよーと伝えたところ。