鑑賞のススメ エルメス レザー・フォーエバー展@東京国立博物館


  
東京国立博物館で開催されているHERMESのLeather Forever とやらに行ってきた(なんて言ったって無料ですから)。
最初、上野駅からテクテク公園内を歩いて行こうとしたけど、鴬谷から行った方が近いことに気付いて、こちらで下車。

 
事前に取得した引換券を渡して入場。目指すは表慶館へと!

 
こちらが表慶館。佇まい良し!な建物。大正天皇の結婚を記念して建築された明治末期の洋風建築。

 
入り口で受け取った入園券をこちらで入館チケットに引き換えてと。
QRコードで展示ガイドが参照できたみたいだけど、結局使用することなく・・・。

 
入ってすぐに、ワクワク感募る雰囲気。
ちなみに、無料イベントにして撮影自由!


ピシッとタイトに綺麗なレザージャケット。こんなの格好良く着こなせる様になりたいっ。
こちらは上品なレザージャケットなんだけれども、馳星周の『ブルーローズ』を思い出してしまったよ。
気になって「皮+ボンデージ」で色々検索してみたら、ブラウザの広告にボンデージが沢山現れるようになりました・・・。

  
こちら、素材となる皮が吊るされてた。何だか、エルサレムの聖墳墓教会にあるイエスが香油を塗られた場所を思い出したよ。


こんな感じの所。皮製品良し、建物良し。

 
最初の部屋に入ると小物製品がばばっと並ぶ。隣から『可愛い~』の声が。


こちらは大き目の鞄コーナー。A4サイズがすっぽり、仕事用に1つ欲しいところ。

  
こちらは、裁断の為の図面引き機械と言ったところ。くっきりはっきりな光の線が引かれる。


選り取り見取りな糸。固定式ゆえ回転して選び取れないのが残念な所であった。

 
誰もがうっとり、HERMESロゴ。自分の鞄にもガツンとロゴを入れてほしいものだ。


右側の壁に工房の皮収納棚の様子が巨大写真で展示。

 
出張ミニ工房では皮製品を仕上げるという。フランスから職人さんが1週間ほど滞在で担当しているそうだ。
職人さんちょっと離席の様で、皆暫し待機状態。その間、HERMESスタッフが小話をして場をつなぐ。


女性もの鞄がずらりと並ぶ。

 
こんな鞄1つくらい欲しいですわ。

 
次のブースへと。ブース間のつなぎはオレンジのHERMESケース。


ちょっと暗い部屋へと。

 
部屋に入るとビシッとライトアップされて存在感抜群なサイが視界に入ってくる。


こんなに大きなサイ。

  
歴史ある鞄がずらり陳列。

 
右の鞄はメッチャ大きかった。どんな用紙を入れるんだか、ていうか、鞄だけでメッチャ重そうだ。
ていうか、こんなの持ち運んで手提げした日には、下をガリガリこすってしまいそうだ。


良い感じの階段を登って2階へと。

 
青い照明と洋館の感じが相まって、次なるワクワク感募る。

 
これまた革製品がずらりっ(Leather Foreverだけに、そりゃそうだ)。

  
こちらの展示方法が気に入った。凛とした展示方法が良い感じ。

 
作品説明(時間無かったしあまり良く見なかった)。

 
HERMESと言えば革製品にして馬具のメーカー。余興でペガサス用の鞍を作ってしまったとか。

  
うなるほどお金を持っている人が注文するんだろうね。

 
ミニバッグが展示。そして野球のグローブもっ。HERMESのグローブってなんですか!?

 
皮のすだれをくぐって(重いっ、そして皮の匂いぷんぷんにして、滑り悪いのであちこちにまとわりつく)。


次なるブースへと。

 
靴収納ケース。こんなケースに入れる靴も無ければ、置くスペースもありませんわ。


次なるブースへと・・・。

 
その前に回廊にて最初のブースを上から覗いてみる。

 
躍動感ある馬の映像とともにあぶみを展示。

 
こちらはギターですね(何かエピソードがあるのかな)。

 
黄色い照明とシルエットが良い感じ。


お次は馬具のオンパレード。


ずらららら~っと空中展示。


足元の絨毯は砂地であるかのような。通路は絨毯で、展示場の下は砂地であった。


お次は。


ブーツがテクテク動く仕組み。

  
こちらは乗馬体験が楽しめる所。左右の風景が流れて行って本物のような乗馬を体験できる?

 
色々見せてくれますね~。お次は(わくわく)。

 
ハンドバッグに光を当てて展示。そういえばBVLGARIの展示でも同じような手法を用いてたな。

 
照明をバックに、ようやくきれいに撮影できた作品。

 
ビビビビビーッと蛇のように光が鞄の淵をなめていく。

 
巨大な鞄型の棚に鞄がずらり。

 
目が変になってしまいそうな照明のブース。

  
あちこち皮が用いられたバイクに、猿の人形。

  
怖ろしく値が張りそうなものばかり。

 
どれもこれも普段の生活で目にすることのなさそうな品々ですよ。


カメラ撮影も色が変になってしまったもの多数なブースでした。

 
途中で見かけたこちらは…、手に持つのはHERMESの白鞄ですわ。


最後に待ち構えるブースかなと。

  
入ってみて『うぉっ』と。


これは写真で見るよりも、実際にその場に立った方が作品をより感じられるものでした。


なかなかのものですねっ。

  
入場した時は夜モードで流れ星が飛び交うような。

 
段々と夜が明けて。

 
季節は変わっていって。

 
明るい日射しに。

  
夏モードに突入かな。暫く見入ってしまいました。
HERMES Leather Foreverを見終えて、満足な内容でした(お勧め!)。



こちら国立博物館の敷地内にある巨大な瓦。でか~。


気持ち良い天気、テクテク散歩。
これから水道橋まで歩くのです(大丈夫かな)。


空と日陰とほんのり残った紅葉が良い感じ。

 
携帯かざして紅葉撮影するオッチャンも良い感じであった(ほのぼの)。

  
ふと見かけた、藝大アートプラザなるもの。門構えよしっ。


ちょうど第9回藝大アートプラザ大賞が開かれてました。
作品の数々に感心してしまい、常設で販売されている作品の数々にも見入ってしまった。


素晴らしい作品と魅力的な商品を撮影できないのが残念なところ。
と思ったら、気になるガチャガチャが!原美術館と言い、美術館にあるガチャガチャって侮れないぞ!
ちなみに、横浜美術館にあるという『考えない人』の、ガチャガチャも非常に気になるところである。

 
帰りにふと気づいた鬼瓦。格好良すぎる!烏帽子のような鳥伏間 と鬼瓦が良いっ!

  
良く見れば、こっちも!そっちも!あっちも!格好良い!ってか、鬼瓦って良くなくね!?
そういえば、ラオスの寺院でも屋根が面白かったな~と。
これからは、上を向いて歩かなければっ。屋根(鬼柄)写真収集始めちゃおうかしらん。