鹿児島旅行(桜島一周、指宿のたまて箱、砂風呂@指宿):2日目
2日目にして最終日となる本日も気持ち良い青空!駅への道のり、それほど遠くないけれど。
昨夜に食後の散歩で見つけた
「かごりん」
の駐車ステーションが宿の近くにあったのだ。
これを使って駅まで快適に行っちゃおう~♪昨日借りた1日レンタル(24時間)の有効時間内だしね。
途中見かけたオブジェ。なんじゃろなと。
戦災復興記念碑
でありました。
気になるというか、昔ながらのパン屋さん(ミカエル堂)があって、自転車使って軽く外観チェックしてから鹿児島中央駅へと。
さてとで、
指宿のたまて箱
なる
IBUTAMA
の乗車チケットを発券してもらいましょうかね、みどりの窓口に行くと…。
何じゃこの行列は~!俺の発車時刻まで間に合うんかな(ドキドキ)と。ふと前方を見ると、!?
「インターネット予約切符 こちらの受け取り機でお受け取りできます!」とありますよ。助かった~!
こちらが無事に発券されたチケット。足元見るとアナログ看板に9:58のIBUTAMA残席数が「2」とありますわ。
やぱ、インターネットで事前に予約しておいて正解だよ(当然な行為だけど)。多分2席も、既に売り切れかもしれんな。
ドキドキ・ワクワクで乗車ホームへと!鉄ちゃんじゃないのにワクワクしちゃってるよ~。
鹿児島中央駅の駅案内板が渋い!西郷さんでごわすよ!そしてIBUTAMAやって来た!
ハーフ&ハーフというか、斬新なデザインはJR九州でもおなじみの
水戸岡鋭治!
駅に停車すると、プシュ~ッ!っとたまて箱の煙のごとく、扉からモクモク。
乗り込む直前に、外観をパチリパチリ!
乗り込んだぜ~!気合の入った鉄ちゃんは居ないらしく、ほぼ人がいない状態!
車内を走り抜けるぜ~!IBUTAMAのマークがあちら、こちらに。
木材の内装が良いですな。椅子はポップなデザイン生地ですよ。
暖簾も良いですわ~と、隣の車両へ。
いったん外に出て、改めての外観をパチリ!結構興奮していて、あちらこちらを無作為撮影!
こちらは浦島太郎の昔話!右側は
「浦島太郎の歌」。
五番まであるんですな。
後で知ったけど、こちらは3号列車で搭乗者が多い時に増設される車両なんだとか。椅子は全てボックスで特別感はちょと落ちる。
玉手箱に
言霊サービス
なるものが。こちらにメッセージ入れると、車内アナウンスしてくれるのだとか。
乗車記念スタンプも。列ができていたので、時間をおいて自分もスタンプ!
車内の本箱には本が並び、こちらには玉手箱もありましたよ。
車両の前方に行くと、記念撮影がされていた~!
興奮して撮影に興じると出発時間になって列車が動き出す。そしてワゴン販売がやって来た!
お隣にいらした方が、結構な鉄ちゃんで勢い良くオリジナルグッズを買ってましたよ。
自分はお腹いっぱいだったけれども、IBUTAMAオリジナルの
黒ごまぷりんと指宿温泉サイダー!
少々頑張っての飲食でしたわ。そして、電車が結構揺れるので、飲食も一苦労。
窓から見えるぞ、桜島!本日は雲がかかって全貌見ることできず。
窓からの海景色が良いですなっ。
これこれこれ~、
ガラス越しの海!お気に入りの1枚!
ワゴン販売の後は、記念撮影も!こんなに色々サービスあるなんで、凄いぞIBUTAMA!
こりゃ、ななつ星に乗ったら、色々と快適にしておもてなしのあれやこれと言ったサービスがあるんだろうねっ。
海と青空が気持ち良いわ~(さすが、俺、晴男!)。そして、途中(?)単線状態で左右は草木がぼーぼー。
草木が迫る情景+ポンピングする列車が、
タイでのローカル列車
を思い出したよ(線路状態が良くないので、電車が跳ねる!)。
こんな線路状態でも特別列車を走らせるサービスを開始したんだね、と。苦しい経営状況と言うか、Go出す決断に感心しちゃったよ。
そうこう、指宿に到着~。いやぁ、本当に満足な列車の移動でしたよ♪
なんだか、色々と特別列車に乗りたくなってきちゃったよ。調べてみたら、九州は色々あるんだね。
で、指宿駅の簡易写真展、回廊を通って。
改札抜けて、左手の方に駅のサービス窓口あり。こちらにてレンタサイクルを借りましたよ。
当初、バスでの移動も考えたけれども、自転車の方が圧倒的機動力あり!
こちらのレンタサイクルでは荷物も預かってくれる!とりあえず、砂風呂と海岸行くのでサンダルに履き替えてスニーカーを預けることに。
で、借りる自転車は電動機付き自転車!更なる機動力アップで体力温存しながら指宿を巡ることできる!
指宿でやることは↓の(1)~(3)。(1)と(2)は逆方向にあって、両方行くのは厳しいかなぁ(帰りの列車時刻的に滞在2~2.5時間)と
思っていたけれど、結構行けんじゃね?と。あと、調べている途中で見つけたgardeなるパン屋さん。ここ情報少ないけど、
写真からも分かるその実力の程。ここもマストで行かなければ!最初は行けたら的な感じだったけれど、マスト扱いになったよ!
(1) 砂風呂@砂むし会館「砂楽」(さらく)
(2) 陸繋島 or トンボロ@知林ヶ島(ちりんがしま)
(3) パン屋さん@garde (ガルデ)
先ずは砂風呂を目指してチリリ~ン♪ 誰もいない…、駅前近くの商店街が、寂しいですな…。
で、住宅地を走りつつ、のどかだなぁと。ふと小さな神社にマンホール(普通だね)を通りすがりにパチリ。
こちらは、小さいながらもボチボチの大きさだぞと、
若宮神社
へと。入り口にある石像は何者???
境内の案内板を見ても特に記載されておらず…。
こちらの手水舎はなかなか面白いですな。龍ではなく虎になるのかな?
なんだかライオンの様でもあり、温泉とかにありそうなデザインでしたよ。
拝殿までやって来てこんにちは。
↓
やってきた
砂むし会館「砂楽」。
立派な建物ですよ。
いざ、砂風呂へと!
入口でお金を払って、階下にある脱衣所へと。
外人も多いのか、順路に番号降られてましたよ(脱衣所辺りが1~4だったのかな)。
進んでいくと、砂むし温泉へと。
ビーチサンダルも用意されてました。
外に出た~。あそこが砂風呂だな。裸に浴衣と慣れぬ装いに、吹く風も気になるわい(はだけないよね)。
故におしとやかに階段下って、砂風呂エントリーの列に並ぶ(と言っても前に2人だけ)。
すぐさま順番やって来て、砂をかけてもらう。砂が熱い~、重い~。日射しもちょと暑い~。
係員はテキパキと、そしてカメラを持参していると、サービス良く、その様子もきちんと撮影してくれる。
そんでもって、最後は持参のタオルとカメラを丁寧に袋に入れて砂まみれにならないようしてくれましたよ。
普段から烏の行水だし、長時間は疲労してしまうので5分程度で抜け出してお風呂へと。
再び建物に戻って、こちらも分かりやすい浴衣の返却口!
浴衣を脱いだら、砂を流すためのお湯あり。個室のシャワーもあって、更に冷水器も完備!
と言う訳で、湯に温まって体をほぐす。
サササと終えて、ロビーに行くと、こちらにも冷水器サービス(むむむ、やりおるな!)。
当初は、昔ながらの施設で特に期待もしていなかったのだけれど、なかなかの設備とサービス精神。
指宿に来てお手軽な砂風呂体験なら、こちらの砂むし会館「砂楽」がお勧め!
↓
で、お次は知林ケ島(ちりんがしま)へと。道は真っ直ぐで迷うことなし!そして沿道にはレトロな建物があちこちに。
ありゃっと、瓦屋さんを発見!鬼瓦に鬼板が渋い~!
右手に立派なトラックを見つつキコキコ。
電動機付き自転車のおかげで快適に移動ですよ。
九州の南に位置する指宿。多くの飛行機が飛び立ったのでしょうね…(黙祷)。
以前に読んだ『出口のない海 』とか『永遠の0』を思い出して、切ない思いになりました。
今あるこの平和に感謝をしつつ、知林ケ島(ちりんがしま)へと続くキャンプ場へと到着。
広い原っぱの向こう側だわ~。広い原っぱに広がる青空。何だか、自分が今どこにいるんだっけ?
日本なのか、海外なのか、とそんな感じになりましたわ。
原っぱ抜けて、更に進むと島へと続いてそうな道が。おっと、QRコードでも潮汐の情報開示。
知林ヶ島(ちりんがしま)は、潮が引いたときに陸地(砂州)が現れて、離れた島へと渡ることが出来るのだ。
で、こちらが知林ヶ島(ちりんがしま)へと続く砂州。なんとなんとで、本日訪れた時間帯は干潮時刻にして渡ることのできる状況なのでした。
でも、台風近付いているせいか、波が高く、現れた砂州は渡ることできず…。と言っても、もとから滞在時間的に見るだけの訪問でした。
後で知った、知林ヶ島って、↓こんな風に言われているんだね。
でも、最近の「パワースポット」や「縁結び」だのとでブームをあおる風潮から、後付けなんじゃね?と、眉唾的に思ってしまったりもして。
「いぶすき 砂の道 ちりりんロード」とは、3月から10月にかけての大潮または中潮の干潮時に知林ヶ島に現れる「砂の道(砂州)」の愛称です。限られた時間、知林ヶ島は砂の道により陸続きとなります。「砂の道」は、消えても必ず再び現れ、島と陸とを「結ぶ」ことから、知林ヶ島は「縁結びの島」・「愛の島」とも呼ばれ、パワースポットとして知られています。
ちょうど、展望台に香港からの旅行者がいて、画になる様子に思わずパチリ。
知林ヶ島(ちりんがしま)、なかなか良かったわいと自転車の元へと(原っぱの向こう)。
自転車に戻って、やべ電源offにするの忘れてた!と。勝手に自動offされてましたよ(やるな)。
で、向こう側には定期バスが時間調整中。さっきの香港人はこのバスに乗って移動するんだなと。
おっと、見かけた指宿のマンホール。カラーマンホールですわ(パチリ)。
こちらは道路工事中。この重機は何でしょうかね?
↓
で、楽しみにしていた
garde!
店内も清潔にしてお洒落だよ。
そしてエアコンも効いていた快適~♪ 自転車でやって来たのを見た店員が『自転車での移動は暑いでしょ~』と。
これもそれも、気になるパンだわ~。でも限られた胃袋だし、これとそれ、う~ん、これにしよう!とお買い上げ。
で、どこで食べようかなぁと。あ、駅前の足湯でいいんじゃね?と。駅に向かう途中、昔ながらのパン屋さんも。
駅前の足湯にやって来た。さすがに足湯につかりながらは暑くて無理だったので、サクッと足湯を上がって昼食にパンを食す。
一口パクッとして、むむっ、やぱ美味い~♪ 期待通りのお味だよ、通いたくなっちゃうよ。
残念なのは指宿にして、通うことできず、そして店員さんにパンが美味しかったことも伝えることできず。
自転車を返して、帰りの電車を待つ(帰りは普通列車)。
予定通りにして、時間通りに列車がやって来ますよ、とホームに出ると「指宿のたまて箱」案内。
電車来た~。車内にゴミ箱設置なのもローカルですな。
帰りは各駅停車にて、1時間14分の行程。
駅の待合場所と駅前の状況が、ほのぼのですな。
途中雨が降ったりして。でも通り雨にして、車内だったので全く問題なし!
↓
そうこう、鹿児島中央駅につきましたよ。改札出るとみやげ横丁。
う~ん、空港で買った方が良いのだけれど、色々と目についた商品もあったりしていくつかを購入。
ところで、桜島の火山灰なんてものも商品になるんだねっ。こちら、材料費もかからないしで、当たれば大きな利益!
中途半端な時間にしてやることなく、気になるかき氷のお店はダッシュ移動を要して汗かきまくりだろうなぁと。
バスターミナルにあるらしいカフェへと行くことにしたら、そちらのカフェはなくなってしまったようで…。
で、チケット買ったら、ちょと早いなぁというバス便の更に前のバス便がやって来てしまって、乗り込んじゃったよ。
かなり早くに空港ついちゃったなぁ~とプラプラしていたら、
SORA STAGE
とな?
行ってみたら、飛行機の展示会場だったよ~。早く着いたので、駆け足になることもなく観られましたよ。
なかなか興味深いですわ~。
縮小模型だけでなく、実物の展示もありましたよ。
CA養成所とかでもありそうな感じかな。こーゆー実物模型も、ある程度決まったタイプが用意されるんだろうね。
フライト時刻表にエンジンの羽も。
外にも展示物と飛行場展望スペース(暑いから出ることせず)。
フライトシミュレーターもありましたよ(子供たちが占有)。
建物内にて涼みながら離陸鑑賞。
そうそう、開眼して美味しさ知ったかき氷を最後に食べなくちゃ。かき氷を求めてお店を探しちゃったよ。
で、辿りついたのが山形屋。写真左の山形屋にはかき氷置いてなく、階下の山形屋にてかき氷を注文!
これって、シロクマと言うよりも、なんだか大きな耳と花がコアラっぽくもありますよね(でも美味しくパクパク)。
満喫した鹿児島でフライト時間迫ってきた。搭乗口へと!
お見送りしていただきながら離陸。
鹿児島、良かったでごわすよ。
綺麗な夕陽を見つつ東京へと。
実は、むらむらむ~らむらとしたのは5月で、企画して訪問整った6月は雨期に差し掛かってしまったために断念していたのであった。
6月時の料金は、とてもお安く是非とも訪問だったのだけれど…。調整できなく保留していたところ、今回休みが取れての急きょ企画となった。
8月時の料金は、かなり上昇していてお値打ち感は無かったのだけれど、時間を買うことはできないよねと、訪問を決意しちゃったよ。
でも、来てみて楽しさ色々と、1泊2日ながら鹿児島に来て良かったよ~。今度来るときは、霧島アートの森なんかも行ってみたいなと。