イラン旅行(バンコク→ドバイ→イラン→アブダビ):イスファハーン編


72時間ぶりに入ったベッド、爆睡だったので目覚まし止めていたんだけど、目覚めて部屋の時計を見てびっくり!え?10:30!? 自分の腕時計を見て8:00前だったよ、やれやれ。ってか、部屋の時計、きちんとしておいてもらえないかなぁ…。



で、遅めの朝食をいただきに1Fへと。あんまり残ってないかなぁと思ってたけれど。



結構残ってるし、種類もあるじゃない!



パンを焼いてる間に、これとそれ、てな感じで朝食準備。頂きます♪



朝食終えて外出。さてと、どうしたものかと朝食中に考えたのは、先ずはヴァーンク教会に行って、その後、イマーム広場へと。見かけた青いボックスは募金箱らしい。でも、旅行中に募金している人は1人も見かけなかったなぁ。



こちらは、スィー・オ・セ橋。 夜にライトアップがなかなかに綺麗なので夜にも来なきゃ。



橋を渡ってヴァーンク教会へと。ところで歴史ある石造りの橋、何人もの人が歩いた石は磨かれていて、ツルツルですわ。



乾季の今は、流れる水がないけれど、雨季(?)には水が流れてボート貸し出しもあるみたい。



テクテク街を歩いて目的のヴァーンク教会へと。



わき道に入った所。もう少しで目指すヴァーンク教会。



なんだか、雰囲気お洒落なエリアに入ったよ。ケーキ屋さんやエルメスのカフェなんかがありましたわ。



ここを左折すればヴァーンク教会!なんだけれども、地図もチェ~ック!



やってきたヴァーンク教会!そいえば、リヤルは持ち合わせてないのであった。



リヤル不携帯を伝えると、対面のお土産ショップが少額だけ両買いしてくれたよ。15ドル両替してもらったんだけれども、来たお金は550,000リヤル!多いわ~!ってか、札が長くて財布に入らない!  で、入場券のお値段は40,000リヤルであった(≒120円)。結構安かったんだけど、単位の金銭感覚掴めておらず。



で、チケット買ってのヴァーンク教会。



ほえぇ~。これがアルメニア教会の聖堂ですか。高い技術を持つアルメニア人は、イスラム教領であるサファヴィー朝の皇帝より代々アルメニア正教の信仰を許されたという。



顔マークに翼のデザイン。アヤソフィア@イスタンブールでも、こんなデザイン見たなぁ。



美しいデザインだね。遠目に見ると天窓の所に描かれている人が、本物で誰か居るのか?と。



イエス・キリストの処刑される行程かな?



こんな感じの教会内部。



教会を出てウロウロ。博物館あったので、行ってみた。



無料なのが嬉しい(なので、入ってみた)。



古い聖書なんかも陳列されていたり。



結構、コミカルなデザインだったりするんですね。



杖の取っ手や王冠も陳列。



髪の毛に何か書いてあるらしいんだけれども、よー分からんかった。で、前の青年が順番を譲ってくれたのだけれど、別に全然後でも良いんだけれどもね…(もう、あんた1人だけだし)。



2階にも行ってみた。活版印刷機だね、凸版印刷@飯田橋の印刷博物館でもあったな~。



後は画だったり楽器だったり色々と陳列。



コインもあるぞ(デザインが可愛らしくて格好良い!)。



一通り見終えたよ。モスクの形状屋根なんだけど、教会なんだな。退出しようとしたら、さっき順番譲ってくれた青年が一緒に並んで自撮りしようとし始めたので拒絶!



テクテクとお店を見つつ、宿へと戻ることにした。洋服屋さんは結構お洒落なお店っぽい。



緑もあるし、閑静な住宅街を通って商店街へと。この辺の植木箇所は雨期になると水浸しになっているのかな。



宿に戻って、再び外出。どっかで両替できないかなぁと。色々聞いてみたら、Parsian Ali-Qapu Hotelでできるらしく、行ってみた(入り口にあった!)。



100ドルを両替したんだけれども、大量のお金が渡された~。500,000って何ですか!?



ふところほくほく、やって来たのは通り道にあった五つ星Abbasi hotel。 こちらの庭園カフェが良いらしい。



薔薇が咲き誇る庭園。



こんな感じの庭園カフェ。カードが使えなかったし、普通な感じだったのでお茶は見送りに。(手持ちの現金が心許ないし、節約モードで旅行しなければなので)



こちらがホテル内部。五つ星ながら、歴史ある故なのか設備は古く、あまり快適でないらしい。



テクテクと細い路地を通って、最短ルートにて目指すイマーム広場へと。ドーム見えてきた!



すぐそこはイマーム広場!



来たぁ~!イマーム広場!



かつてのサファヴィー朝のシャー・アッバース1世が都市計画を始めたという。やがて大繁栄したイスファハーンのイマーム広場は『世界の半分がここに在る』とまで言われたのだとか。



ペルシャ建築の最高傑作と言われるマスジェデ・エマーム(イマーム・モスク)。サファヴィー朝5代皇帝・アッバース1世の命により1630年に完成したと言われる。入口の所は複雑模様のスタラクタイト。よくもまぁ、こんなものを!



中に入ってみた、工事中だった…。でも、おかげで入場料不要でその辺の散策は可能。



こちらがモスク内の回廊。この辺は歩けますよ。回廊も美し!



中にやって来た。礼拝所はさすがに入れんかったよ(イスラム教徒は礼拝中)。



う~ん、美しいわ~。



で、マスジェデ・エマーム(イマーム・モスク)をあとに。



マスジェデ・エマームを出て、右手が王族のためのモスク、マスジェデ・シェイフ・ロトフォッラー。左手にあるのがアリ・カプ宮殿。こちらは宮殿の門で、かつては後ろに宮殿があったという。そして、こちらのアリ・カプ宮殿はイラン最古の高層建築なのだとか。



入口の脇にてチケットを購入。お値段150,000リヤル(≒450円)。



入口入るとすぐさま階段で上へと。タイルの模様も綺麗だね。



はぁはぁ(息切れ)。



3階位かな。テラスに出たよ!



柱も美しく装飾されてましたわ。



正面にはシャイフ・ロトフォラー・モスク。ミナレットや中庭の無い珍しい設計の王族専用モスク。どちらを最初に行くか迷ったけれど、アリ・カプ宮殿の後に訪れるぞ、と。



右に目を転じると、さっき行ってきたマスジェデ・エマーム(イマーム・モスク)。



テラスから建物に入ると、壁画は不思議な感じのデザイン。なんだか西洋と東洋の技法が混じり合ったかの様な。



そして、更に階段を登る!



6階くらいだろうか、ドバーンと不思議な部屋に到着。



こちらの不思議な形状した壁が余計な音を吸収してくれるという音楽室なのであった。



むむぅ~、不思議な部屋じゃわい。



こんな形状って、人の思考回路から生まれるのかいな?と。AIで作り出した形状なんじゃないの?と。



不思議な音楽室を後にして、馬車とアリ・カプ宮殿をパチリ。



広々イマーム広場。



中央の噴水(日中は出てないけど)に写る建物も美し。



シャイフ・ロトフォラー・モスクへとやって来たのだけれど、礼拝の時間らしく、もう少し後に来なさいと。



周囲を散策することにした。イマーム広場の周りを囲む商店をウィンドウショッピング。



そう言えばお腹空いてきたなと、お昼時なのでお店を物色(こちらは一人では居心地悪そうでパス)。



鍛冶屋らしきお店も。



イマーム広場の北側端っこまでやって来たよ。



この辺はスパイスなんかを売っていたりして、地元民が買い物に来ていた。でたぞ!スパイスの層!



この辺にカフェがあるっぽいなぁと、ん?これ入口か?と。



おぉ~、偶然にも来たかったチャイハネ(カフェ)へと来ることできたよ。Azadegan Cafeと言うのかな。



店内雑然としてますわ。チャイにしようとしたけれど、美味しいと評判のニンジンジュースにしてみた(80,000リヤル≒240円)。有名なカフェらしく料金高そうだし、ご飯はやめて飲み物だけにしておこう(節約モード)。で、出てきたニンジンジュースはでかく、程良く冷えされて、また程良い土臭さと甘さがグッドなハーモニーで美味し♪



ごちそうさま~と。こちらは砂糖を砕いて手頃な大きさにしているおっちゃん。装飾品もナイスじゃな。



で、チャイハネのそばにあったサンドイッチ屋さんへと。調理の際に手袋もして、衛生に気を使ってるね!



お腹は満たされない大きさだけど美味しく頂きました($2)。ところで、イランの治安良さを物語る風景。前の2人が荷物をベンチに置いて話し込んでましたよ(完全放置)。



再び辺りを散策。



この辺は宝石関係のお店が多数。



再びイマーム広場の北端へと(中から)。



トイレに行きたくなったので、引き返して北へズンズン突き進むと左手にトイレあり(これ結構有用情報じゃね?)。



トイレを出て再び真っ直ぐ南下すると、イマーム広場の北端へと。徐々に見えてくるマスジェデ・エマーム(イマーム・モスク)が良い!



あちらこちらのお店で、精を出して商品こしらえてましたよ。お店を通して望むイマーム広場も良いな~(パチリ)。



もう、ええだろうとシャイフ・ロトフォラー・モスクにやって来た。再び入場料150,000リヤル(≒450円)。



情報によっては入場不可と書いてあった地下室。普通に入ることできたよ。



地下室は女性王族の人がお祈りする場所だったのだとか。



厳かな場所なのかな~と思いきやお土産(絵)が販売されていたりして。



で、地下室を出てモスクの奥へと。回廊の様子も良い~!



ドバーンとモスク内部。



天井高いし、縦パノラマっしょ!



ん?この不思議な形状(梵字みたいだな)の光は???と。天窓からの光であったわい(良いねっ)。



冷たく凛とした感じのスタラクタイト。



こちらがさっきの不思議な形状の光を生み出していた窓飾り(ん?飾り窓と言うべきか?)。



こちらも良いね~。



見上げるあそこも良い~。



光の射しこむ様子も良い~。



横パノラマ!さすが王族専用と言ったところなのか、洗練されてますわ。



シャイフ・ロトフォラー・モスク良かったわい、とイマーム広場を堪能。



イマーム広場にて南を向いてパノラマパチリ(とりあえず、暑い!)。



イマーム広場を後にしてテクテクすると、隣には公園。海外で良く見かける運動器具が設置されていた。



偉人に違いない人たちの銅像もあちらこちらに。



疲れたし、喉が渇いたのでジュースを飲むことに。ニンジンジュースと迷ったけれども、美味しかったという感想が誰かのブログであったなぁとメロンジュースを注文。もしかして、角砂糖っぽいものが入っているそこのカップに入れるのかなぁと思ったけど、そちらは使用せず(ほっ)。



うん、メロンジュースは冷えていて甘く美味しいわ~。ニンジンジュースも良いけど、メロンジュースも良い♪



暇だったし今後の移動に備えて、バスチケットを購入。バス停に併設されるボックスに居るおっちゃんから購入。



Suicaみたいなバスカード。イスファハーンでのみ利用できるローカルなモノ。なるほど、なるほど~と宿まで帰ることにした。乗り物ってやっぱり便利!楽ちんだよ~。



暫くホテルでゴロゴロして、夜景のイマーム広場を見るために再度お出かけ。乗り込んだバスは前方に誰も居ないけど、後方には女子達が座ってました。



歩くと宿から2km近くあるんだよね。1日何度も往復したくない距離なので、バスを利用したしだい。と言っても、バスはイマーム広場の近くまで行かないのでボチボチ歩くことに変わりはなく…。



歩き疲れたわ~と。



ライトアップされているイマーム広場もなかなかだね。



昼間も良いけれど、夜も良いわ~。



マスジェデ・エマーム(イマーム・モスク)にも行ってみた。こちらのモスクに至る回廊を歩いていて、あれっ!?と。壁の石から放出される熱が暖房のごとく暖かい! 日中の強烈な日射しで温められているわ~。



暫く、イマーム広場のあちこちを散策。



再び宿の方へ戻って来てスィー・オ・セ橋に行くと、人だかりありましたよ。行ってみたら無料でホットティー配布。



めぼしい食事処が見当たらず、仕方ないので宿近くのファーストフード店的な所へ。



サンドイッチを頼んだのだけれども頼んでもないサラダも出てきたよ…。サンドイッチは質の悪いマーガリンが多用されているのか気持ち悪く完食できんかった…。こちらの3点セットで220,000リヤル(≒660円)。ファーストフード的なお店で食事すると、ボチボチの値段なんだよね。



気持ち悪さを納めるために夜風当たって散歩することにした。目的はライトアップされたスィー・オ・セ橋。



橋の下はこんな風になっていて歩くこともできる。地元民の憩いの場所なのか、こちらもあちらもと人が居ましたよ。明かりの届きにくい暗い場所に、女の子が一人スマホをいじっていたりして、治安も良いんだろうなぁと。