お出掛け 1年のうち365日雨が降るという屋久島へ(3日目)


翌日。朝食に樹の実のパンを頂く。袋からパンを取り出したら、あらまっ!と、きっちり密封されてましたよ。あら~、こりゃ助かりますよ。美味しくモグモグ。ついでに、屋久島町まごころ市 ぽん・たん館で買ったトマトのパンも食したけれど、これまた美味い!



朝食の後に、暫し猫ちゃんと遊びに興じる。活発だわ~。




暫し遊んだあとは猫ちゃん置いて、島を散策。車で志戸子ガジュマル公園へと。お隣には、こちらのkiina なる良さげのカフェがあったのだけれども…。定休日であったよ(残念)。



と言う訳で、当初目的の志戸子ガジュマル公園へと。個人的には訪問予定なかったけれども、トリッシュが『行ってみたい』言うもんだから、来た次第。



ガジュマルな木があちらこちらに。



ガジュマってるわ~。カンボジアの密林も凄いけれど、ここも凄いよね。



公園内はそれほど広くないので、さらりと散策終了。小雨降る中、傘を差しながらの公園内散策でしたわ。で、最後に寄ったトイレがこちら。トイレ内に置き石があって、なんか不思議な感じを醸し出していたよ。




車を走らせていて、そうそう、19年前にも訪れた一湊灯台へと行ってみることにした。突端の方まで車で行って、駐車場からテクテク歩いてその先へと。



ボチボチ歩いたところにある、一湊灯台。途中、ぽっきり折れてしまった鉄塔。どこで折れたモノなのか、根本はその辺になかったけれども…。台風かなんかで爆風だったのかな。




駐車場まで引き返して、今度は途中で見かけた矢筈岳神社(やはずだけじんじゃ)へと。階段を降りていくっぽいね。



少し降りていくと、その向こうに見える鳥居。大分遠そうだな…。引き返そうと思ったのだけれど、トリッシュが『せっかくだから行ってみよう』と。え!?マジ!?



テクテク歩き進んでみた。ここまでボチボチ下って来たので、帰りは登ることになるんだよなぁと思いつつ。



と思っていると、さくっと神社へと。こんな感じで、洞窟内にこしらえられた社でした。こちらの洞窟は、昔むかしに、猫だかが入り込んで、種子島の洞窟から出てきたとか言う伝説があるんだとか。



入口の所には、岩からの染み出しを利用した天然水の手水舎。




そろそろランチをと。この辺まで来ると、さすがに食べるところも少ないんだよなぁと探して見付け出した「gatherhouse cafe キヨコンネガイ」。不思議な名前のカフェだね。入り口もなかなかに良い感じだったのだけれど、お店に入ろうとしたら、直前で団体さん入ったとのことで、料理を用意できるのが1時間くらい後になるとのこと…。仕方なく断念。今調べてみたら、書道家のキミカさんがオープンしたカフェなんだとか。そうでありましたか。ちなみに、建物は、この辺では珍しいコンクリート3階建ての建物でしたよ。



車を少し走らせて、お次で向かったのはCafe Sea&Sun。本線から曲がって登り坂を進んだ所にあるカフェ。車を停めて広がる景色が良いね。良い感じなカフェだよ、とお店に入ると海を見ながらの食事も可能(電線がちょと邪魔)。で、メニューを見てキーマカレーにしようとしたのだけれど、品切れとのことでグリーンカレーを注文。パクッと食べてみると、むむぅ~、これは美味しい!当りだね!美味しカレーにありつけましたわさ(それだけに、キーマカレーの方も気になるよ)。時間があれば、再訪したいくらいだわ。



老犬がクンクン近寄って来たり、キッチンとの間に座り込んで食事を供する店長の邪魔になったりと愛嬌ある感じであったよ。で、美味しいカレーで満足して、デザートも気になってしまったので黒糖プリンと珈琲を追加で注文して、これまた美味し♪




美味しいカレーにほくほく笑顔でうみがめ館へと向かったのだけれども…(もともと興味なかったけれど、トリッシュが…)。来て見て、あらっと、スタッフ不足により5/31~6/30で臨時閉館ときましたよ!あら~。



西武林道は、狭い道だし、一周する余力も時間もないので引き返すことに。途中、見かけたB級レベルのドラえもん像。そうそう、これを撮っておこうかな、と走りながらカメラを向けてパチリ。



車を走らせて、やって来たところは屋久杉自然館。雨降っているし、この時間で行けるところと言ったら、ここかねぇと。でも、訪れた屋久杉自然館の建物がcool!で車を停めて建物観た瞬間から少しテンションアップ。



建物内は木のブロックが敷き詰められていて、開園当初はびっしり詰まっていたけれど、年月経ってブロックが小さくなって隙間が生じたのだとか。歩くとブロック同士がぶつかって、かちゃかちゃ音がする。足裏で触れる木の感触も気持ち良いねっ!



大きな屋久杉の直径を表すものがあちらこちらに。右側写真の床にある木片で引かれた線は縄文杉の原寸だとかで、さすがでかいわ~。



こちらは体験コーナー的な所。木片で大きな木をこすって杉の香りを楽しんだり、細かい年輪を数えてみたり。年輪は、とてもじゃないけれど、数えようとは思わない程の細かさであったよ。成長が遅いゆえに、年輪が細かいってやつだね。なので、木材としての価値も高いんだとか。



猛烈存在感ある屋久杉が鎮座するブースへと。かつて、屋久杉伐採の林業に携わっていた小杉谷の様子が映像で紹介されてましたよ。麓の街へと買い物に行くために(と言っても屋久島の安房)、木材を運ぶためのトロッコに乗って出かける様子に、一度体験してみたい!と思ってしまったよ。



さすが、巨木となる屋久杉伐採に使われただけあって、大きな鋸。やがては電動のこぎりになって、伐採スピードは格段に速まったという(そりゃそうだろうね)。そして、良質な屋久杉は屋根の材料とする平木にして、お米代わりの年貢になったとか。平木が2,310枚で米一俵と同じ価値だったみたいだね。



屋久杉で製作された(に違いない)、ピタゴラ装置。ハンドル上の回転機を手動で回すと、玉が上まで運ばれて、頂上まで行った玉は勝手にコロコロでした。




適当に車を走らせていて、盛久神社なる案内標識見かけたので、ちょいと行ってみた。けれども、狛犬さんはおりませんでした…。



お次で見かけた看板は、ヒロベーカリー。ありゃ、こんな所にもパン屋さんあるんだね、と。行ってみたけれど、お休みなのでした~(残念)。



お次で寄り道した所は、樹之香(KINOKO)なるお店。手作りアクセサリー等、クラフト体験できるみたい。雨なんかで登山をあきらめた時に利用されるんかな。



クレープも売ってるようなので立ち寄ってみたけれど、本日はお休みみたい…。お店に置いてあった手作りmapとやら。『島内を食べ歩き、のみたおし、買いまくったのでお金はなくなりました。20えん以上で買って下さい。いくらとは言わないから 本当は50えんくらいもらいたいけど』なんて書いてありましたよ(原文のまま)。こんな事書いてあるもんだから、中の記載っぷりが気になったよ。さぞかし、充実した情報なんだろうな~。



で、こちらはジェラート屋さんの「そらうみ」。もう閉店しているので、明日以降にやって来よう。



で、あちこち寄り道しながら時間調整してやって来たところは、DAVISなるレストラン。こちらも宿主からの情報で評判良く、お店にやって来た次第。



一般家庭の様な玄関からレストランへと。ドアを開けると、すぐさまお店の人がお出迎え。事前リサーチしていないので、そちらの方が料理人なのか良く分からず。



どうやら夫婦で営業しているレストランみたいだぞと。レストランはこんな感じで、本日は貸し切り状態でしたよ。部屋がいくつかあって、昔はオーベルジュで営業していたみたい。今は離れの小屋だけを利用した宿泊所になっているんだとか。そして、ご夫婦の奥様が料理人で料理を作り、英国人の旦那さんが料理を供してくれましたよ。ちなみに、レストラン内が暗いのは、本日は流し虫(羽根つきシロアリ)が発生しそうだとかで、灯りに集って来ないように暗くしてブラインドも閉めているんだってさ。



パンメニューを2つ頼んじゃったよ。オリーブと合わせて美味し、別で頼んだラタトゥイユと食しても美味しいですわ。他にも料理をいくつか注文したのだけれど、どれもこれも大変に美味しゅうございました!



個人的にはパスタが特に美味しかった。ゆで加減に塩加減とトータルバランスが良いっ!てな感じで大満足なDAVISなのでした。明日以降も是非ぜひ来たいわ~と思うのだが、営業日が限られているんだな…。ちょと多めに頼んでしまったので、残っているというパンとお持ち帰りやらで、明日のトレッキングでランチにしよっと。そしたら、お芋のサービスを付けてくれて、パンに合わせるジャムもありましたよ。こりゃ、明日のランチが楽しみだ♪ 料理はおいしく、良心的お値段で、屋久島訪問の際には是非とも訪れたいレストランDAVISなのでした。