お出掛け 台湾(台北、十份、猴硐、九份):到着編


遅れての台北到着に加えて、更に残念だったのは…。SIMカードを差し替えて、飛行機の中でワクワク・ドキドキでスマホの電源を入れたのだけれど、起動時に解除コードを要求されて…。え?あれ?これシムフリーじゃないの?と(汗)。格安スマホを使っているので安心していたのと、連日の残業で事前確認するのを怠ってしまったよ。


帰国後に調べてみたら、格安スマホでもdocomoからdocomo系の所を使用している場合、SIMロック解除していなくても使用することが出来るんだそうな…。なぬ~!と早速に「ドコモオンライン手続き」にて手続き進めましたよ。IME情報を控えて、入力してようやくに解除コードを発行してもらいましたわ。これを次回の海外旅行で入力すれば良いのだなと。

しかし、次回の海外お出掛けは予定ないし、台湾にて何度もパスワードエラーをやってしまったが、それゆえのロックは大丈夫なんだろうか(ガクブル)。で、調べてみたら、コマンドによって状態確認と解除コード入力ができるんだとか!Xperiaの場合、下記のとおりで無事に手続き完了!

1. 端末のSIMロック状態を確認する
→ダイヤルパッド(電話番号入力)で「*#*#7378423#*#*」と入力。
→画面の「Service Info」を選択。
→画面の「SIM Lock」を選択
→Networkの前が[]ならロック解除状態、[x]ならロック状態。
→Networkの後ろが[]の回数分だけ入力エラーが認められていて、Unlimitedならエラー無制限。
⇒自分は[x]でUnlimitedだったから、エラーロックはかかっていなかった!

2. SIMロック解除用のPINコードを入力する画面を表示させる
→ダイヤルパッド(電話番号入力)で「*#*#7465625#*#*」と入力。
→ネットワークを押すと「ネットワークPIN」の入力画面が表示。
→オンライン手続きで入手した解除コードを入力。
⇒入力すると、無事に受け付けられた!「1. 端末のSIMロック状態を確認する」で再度確認するとNetworkの前が[]に!

 →
こんな感じでSIMロック解除前と解除後。これで、今後の海外旅行が、格段に便利になるはず!今更だけれど…。




 
SIMカード差し替え失敗により、失意のどん底で台北へと到着。うぅ、用意しておいたgoogle Mapsが使えないわ…。万が一の場合に備えて、MapsMeを用意しておいたから何とはなるけれど、残念だ。とりあえず、空港から市内に向けてHigh Speed RailなるMRT乗り場へと。空港から市内へ列車が使えるようになって便利じゃわい(MRTは、2017年3月に正式開通したみたい)。



自分は前回の高雄旅行で交通機関のカードを手に入れていたのだけれど、一緒してきたトリッシュは悠遊カード(EasyCard)を購入することに。MRT乗り場への途中の通路で露店ブースがあって販売してましたよ。しかもクレジットカードでの購入OK!(現金でしか買えないという話もあったけれど)


で、カードを見せてもらうと4種類ほどのアクセサリーが並べられて『好きなのを選んで良いよ』と。悠遊カード(EasyCard)を購入すると貰えるおまけと思いきや、こちらがカードの替わりをするんだとか。なぬー!ストラップにしてしまうとは、斬新じゃ。日本のSuicaではこんなことはないだろうね。

カードと併せて、高速MRTのチケット(トークン)を2人分購入して市内への移動準備完了! ちなみに、こちらで購入したのはEasyCardではなくてiPASSであったよ。iPASSは高雄での利用が主となるのだけれど(自分が所持していたのもiPASS)、何故に台北にて販売していたんだろう。例えるのなら、東京駅にてicocaのカードを販売しているようなものだよ。高雄から台北に殴り込み掛けていたのかね?



MRTの改札で自分のiPASSチャージを確認しようとすると、近くにいたおばさんが自販機でのカードのチャージ確認方法を教えてくれて、さらにMRT乗り場の方も指差してくれる親切さ!ありがたいですよ。そんな親切に触れて無事にMRT乗車し、後は終点の台北駅まで座っているだけだよ。30分無料のWi-Fiなんかもあったりして、便利だよ! SIMカード失敗者には助かるサービス!



40分弱で到着かと思ったら、60分近くも掛かって台北駅へと到着だよ。ここから宿へは歩いて10分かからないので、テクテク歩いて行くことに。



地下通路を取ってY15かY17の出口から出ることにしよう。あちらに見える看板は、ゲームのモノだろうか。



ガチャガチャもいっぱいあるね。ゲームキャラクターらしきものが、ずら~っと。



ゲーム機に人形もあれやこれ。な、なんだか中野のブロードウェイに来たかのような、そんな気分だよ。台北駅にして中野ブロードウェイの雰囲気を醸し出しますか…。



Y15より地上へと。階段もよくよく見るとBANDAIでしたわ。台湾はアニメとゲーム好きが多い国なのかな。



地上に出た後は、大きな通りを北上して、大きな交差点を左折すれば良いはず。てな感じでGPSをオンにするけれども、なかなか現在地認識してくれず…。



大きな通りを北上して、大きな交差点にてレンタサイクルのYou Bike(U Bike)。便利らしいので、今回の旅行で使おうと考えてるけれど、どんなもんじゃろか。過去にパリのvelib(ヴェリブ)を借りてみたけれど、自転車ステーションが満車で返却難民になったからなぁ…。と恐怖を思い出していたのだけれど、見た感じ自転車ステーションは十分余裕がありそうな状態だよ。



結局GPSが現在地認識することなく、ホテルへと到着。やれやれ、分かりやすい立地のホテルで助かったよ。



窓無しの部屋があてがわれましたよ(まぁ、ええけど)。洗面所と広々した浴室に、別途シャワー室ありでした。荷物を解いて、ATMで引き出した台湾元をトリッシュと仲良く分割。今回は余裕を見て2万円程を引き出しましたよ。



18:00過ぎでお腹もすいたので(早目の朝食以降、何も食べてない!)、早めの晩御飯へと出かけることにした。お出かけ先は迪化街。こちらにある民樂旗魚米粉なるお店のビーフン(米粉湯)が美味しいんだとか。地元の人が既に晩御飯始めてました。



地元の方と相席となって、チャーハンと海鮮麺を注文。相席の方に『さっき空港着いて、やっとこさの御飯ですよ』と簡単に挨拶。『ここは歴史の街よ』と言っていたけれど、そうでしたか。ささっと注文の品が出てきて、モグモグ。日本の朝6:00頃に食べて以来と言うこともあって、最初のチャーハンの美味しいこと! 海鮮麺は普通かなぁ…(残念)。お値段150元なり(≒525円)。



軽くお腹を満たして迪化街を散策。最初に見かけたこのマシンは???何だったんだろう、結局分からず。そして、迪化街を散策して驚いたのは、以前(2008年)に訪れた時は、古臭くて乾物屋しかなかったのだけれど、何だかお洒落な街に変わっていたこと。あらま、嬉しい変化ですよ。


この後、HP作成していて、たまたまに知ったのだけれど、上の写真は電気バイクのバッテリーステーションとのこと。なんと、なんと、そうでしたか。街のあちこちに、バッテリーステーションがあって、原付の椅子の下にある設置個所にバッテリーを2個入れて走ることが出来るんだとか。静かに走る原付なんだろうね。もっと、世界的に普及すれば良いのに。こちらの原付、「台湾Gogoro」と言うみたい。2011年創業とのことで、台湾政府の援助でバッテリーステーションが設置されてるんだってさ。日本でも、こういったものに援助金を出せば良いのにね。




迪化街にある気になっていたお店「典化文化芸術」へと。まだお店が開いていて、良かった~。



こちらのお店は、折紙と言うか、紙でお面を作って販売しているところ。こんな感じで、色々なお面がずら~っと。試しに被ることもできる!写真撮影も自由! 4月に訪れた山口では木彫りの猫マスクで重かったのだけれど、こちらのは紙製だから軽くて被っても快適!



お面だけでなく、紙人形とか色々。



完成品だけでなく、お面を自分で作ることのできる紙面上のモノも販売。日本語でのガイドもありましたよ!




こちらも、迪化街で気になっていた豐味果品。高級マンゴーを売っていて、2階ではイートインもできるんだとか。まだデザート気分ではないので、また後日やって来ることにしよう。



少し歩いて美味しい中華おこわを出すという大橋頭米?へと行ったのだけれど、営業時間がAMだけとのことで無駄足だったよ…。なので、適当なお店で小籠包をいただきましたよ。甘い紅茶とともに美味しゅうございました。お値段「80+15=95元」(333円)なり。



大分遠くまで来ちゃったな~。歩いて帰るの面倒だな~と思っていたら、自転車ステーションを発見!ホテルの近くにある交差点にも自転車ステーションあったし、これで帰るべ。You Bike(U Bike)とやらも試してみたいしね! 携帯の番号を持っていれば悠遊カードが使えるのだけれど、クレジットカードでもOK! てな訳で、パネルの(英語表記あり)ガイドに従って手続き進めると(簡単!)、ステーションにある任意の自転車が選べて、ロックがピピーッてな感じで解除されて無事に取り出せました。



こちらが借りたYou Bike(U Bike)の自転車。パンクとかもあるので、事前に自転車の空気圧、ブレーキなんかをチェックして番号を控えてから手続きを進めるのがマルである。サドルが後ろ側に向いている自転車は不良品の合図なんだとか(暗黙ルール)。で、自転車のカギは超アナログにして作り掛けのモノか?と思ってしまうようなデザインで、かごに設置されているワイヤーを伸ばして、前輪に絡ませて穴に差し、反対側にある鍵をひねって取り出せばOK。ちなみに、自転車は世界に誇る台湾のGiant製なんだとか。



楽ちん自転車での帰り道、行きに見かけたクライミングジム「岩究所」を訪問してみた。ジムの前に、自転車の超アナログ鍵を設定してと。



1階が受付とショップで壁は2階にあるみたい。スタッフの人が出てきて、案内してくれましたよ。



ボルダリングジムと思いきや、ロープもありましたわ。しかし、2階から3階にかけての壁のため、低さは否めなく…。パッと見の設置ホールド(ルート)も、う~んてな感じだったかな。とりあえず、高さがないのが残念!1階からぶち抜いちゃえば良かったのにね。ちなみに、ジムではロープ講習が行われている最中でした。



軽快に飛ばして自転車ステーションへと返却。空いているスタンドに自転車を差し込んで、2, 3秒待てば、ピーッと音が鳴って無事に返却(返却も簡単!)。自転車ステーションの空きが十分に設置されているので、これなら返却難民の心配もないよ!



食後のデザートを目指して寧夏路夜市をテクテク。さすがに牛肉麺は食べられんわ~。果物も次回にお預けかな(これが、2010年の食い倒れツアーだったら、容赦なく食べていたんだろうなぁと思いつつ)。



目的のお店は、こちらの古早味豆花。前回(2010年)の時にも訪問していて、美味しかったなぁと。



全部乗せを頼みたかったけれど、言葉が通じんかった(そんなトッピングはできなかったのかな?)。適当なセットを注文。出てきたモノは貧相だけれども…。そして隣のトリッシュは『こんな丼の量なんて、もう食べられんわ~』言うているし。『まぁまぁ、黙って、食ってみいや』と。パクッと一口、『なんや、これ、美味いやん』と。『だろ~っ』とペロリ完食なのでした。2人でシェアすると、色々食べられて助かるわい。これが1人だったら、早々に満腹で撤退でしたわ。お値段60元(≒210円)なり。



帰り道、コンビニで自分のiPASSを200元(≒700円)チャージ。台湾のコンビニも、何でもできて、便利じゃわい。



ホテルは無料の珈琲&紅茶が供されていたので、暫しの珈琲ブレイク。飛行機遅延生じるし、SIMカードでネットが使えない状況に陥ったけれど、何とかなりましたわ。明日もざっくりながら、予定通りの行動と行きましょう!






台北ナビが教えてくれる本当においしい台湾/台北ナビ/矢巻美穂/旅行

←今回も旅行でガイドブックを持って行くことできず。一読しておきたかった。

ことりっぷ海外版 台北【電子書籍】[ 昭文社 ]

←そろそろ、電子書籍で持って行ってみようかな。

D11 地球の歩き方 台北 2020?2021 [ 地球の歩き方編集室 ]

←ガイドブックと言ったら、定番の「地球の歩き方」