鑑賞のススメ 初春を祝う 七福うさぎがやってくる!@静嘉堂文庫美術館(Jan-2023) |
二子玉川から丸の内へと移転した静嘉堂文庫美術館。とりあえず、どんなところだか観に行ってみようかなと訪問。無料チケットも持っているしね。無料って言葉、大好きです(^^ゞ |
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と言う訳で、新春の企画展でうさぎの展示品を観て、常設展の方も色々と観てきたのでした。もちろん、曜変天目も(頭の中では、曜変天目ディスコの音楽が流れているのでした)。ちなみに、人形司(大木平藏)によるウサギの人形は、中華な衣装で身を包んでいて、鯛車なんかも中華な装飾でしたよ。特注とのことで、人形は1木で作られているのかなと思ったのだけれど、寄木の様でありました。 ちなみに、展示ケースに使われているガラスに驚きましたわ。全然反射しないんですよ。これは、超高級にして反射しにくいガラスが使われているんでしょうね。ブロガーとか、セミプロで撮影許可もらう人には、嬉しいガラスですね。 --- 兎の冠を戴く総勢58体の御所人形の行列は、卯年生まれの三菱第4代社長・岩﨑小彌太の還暦を祝って、孝子夫人により注文・製作されたものです。めでたい御所人形たちを中心に、吉祥尽くしの絵画・工芸を展示します。 福をはこぶ七福神と童子たち、兎の冠を戴く総勢58体の御所人形の一大群像は、卯年生まれの岩﨑小彌太(三菱第4代社長、1879-1945)の還暦を祝って、夫人 孝子が京都の人形司・ 丸平大木人形店の五世 大木平藏(1886-1941)に 制作させたものです。衣装や持ち物、乗り物など、すべてが木彫彩色で精巧に仕上げられた 本作は、昭和14年(1939年8月、東京麻布の鳥居坂本邸における還暦祝賀会で披露されました。 笑みをたたえた人形たちは、それぞれ小彌太と夫人の姿を写したともいわれる布袋と弁天など七福神を中心に、鯛車を曳き、楽器を奏で、あるいは餅をついて、寿ぎの宴をくりひろげています。 「静嘉堂@丸の内」が開館して初めての春を迎える令和5年は、小彌太の還暦から7回りした卯年にあたります。その記念として祝賀の人形たちを展示するとともに、中国・日本の寿ぎの絵画、新春にふさわしい宴の器まで、吉祥性にあふれる作品を一挙公開。新たな人生の船出を祝う御所人形の行列とめでた尽くしの絵画・工芸品とで、東京丸の内で迎える初めての正月を祝います。 |
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郵便箱を調べてみたら、やはり各階にある郵便投入口の封書が、1階のこちらに集約される仕組みだとのこと。この仕組みは、こちらの明治生命館
と国会議事堂にしかないみたい。ちなみに、大理石の壁には釘隠しの装飾も施されていて、西洋建築の中にも和式の装飾が施されているのでした。こちらの明治生命館は、一般見学も受け付けているとのこと、機会あったら見に来てみたいものだよ。 明治生命館は、1934年(昭和9年)3月、3年7ヵ月の歳月をかけて竣工しました。設計は当時の建築学会の重鎮であった東京美術学校(現、東京芸術大学)教授岡田信一郎氏(※)です。古典主義様式の最高傑作として高く評価され、わが国近代洋風建築の発展に寄与した代表的な建造物と言われています。 1945年(昭和20年)9月12日から1956年(昭和31年)7月18日までの間、アメリカ極東空軍司令部として接収され、この間、1952年(昭和27年)まで2階の会議室が連合国軍最高司令官の諮問機関である対日理事会の会場として使用されました。マッカーサー総司令官もこの会場で開催された会議に何回も出席しています。1997年(平成9年)5月29日、文化財保護審議会の答申によって、昭和の建造物として初めて国の重要文化財に指定されました。 |
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こちらの展示会は、以前にも実施されていたようで、今回は明記はないけれど、女性職人にフォーカスした展示会だったそうです。紹介する職人の写真が、女性たちばかりでした。1回目の展示化の時に、職人に女性が多いことに気付いて、今回は女性職人にフォーカスしてみたそうです。 |
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久しぶりに訪れた丸の内界隈。相変わらずでマスク着用率は多いけれど、人ではボチボチ多く、だいぶ日常に近づいたのかなと。それと、昨年10月から制限撤廃されたため、外人も多く見かけるのでした。とりあえず、色々と刺激を受けつつ、あれこれ買い物もしちゃって、年末年始のカロリー摂取は、結構な量となってしまっているようですよ…。 |