Climbing Tour@Huu Lung, Vietnam (クライミング1日目:LA CONCHE)(Aug-2025)

前日の移動日を終えて、クライミング1日目となる本日、さてさて、天候はどうなるのかな?無事に登りに行くことができるんだろうか??? ところで、昨夜は2:00am頃から、近所の鶏が鳴き始めてるんですよ。朝でもない真夜中に!鶏の頭、おかしいのか?でした。


就寝が早かったのと、マットが自分にとって硬くて途中で目覚めてしまったよ。とりあえず、急な階段を下ってトイレに行くことにした。それに気付いた犬が、仰向けになって「撫でろ、撫でろ」と(笑)。こちらは、撫で終えて、再びくつろぎ始めたワンコ。暫く撫でていたら、蚊に刺されてしまって、ヤバいヤバいと退散したのでした。(3:11)



雨は降り止まずに、降り続いています。さすがの晴れ男も、直ぐにパワー発揮できずです。(5:32~6:35)



朝食です。この日だけ、メニューが複数出されました。切込隊長Pと、パン、炒飯を半分個しましたよ。(8:16)



ワンコも、辺りをウロウロと。このツアー中、ワンコの写真をかなりの枚数を撮っちゃったな。(8:19)



朝食を終えって、やることもなく、宿泊していたアメリカ人と談笑。途中で、注文していたランチボックスが出てきました。注文したの2名だけで、後の人は昼食不要で食べない人ばかり←信じられませんわ~。(8:44)


アメリカ人の彼は、自分が日本人と知ると、『以前に東京の高円寺に3年ほど住んでました』というじゃないです。荻窪のB-PUMPにも通っていたそうですよ。『そこ、行ったことありますよ!』なのでした。滞在期間中の彼は、見かけるたびに冷蔵庫を開けて、ビールを取り出してましたよ(笑)。



台所横に、飲料水と湯沸かし器があることを知りました。食後のコーヒーでも飲もうかな。(9:16)



硬いマットでゴロゴロするのは辛く、ハンモックでまったりと。皆、思い思いの時間過ごし方。(11:02)



雨が降り止みました。レンタルバイクの到着を待って、出発するとのこと。バイクの空気、手動で入れますか…!?ちなみに、バイクはクラッチ操作なしのマニュアルバイクでした。バイクは使い古しなので、どこかしらに不具合があったりするので注意(エンジン始動や、ブレーキ、クラッチetc)。(11:26)



出発前に、ランチは済ませちゃおう!と、ガツガツ早めの昼食を取りました。ランチボックスのタッパーは、しっかりしたものでした。(11:51~11:52)



皆のバイクが揃い、出発!と、その前に(見た目なんとなく)給油ができる雑貨屋さんにて1L給油。料金は25,000VND(≒150円)でした。(12:32)




向かった先は、比較的近くにあるLA CONCHE。しかしながら、初訪問の岩場でありがちの、アプローチ方法が分からなく、 暫く探索する必要が出てきましたよ。雨季でなければ、水田の水が引いていて、アプローチも容易になるんだけれどもね。ここに、正しいアプローチを記載しておきますよと。今までに、こんなに詳しいアプローチ方法を記載したサイトがあっただろうか(いや、なかった)。※往路はイマイチで、復路で正解のルートとなりました。



どうやって行くんだろうね?と皆で相談。どうも、ここの水路を通るのが、正解っぽいけれど…。Mr. Gが果敢に突撃。(12:50)



とりあえず、用水路の歩行は問題なし。この様子を見ていて、『Mr. Gってば、グループで最年長だけれども、先行して行かせちゃってるね(笑)』となりました。(12:51~12:52)



先行したMr. Gから、アプローチが厳しそうという連絡をもらって、Mr. Hは別ルートで向かう事にしました。(12:56)




自分は、ちょいと離れたところからの探索を依頼されました。左側から攻めてみます。



住宅地を抜けて、先に続く道をバイクを停めてテクテクと。(13:04)



行けそうじゃね?と思ったのだけれど、最後に控えていたブッシュで断念。すると、皆からアプローチ方法解明!と連絡が来ましたよ。(13:08~13:10)



再びバイク停車場所に戻りました。どうやら、用水路を歩き、途中で曲がって水田沿いに再び用水路を歩いてアプローチするらしい。(13:18)



途中で左折した様子です。(13:19)



用水路は歩きやすいけれど、この後の道が少々歩きにくかった。ベトナムクライミングツアーでは、サンダル必須ですね。(13:23)



岩場に到着して、落ち着きました。足元泥だらけになりましたわ。いや~、初回訪問のアプローチ探索ってば、大変っすな。(13:33)



ルート名がきちんと書いてあるし、ボルトも真新しくて、ちゃんとしてます。(13:35)



ただ、本日は直前まで降っていた雨の影響で、足元は水溜まりがあって、岩も水がしたたり落ちてますよ。(13:52~13:55)



途中、農園所有者が、入場料の徴収にやって来ましたよ。1名、20,000VND(≒120円)でした。徴収を終えて引き返すおっちゃんの後を付けました。おかげで、ただしい帰る道が(アプローチ)判明しましたよ。やさしいおっちゃんが、その辺の実をもいで、自分にくれました。カスタードアップルで、洋ナシのような甘さの果物です。岩場に置き忘れて、帰ってしまったのだけれど(涙)。(13:56)



早速にメンバーが登り始めます。足元の水溜まり…。最後にロープを引き抜いたら、確実に濡れますわ。というか、登っている最中も、濡れるんだろうけれど。(14:01)




切込隊長Pが取りついたのは、La Corde Rouge(6b+、23m)。(14:05~14:08)



こちらは、Les Fees Colibri(6a, 25m)に取り付き始めました。足元水溜まりのため、ビレーヤーも場所を選んで、やってますよ。(14:15~14:16)



切込隊長Pが、苦戦しておりました。(14:27)



自分は、足元の水溜まりがない、こちらのLa Meduse(6b, 20m)をやることにしました。(14:28)



Mr. Hが、La Corde Rougeを終えたら、ビレーを頼むことにしよう。こちらのルート、Mr. Hも苦労していて、6b+以上の難しさがあったかな?(14:40~14:41)



La Meduse(6b, 20m)に取り付きました。飛び出た鍾乳石に、移動したりして、なかなか面白いムーブのルートです。マスタークライミングだけれども、不思議と先進的プレッシャーはありませんでしたよ。Mr. Jのドローンが活躍!



誤算だったのは、ルート上のガバが、苔の生え始めで、ヌルヌルにしてツルツルだったこと。最初に掴んでみて、「超ガバなんだけれどもっ!」になってしまいました。足元もツルツルだし、苔の生え始めを舐めてました。敢え無く落下です(怪我無く良かった)。次のトライで、直上で行くことにして、それほど難しくなく抜けることができました。



やれやれ、汗びっしょりですよ。クライミング後の水分補給で、ぐびぐび~なのでした。と言っても、潤沢にある訳じゃないので、気持ちぐびぐび~で、実施はゴクゴクッてな感じ。(15:32)



水田を見渡してのクライミングです。Huu Lungは農業の村なので、今後のクライミングでも基本同じような景色を見ながらのクライミングとなるのでした。(15:37)



登り終えて、トップローブが出来上がりました。(15:30)



早速に、Mr. Hが登りましたよ。(15:57)



切込隊長Pも、葉っぱを頭と腰に付けながらのクライミングとなりました(本人気付いておらず)。(16:20)




Mr. Mもトライ!途中の鍾乳石は、誰もが休憩で座る場所となりました。ここで一息して、中盤以降を登るべし!(16:47~16:51)



Mr. HがUn Air Grimaceux(7a+, 25m)にアタックしてました。腰を痛めて動けないMr. Jがドローンを飛ばして、再び撮影し始めましたよ。(16:35~16:39)


自分も、この後にトップロープでやらせてもらったのだけれど、お疲れ状態ゆえに(睡眠不足と登り終えての疲労)、物凄く辛かった…。テンション入れまくりにして、体重を軽くしてもらって、ようやく登り終えることができたのでした。7a+レベルの恐ろしさを、体験しましたよ…。トラウマとなって、以降は7aレベルに取り付くことしませんでしたよ(のつもりだった)。



そんなこんな、初日のクライミングを終えて、おっちゃんの帰り道で確認した正規ルートで帰ることに。少しぬかるみもあったけれど、歩きやすい!(17:44~17:47)



無事に舗装路へと出ることができました。バイクの停車場所まで、歩いて戻りましょう。登り終えて舗装路に戻り、見上げる青空が気持ち良い!(17:48~17:50)



しかし、東南アジアの畑って、ごみが落ちてても、お構いなしですよね。日本の畑だったら、まず目にしないような光景です…。(17:50)



あった、あった、ありました、駐車していたバイクです。(17:54)



一番乗りした自分は、GATSBYの汗拭きシートでさっぱりし、後続のメンバーのために『自由に使って~』と。(17:56~17:57)



ゴミ袋も用意して、『使い終わったら、ここに捨ててね』と。これを見て、『フルサービスだね』とか、『日本人っぽいな~』なんてコメントが出てくるのでした(笑)。(17:57)


ちなみに、汗拭きシートについては、『3袋持って行くよ!潤沢に準備してます』と写真を添えて、事前にメッセージを送信したのでした。それに対して、キャプテンYが、『そんなに要らないよ、1袋で十分!』、『そうだよ、そうだよ』なんてコメントがあったのだけれど、すかさずMr. Gから、『そんな意見に耳を貸さなくて良いぞ、最低でも2袋持ってきてくれ!』なんてコメントがあったのでした。そんな、やり取りの様子に、一人笑っていたのでした。



宿に戻り、楽しみな晩御飯待ち!(18:49)



料理が並びます。運動して、お腹ペコペコにして、美味しい料理に箸が進みます。でも、昨日に食べ過ぎたのを思い出し、程々にしておきました。(18:54~19:00)



食後のデザートはスイカ。うん、甘くて冷えていて、美味しです。(19:04~19:25)



屋根があるだけで横は開放的で、ほぼ屋外の場所となるので、食事中も色々なお客さんがやって来ますよ。(19:26~20:45)



本日のまとめ(クライミング結果は、キャプテンYから後日に提示あり←さすが!)
No. 項目 内容 
1   岩場  LA CONCHE ※Huu Lungの岩場の全体マップはこちら。
2   岩場使用料  20,000VND(≒120円)/1人
3   岩場へのアプローチ  イマイチルート:15分程度  ※時間は舗装路まで
 正解ルート:5分程度  ※畦道あり ※時間は舗装路まで ※詳細は前述の説明を参照。
4  マスタークライミング  Un Air Grimaceux(7a+, 25m) by Mr. H
5  La Meduse(6b, 20m) by 自分
6  La Corde Rouge(6b+, 23m) by 切込隊長P
7  Les Fees Colibiri(6a, 25m) by Mr. M


本日は、お昼過ぎ出発となったけれども、途中で雨が降ることもなく、クライミングを楽しむことができました(さすが、俺、晴れ男)。 途中で雨が降ったりしたら、最悪ですからね…。荷物の撤収も、帰り道も(あぜ道通るので、泥道が酷くなる)。そんな恵まれた天候に加えて、メンバーに怪我もなく終えられて、本日も素晴らしでした。1日の締めに、美味しい晩御飯で明日へのエネルギーチャージを終えました。そして、昨日同様に21:30過ぎに消灯となるのでした。マジで、合宿ですよ!