ウズベキスタン旅行:サマルカンド編

本日は朝の7:30頃に宿を出て、朝の散歩がてらテクテク歩いて駅まで30分程度、特急アフラシャブ号にてサマルカンドへと!




お願いしていた朝食が用意されていたよ~。ってか、他にも沢山居るけれど、皆、早目の朝食をお願いしていたのかな??? とりあえず、朝食も付いて良心的お値段で、ここはgoodなお宿ですわ。受付スタッフの感じも良し!(受付スタッフは西洋系の人で、料理担当はアジア系の人であったよ←こちらは全然英語通じず)



こんな感じで食堂もイラスト沢山。どうやら宿泊した人が残していっているみたい。世界各国のメッセージあり。もち、日本人のモノもちらほら。



朝食終えて、パッキング完了。では、タシュケントの朝を散歩してみますかねっ。



昨夜のキヨスク的なお店。バスの停留所でもありますわ。



あれっと、パン屋さんだね。朝食ガッツリ食べたから、買うことできないけれど…。



前の回の焼き上がりは、ほぼ売り切れているよ。そして、お金がポツンと無造作に置かれたまま、焼いているおっちゃんが窯を離れていった。外国人である自分が近寄る姿に気付いていて、なんとまぁ、のどかな場所なんでしょ。



こちらの建物かと思ったら、特急の乗り場は北口なるらしく、歩道橋で線路の向こう側へと。荷物を持っての、登り階段がちょいと疲れる。



複々線のふくふく…、だね。向こう側にはアフラシャブ号が見えましたよ。



やれやれと、タシュケント駅に到着~。と、その前にセキュリティーチェックを通りますわ。



タシュケント駅!でかいわ~。写真を自由に撮れるのが嬉しい!旧共産圏であるウズベキスタンでは、旧ソ連解体後も暫くは駅や空港での写真撮影ができなかったのだけれど、最近、何か月か前に撮影OKになったらしいよ(嬉しい!)。でも、到着後まもなく、ビクビク状態なので、控えめに撮影。



で、ホームに出てアフラシャブ号とご対面! あっちとこっちに車両があるのだけれど…。乗車する方は、こちらかな?



こちらの方は、ゲートがあって、乗車手続きしているっぽいよ。



乗り込みましたよ。車内探索終えて席に着席、列車がスムーズに発進しましたわ。予定時刻1分ほど前に…。そして、速度が上がると、ぼちぼちの揺れ(やっぱり新幹線の技術って凄いよね)。 飲み物なんかは、少々気を使う必要あり。



こちらは食堂車。カウンター形式のカフェでしたよ。



のどかな風景を特急は行きますわ。そして、シートゆったりしていて、折り畳みのテーブルは広々なのでした。シートの間には、USBではないけれど、コンセントもあって充電も可能!



ビジネスクラス故、途中で軽食サービスあり。インスタントコーヒーに、クロワッサンが入ってましたよ。



外を見ていると、砂埃とともに疾走するトラック。う~ん、異国を旅行しているな~と言う気分にしてくれる光景。



高架なんてないから、列車通過にずらりと並ぶ乗用車。そうこう、そろそろサマルカンドかな(タシュケント→サマルカンドで所要時間は2h)。






で、憧れのサマルカンドへと到着しましたよ! し、しかし、青空に写り込むレンズ汚れが気になるわ~。



とりあえず、こちらのカメラで撮影するしかないので、上部にゴミ付けながら撮影続けるよ!サマルカンド駅をパチリ。



サマルカンド駅を撮影したら、バスロータリーにてNo.10, 14, 33, 73バスを探す!他にも目的地を経由するルートはあるけれど、ルートNo覚えられんかったわ。そして、乗車料金は1,200SOM(≒18円)! ちなみに、バス路線図の調査では、使い勝手は全然良くないのだけれど、世界のバスルートを抑えているWikiRoutes非常に助かるサイト!こちらでタシュケントやサマルカンドのバスルートを調べられるよ。サマルカンド駅から宿へのルートもこちらにて事前に確認済み!



そろそろ出発するかな?(気長に待ちますわ)



さくっとCentral Parkのバス停で降りて、予約したホテル(Mixt Royal Palace )へと。さてさて、どんなところかな~。



なかなかのホテルっぽいぞ(安宿は避けた)。チェックイン時間前だったので、荷物を預かってもらって、市内散策へと出かけることにしたよ。



腹減ったな~と、食べるところを探していたら、こちらは???と、露店なのかなぁと。見かけたサモサ、美味しそう!で、近寄って見たら、奥の方にテーブル席が用意されているっぽい。



奥は野外テーブル席になっていたけれど、その奥は建物内のレストランもあって、なんだか大きい大衆食堂だったんだね。とりあえず、サモサを頼んでみたよ。最初はお芋とかねぎの入ったサモサで、美味しいわ~。



ミートパイも出てきましたよ。なかなかに美味しく、迷った末に2つ目にトライしたら、やっぱり胃もたれした~(苦くて美味しくはないお茶をがぶがぶ飲みましたわ)。色々食べてお茶飲んで16,000SOM(≒240円)でしたわ。



食事を終えて。サマルカンドと言えば、レギスタン広場へ行くでしょ!とタクシーを拾いましたわ。道中、見かけたあちらの車には、後部座席にこれでもかとペットボトルが詰め込まれてた(何だろうか???)。タクシーは10,000SOM(≒150円)と財布に優しい料金。しかも、降車後に道路を横断する必要が無いよう、反対側に車を回してくれる気配り付き!



来たよ~、ここが青の都のレギスタン広場!



階段降りて、近付いてパチリ。3つのモスクは↓とのこと。
向かって左側にはウルグ・ベク・マドラサ、右側にシェル・ドル・マドラサ、さらに中央にはティリャー・コリーモスクマドラサが建つ。



正面と左のモスクをパチリ(レンズ汚れが…)。早速、チケットを買って入場!料金は30,000SOM(≒450円)と物価に比べて、ちょいお高めだよ。



で、右側のシェル・ドル・マドラサ!こいつが気になったわ~。そう、上部にデザインされた、あれ!



偶像崇拝をしないイスラム教にあって、こちらのライオン(虎に見えるけど)と背中に描かれた人面の太陽。時の権力者が権力誇示するためにデザインしたんだとか。タブーを犯して暴走してしまう程の権力と富を持ってしまったんでしょうねぇ。



モスクの中はこんな感じ。周囲はお土産屋さんが陣取ってましたよ。



で、こちらはレギスタン広場に立って、左側に位置していたウルグ・ベク・マドラサ。天才ウルグ・ベクさんのモスクですよ。



幾何学模様が綺麗じゃ~(レンズ汚れが汚いわ~)。



こちらの模様も綺麗じゃわい。



中ではイベントがされていたけれど、何をしていたのかなぁ???そして、天井辺りに設置された複数の棒はなんじゃろか。鳥の止まり木な訳ないよね…。



モスク内は、公園みたいな感じ。



ショップやらカフェもありましたよ。



こちらの奥がカフェコーナー。



こちらがショップコーナー。



天才、ウルグ・ベクさんのグッズですわ。この奥でのショップで、ウズベキスタンはブハラの名産品であるコウノトリハサミを見かけて、ありゃ、ブハラでなくとも売っているんだね、と。で、ちょいと興味を持って見てしまったものだから、店員の売り込みモードスイッチ入っちゃったよ。会って3秒にしていきなり半額提示してきたよ。おいおいおい~、なんだよ、それ(笑)。荷物は増やさない主義なので、結局買わなかったのだけれど、今にして思うと、買っても良かったかなぁ、なのでした。幸せを呼ぶハサミとも言われているんだとか(尚更に買うべきだったかな)。




こちらはレギスタン広場の正面にあったティリャー・コリーモスクマドラサ。内部は金ぴかで、天井修復には3kgもの金が使用されたのだとか。ほえぇ~、金かかっている感、ぷんぷん、感じますよ~。



はぁ~、綺麗じゃ。



手に触れられる辺りの金色はフェイクだよね。金なんて見慣れてないから、どっちも本物に見えるわい。



ところで、サマルカンドではあちこちでウェディング写真を撮っていたよ。 このレギスタン広場では、特に撮影が多かった。な訳で、サマルカンドの街は、あちこちにウェディング屋さんが立ち並ぶのであった。ウズベキスタン人にとっては、サマルカンドで写真を撮るのが流行りなのかな?



さささと観終えて、レギスタン広場、終了~。



帰り際にも、こんな感じで、あちこちで記念撮影。




レギスタン広場でタクシー掴まえて、周遊のお願いをした。周遊の内容は「ウルグ・ベク天文台→シャーヒ・ズィンダ廟群」なんだけれども、運転手にダニエル廟もお勧めされて、間に1つ追加。交渉結果の料金はいくらだったか、忘れてしまったよ。で、最初にやって来たのは、ウルグ・ベク天文台。 入場料は22,000SOM(≒330円)。



展示物の色々。さらら~と見ていくと、小さなところゆえにすぐ終わって。



こちらの天文所へと。横から見るとこんな感じ。モスクの入り口と何だか似ているね。



中はこんな感じで地面深く掘られた構造(かつては、上にも建築物あり)。ここから空を見上げることで、天文台として利用していたとのこと。1年の時間が、600年前にして、今と2秒ほどしか変わらないという精緻さを持っていたという。ほぇ~、凄いわ!



反対側に来てみた(こちらまで来る人、ほとんどおらず)。




お次は運転手がお勧めしてきたダニエル廟。 良いところだぞと言うもんだから、興味わかなかったけれど、時間もあるしで来てみた次第。到着するや、むむっ、これは…。てな感じでしたわ(歴史知識に信仰も持ち合わせてないので退屈な場所)。ちなみに、入場料は17,000SOM(≒255円)なり。



でも、英雄だか何だか、地元の人は結構来ていて、まぁまぁの観光スポットみたいだけれども…。埋葬された人物が誰かも良く分からず、やっぱりイマイチでしたよ。で、今調べて知ったのだけれども、聖ダニエルさんは、死後も骨が成長するのだとかで建物内は18mもの長い棺桶が用意されているのだとか(そうだったのか!)。ついでに、チケット売り場の裏には聖水が湧いていて、万病に効くのだとか。



最後のスポット、シャーヒ・ズィンダ廟群でぽいっと下ろされて、暑さと疲労があって、ちょいと休憩タイム。ソフトクリームをなめなめ木陰でくつろぎましたわ。ソフトクリームは5,000SOM(≒75円)とちょいお高め。



ソフトクリームと暫しの休憩を終えて、いざ、シャーヒ・ズィンダ廟群 へと!と言っても、事前リサーチはしておらず、どんなところなんだろなと。入場料は12,000SOM(≒180円)。



階段を登って行くと。



おぉ~、この感じ、良いね!シャウエンのような、青一色の通りですわ。



ここは良いねっ!良く分からんで来たけれど、正解!



1つのモスクに入ってみたけれど、シンプルな作りでした。



反対側のモスクに行ってみた。こちらは、 内部も青一色!



天井も!



パノラマ撮ってみた。



お次のモスク。シリンベク・アカ霊廟(Shirin-Bika-Aga Mausoleum)だそうで、英雄ティムールの妹の霊廟なんだとか。



そう言われると、青一色ではなく白を基調としたところが、女性っぽくもあるかなぁと。でも、白地に青も綺麗で良いねっ。



モスク群から10m程度離れて、こちらのモスク。



ウスト・アリ・ネセフィ霊廟(Usto Ali Nesefi Mausoleum)だそうです。



入り口で解説聞く集団ツアーを分け入って、モスク内をパチリ。



こちらは、アミール・ブルンドゥク霊廟(Emir Burunduk Mausoleum)で、英雄ティムールの部下なんだとか。



で、一番奥の突当りまで来ましたよ。



青いタイル地が綺麗じゃわい。



中は珍しくも(?)緑が使われてました。



こちらは、ホージャ・アフマド霊廟(Khodja-Akhmad) 。



こんな感じでしたよ。



こちらはクサム・イブン・アッバース霊廟(Kusam ibn Abbas)で、サマルカンドで最も古い霊廟なんだとか。↓のようで、聖地な場所な訳ですな。


シャーヒ・ズィンダ (生ける王を意味する) という名前は預言者ムハンマドのいとこであるクサム・イブン・アッバース (Kusam ibn Abbas, Qassim-ibn-Abbas)が7世紀にイスラム教布教のためアラブ人によるサマルカンドへの侵攻が行われた時期にこの地を訪れ、同時期に埋葬されたという伝説と密接に結びついている。一般的に知られている伝説においては、彼はその信仰のため斬首されたが、自分の首を拾って地中深い井戸の中にある楽園の庭に行き、現在でも生きているとされている。



ドアも歴史を感じるような…。



シンプルで良い雰囲気でしたよ。天井の照明デザインも良し。



わらわらと地元の人が恭しく入って行く所。何があるざんしょ。



礼拝所の様で、四方に用意された椅子に座って休憩がてら、暫く滞在。



こちらも、歴史あるものなんだろうね(パチリ)。



と言う訳で、シャーヒ・ズィンダ廟群を撤収~。振り返ってのパチリ。やぱ、良い感じだねと。




シャーヒ・ズィンダ廟群を観終えて、そのままテクテクやって来たのはシヨブバザール。 さてさて、どんなところかな(ちょと、いや、大分歩き疲れたが…)。



おぉっと、パンが並んでおるわ。これが、サマルカンドナンと言われるやつだな。このままで2, 3年ももつと言われているナン。多分、乾燥した地域だからこその保存期間なんだろうね。



この、無駄な、いや、余裕のある空間が良いねっ!



ドライフルーツなんかも山盛り盛り。



シヨブバザールを出ていくと、立派なモスク。ザックからガイドブックを取り出してチェックすると、巨大モスク故に崩壊してしまって、修復されたモスクだとのこと。ふ~ん、と通り過ぎようとしたけれど、トリッシュが行ってみようと。



最初に、中央アジアのモスクを見た時に、前面にゲゲゲの鬼太郎「ぬり壁」のごとく建ちそびえる竜頭蛇尾的な門のアンバランスさに違和感覚えてたんだけれども、何だか見慣れてきたわ~。



で、結局入ってみたよ。入場料22,000SOM(≒330円)でぼちぼちするね…。中に入ったら3組ほどの日本人見かけましたわ。そして、ガイドブック記載のとおり、崩れがあちこちにあるね。



中の建物もでかいわ~。さすが中央アジア最大のモスクと言われるだけの事はある(撮影では木が邪魔なんだけれども)。



でも、その巨大さゆえに、急ぎの建築が裏目に出て崩壊が進んでしまたという…。内部も危険ゆえか入ることできないよ。



後ろを振り返ってみた(正面が入ってきた入口)。



あらっと、こちらでも挙式撮影かな。ドローンも用意していて、空中からも撮影するみたい。



廻り込んでみると、こちらも損傷が…。




モスクを出てお洒落ロード的な所をテクテク。だ、大分疲れましたよ。足が~。トリッシュがお土産屋さんをローラー作戦のごとく、巡って行く…。お店の前の道路に直座りして待つことにしたわ。



テクテク歩くこと暫し。ようやくレギスタン広場まで戻って来たよ…。大人しく、電動バス的なモノに乗ってくれば良かったわ。と言う訳で、ここからは、もちろんでタクシーを拾って宿まで。帰りは15,000SOM(≒225円)でした。



ホテルに戻ってチェックイン。おっと、なかなかに上等なお部屋じゃないの、と。



ちょと狭いながら、シャワー室も問題なく、ドライヤーに何故だかエアコンも…。浴室にエアコンって、初めてだよ。冬はえらく寒くなるのかな???



ゴロゴロ部屋で休憩を取って、夜に出歩いて晩御飯を食べることに。どこのレストランに行こうかなぁと。トリップアドバイザーで上位ランキングされているこちらに行ってみよう。ところで、ウズベキスタンでは、まだまだ現役でロバなんかが荷物を引いてますね。



やって来たレストラン、え、え?格式高いのかな?と思ったけれど、そう言う訳でもなく。でも、一応ダンスはきちんとした格好じゃなきゃダメみたい。例のごとくダンスエリアがあったりして、ウズベキスタンではレストランでもカフェでもダンスタイムが必ず設けられている感じ。



自分はダンスしないし、大人しく外の方でご飯を頂きますわ~と、あれやこれを注文。うんまぁ~いと舌鼓を打つのであった。



調子良く舌鼓を打っていたら、『あれ!?え!』と目の前を知り合い(日本人)が通るのであった!えぇ~!サマルカンドのレストランにて偶然ですね!と。あちらさんグループで、かつ、こちらの料理が出てきている状態だったので、遠慮されて向こうへと。でも、次の町でも日程重なるぽいので、そちらでご飯でもしましょうと約束。そんな出会いに驚きつつも美味しくご飯を頂いて7,4922.5SOM(≒1,124円)とボチボチのお値段(それなりのお店に入りましたからね)。ちなみに、頼んでいた2つのうち1つ、シャシリクがなかなか出てこず、注文も通ってなかったみたいで、色々なスタッフと話をして(英語が通じない)、ようやく残りのシャシリク出てきたよ…(既にお腹も落ち着いてしまっているよ)。



シャシリクで大分時間を取られながらも、お腹を満たしたので、『大丈夫かな、行けるかな?』とタクシーに乗り込んでレギスタン広場へと行ってみたのだけれど、ライトアップされてないわ~!!!と。どうやら21:00終了の様で、数分の差で間に合わなかった…。あの注文ミスとなるシャシリクが無ければ…。うぅ、残念である。



せっかく来たのに、悔しいのでライトアップされていないレギスタン広場をパチリ。 そしたら、日本のアニメ好きなウズベキスタン人若者に日本語で声掛けられたよ。1年ほどしか勉強していないというのに、流暢な日本語にびっくりしてしまったよ。



レギスタン広場を後にしてカフェでも入ってみることにした。夜カフェがなかなかなく、ようやく見つけたお店に入ってみた次第なんだけれども、珈琲が美味しくなかった…。飲み干せんかったよ、この珈琲。そんな珈琲のお値段は5,000SOM(≒75円)。



珈琲美味しくないし、冷房が冷えすぎだしで、あまり長居することもなく退出。花壇の所にいた猫にウインナーを一切れあげて引き上げることに。



宿の隣にあるスーパーにてお買い物。インスタントのコーヒースティック4つと水に7UPで8,000SOM(≒120円)とお安いね。



こちらのレジにて精算。購入したものが、ざざ~と雑に流されて、セルフで袋詰めしてお持ち帰りでしたよ。