ウズベキスタン旅行:サマルカンド編(2)

本日はサマルカンドを適当に散策して、深夜の夜行列車にて次なる町へと目指す。なかなかにハードは2日間となりそうだ。




こちらのホテルは朝食8:00から。遅い時間だなぁと8:00にやって来たけど、準備されてませんわ~。



10分後くらいに来て、ようやくぽつぽつと並び始めたよ。インスタントコーヒーをカップに入れちゃいますか(湿気ちゃうよね)。


 
プラムが凄く美味しかった!ちなみに、フライドポテトの初回投入はこの量…。えぇ?前日の残りですか?てな感じの非常に少なく中途半端な量。なんですか、これ…。



食事を終えて部屋に戻る途中。なかなか良さげの廊下と空室。空室は不用心にもドア開放でしたわ。本日は、お出掛けでレンタル自転車借りようとしたけれど、あいにくの雨で自転車の利用を見送り。




この日は天気よろしくなく、非常に寒かった~。最初にやって来たのはグーリ・アミール廟。 こちらは英雄ティムールと家族が埋葬されているところ。入場料は22,000SOM(≒330円)。



モスク内は、はぁ~と、溜息出るくらい、とても綺麗で豪華ですわ。



模様も美しいね。



あそこの横棒は何じゃろか…。



あそこの縦棒も何じゃろか…。そして棺の奥には近代的な空気清浄機がうなりをあげて(あげてはいなかったけれど)、置いてありましたよ。なかなか目立つ場所に置いてありますね…。



モスクの外に出て、地下にも何かあるぞ!?と行ってみたら、単にお土産屋さんでしたわ。



グーリ・アミール廟を出て、お隣のRukhobod Mausoleumと言うところに行ってみた。中にはおばさんが椅子に佇んでいて、お守をしていましたよ。おばさんの解説によると、ティムールの命令で建築されて、部下とか家族が埋葬されているんだとか。



Rukhobod Mausoleumの周りにあるお土産屋さんの呼び込みを避けて、ロータリーで佇むティムールの像をパチリ。



で、宿までのタクシーを拾うんだけれども、ドライブ中の?小型車が停まったよ。そして既に3人乗ってるんだけれども…(せ、狭くない?)。ホテルの名前を告げると、知らないようで、電話をかけて場所を確認しだしたよ!乗せてくれたよ!本当、ウズベキスタンってば、至る所の車がタクシーに早変わりだよ(ホテルの場所知らないから、他の車に当たって~言われると思ったのに)。この人たち、用事はないんだろうか???



宿にて残金チェック!残り少なかったので、両替してもらったよ。宿のスタッフが$100受け取って、外へと走り出て行って、何処かで変えてきてくれた(宿のスタッフは全員親切だったな)。



本日のランチは、これまたトリップアドバイザーでお勧めのレストランであったKARIMBEKへと。タクシーのおっちゃんも、すぐさまOK出る、地元でも有名どころみたい。団体さんも、わんさか飲み込まれていましたわ。



こちらのレストランは、2階、1階、地下とそれぞれ雰囲気が異なるインテリアとなっていたよ。



左側が地下で、右側が1階の様子。生憎2階は埋まっていたので、1階を選択。



郷土料理なるプロフ (チャーハン的なモノ)を頼んだのだけれども、これまた生憎売り切れてしまったとのこと。でも、スタッフの好意で外のお店に買い出しに行ってくれるとのことで(20,000SOM≒300円)、買い出しをお願いしてサラダやスープを注文。料理、美味いわ~♪プロフは脂っこいという話もあったけれど、そんな事も無く、美味~い♪ ちなみに、注文を取りに来たスタッフはプーチンみたいな顔つきで、粗相があったら(お客さん立場だけど)処分されてしまいそうな、そんな雰囲気漂わせてましたわ(勝手に判断したのだけれど)。



昨日のお店でもそうだったのだけれど、注文したシャシリク(ケバブ)の1つが出てこない…。スタッフをつかまえて話すも、英語が全く通じんわ~。入れ替わり立ち替わりでスタッフに説明して、何だか通じてんだか通じてないんだかで、ようやくできたモノは、注文とは別のモノだったよ…。もう食べ終えて時間も経っているしで、落ち着いていたんだけれども…。



暫くすると音楽が大きくなって、テーブルに居たゴムまりみたいなおばさんたちが前方のスペースに集まって、わらわら踊り出した~。これは、ウズベキスタンではお約束のタイムなんだね。おばさん踊る中、スタッフが余った食材をパックに詰めてお持ち帰り用にしていたよ(なるほどね~、お持ち帰りOKな文化でしたか)。



お昼を終えてやって来たのは、文化歴史芸術博物館。 どれどれ、どんなかな。



敷地内に入ると、どこからともなく、おばさん登場して、ささ~と前行って建物入って受付に座っていましたよ。入場料は22,000SOM(≒330円)。



デザイン面白い展示品や、スザニなる生地が置いてあったりして。受付に居たおばちゃんが、ここでもささ~と前行って電気のスイッチをオンしていく!



棚に置かれた茶器の数々。ん?これはファティマの手になるのかな。そして、見事な装飾入った盾と言うかお盆かな。


 
突当りに行くと炬燵みたいなものが置いてありましたよ。そして、おばちゃんそちらで待機、こちらが引き返すときは、パチパチ電気を消して後付いて来ましたわ。



お次は歴史展示物的な所。なんだか、手作り感満載のジオラマが置いてありました(笑)。



お次は、うぉっと、壁の模様がカラフルなエリア。



おぉ~っと、男心にも溜息漏れる程、綺麗な所でしたわ。デザインと部屋の様子がおもちゃ箱の様で、あれ?これって、てな感じでイエメンのサアナで見た街並みと室内デザインを思い出しちゃったよ。今、写真を見返してみたけれど、やぱ似ているね。



上部窓の形やステンドグラスなんか、本当イエメンを思い出すよ。



2階に来てみたよ。こちらの様子も良いね。



1階を見下ろしてみた。良いっすな。



こちらの展示物。真ん中のモノは何じゃろな思ったら、羊の角笛であったよ。



壁や天井も装飾満載。



天井の装飾は、イスラム教ながら、乳出す女性のデザイン。イスラム教になる前(後?)のモノになるのかな。とりあえずパチリ。



奥の部屋まで。こちらにもピアノ(1階のモノはエレクトーン?)が置いてあったよ。



お次は時間と場所飛んで、アフラシャブ博物館。 タクシーで訪れよう思ったのだけれど、タクシー運転手となかなか意思疎通ができず、なぜだかシャーヒ・ズィンダ廟群で降ろされてしまったよ。お金を払う言うても、ここで降りろ降りろと。う~ん、シャーヒ・ズィンダ廟群は昨日に来ましたよと、アフラシャブ博物館まで雨の中、テクテク3km程。雨は降ってるし、かなりの寒さだしで辛かった~。博物館に入って、寒さを逃れてホッでしたよ。こちらでは、ラッキーなことにアジア人団体ツアーと同タイミングになって、そのまま団体さんと一緒に入場しちゃいましたわ(=料金支払わず)。



で、こちらに何があるかと言うと、この辺で発掘されたソグド人のモノが展示されている。歴史を感じるもの、モンゴルの様子を伝えるものなどなど。もちっと、この辺の歴史を知っていれば良かったのだけれど、前知識無く訪れたのが残念。



壁画や陶器、食器なんかも展示。まだまだ展示できるスペース感ありありの状態でしたよ。



寒さにもよおしてしまって、外にあるトイレにて一息して、再び博物館へと。



暖を取るため入り口に置いてあったセルフのコーヒーを頂くことに。受付のすぐ横にあるベンチにて、くつろいでました。団体さん立ち去っていて、スタッフに『あれ?あなた達、団体じゃないの?入場料払ってた?』と言われるんでないかと、びくびくしながらコーヒーぐびぐび。結局、問題なし。




寒かったわ~と宿に戻って来た。さてとで、今晩の夜行列車まで大分時間があるよ…。外は寒くて小雨だし、出歩く気力もないわ~。と、ホテルスタッフに1階ロビーで休憩してても良い?と聞くと、OK~と。ついでに、よりくつろげそうな2階の談話室コーナーでも良いかを聞くと、もちろんと。なのでお茶を頼んでお金を払おうとしたら、お金は要らないよと。なにぃ~、なんて素晴らしいホテルだよ、Mixt Royal Palace! 後で届けてくれたお茶をグビグビ。使用した傘を乾かしつつ、ソファでくつろいで暫しzzz休憩。



夜になって、晩御飯を食べに行くことに。晩御飯を食べ終えた後、暫く時間潰しでくつろげるところが良いな~と。昨日のレストランも、お昼のレストランも23:00過ぎまで営業していて、どちらもOKだったけれど、何となくでお昼のレストランをチョイス。そして、今回は地下の場所を選択。荷物を置いてゆっくりとディナータイム!



最初のサラダはパフェの様な容器に入れられてきたよ。チーズが掛かっていて、「ん?こってり味か?」と思ったけれど、全然そんな事なく美味いわ~。昨日同様、こちらのレストランも、何を頼んでも美味しいね!



一通り食べ終えたんだけれども、再びで2つ頼んだシャシリクの1つが出てこない…。でたよ「サマルカンドのレストランあるある」 ですわ。頼んだ注文が上手く通っていない。サマルカンドの、レストランでは高校生バイト君のような若い人たちが大抵居るんだけれども、英語は通じないし、責任感もイマイチな感じ。故に頼んだ注文が抜けていること多々ですわ。それを指摘しても、なかなか通じない…。今回も3,4人のスタッフが入れ替わりやって来るんだけれども、なかなかに要領得ない。で、何度も繰り返しコミュニケーションを取って、何とか注文が1つ来ていないこと伝わったよ。



やれやれな感じで待つこと暫し。まぁ、こちらは時間たっぷりだから、全然かまわないんだけれども、満腹中枢が刺激受けちゃってるんだよね~と。更に、出てきた料理は、頼んだものと違うやんけ~! と。いまから、こんなには食べられないよ! でも、お昼に持ち帰り文化を見ていたので、残ったものは箱詰めしてもらうことにしよう。夜行列車で食べることできるしね(ポジティブシンキングで有効活用)。とまぁ、長~いディナーをし続けるのであった(途中、片隅に見つけたコンセントで充電しつつ)。




レストランでだらだら、余ったお肉も包んでもらって、さてとで、夜行列車に備えてコンタクトレンズを外そう思ったら、コンタクトケースが無いわっ!あれ?っとあたふた、ホテルに置き忘れてしまったか!?と、ホテルに戻って、忘れ物がないか聞いてみたけれど、見当たらず…。コンタクトケースどこかで買えるかなぁと、とりあえず深夜のサマルカンド駅へと向かうのであった。レストラン→ホテル→サマルカンド駅でタクシー料金$10なり(ホテル経由で駅へ向かうルートを運転手に頑張って説明!)。



ってか、夜のサマルカンド駅、渋い!格好良い! パシャパシャ撮りまくりだよ!撮影禁止が解除されて、本当に嬉しいわ~。太陽光がないから、レンズの汚れも全然目立たないよっ!



お店も空いていて、自動販売機も置いてあるから、小腹が減っていても大丈夫!



はしゃいで写真撮っていたら、間もなく乗車時刻と言うことで、ホームへと行くことにしたよ(周りの人も、わさわさ動き出す)。こんな地下通路を通って、ホームへと。



電車がやって来たよ。乗り込め~。



どんな人が同室になるのかな?カップルとか、可愛い女の子だったら良いな、と思ってチケットに記載の部屋を覗いてみたら、おっさん2人組であったよ…。 まぁ、自分もおっさんなんだけれどさ(可愛い女の子でなくて残念!)。おっさん達は下段のベッドでくつろいでいたんだけれども、彼らのチケットは上段のため、重い身体を苦労しながら、よいしょと上段へと移動していたよ。下段にぽつんと置かれたシーツでベッドメイキングだよ。



コンセントはあるのかなぁと聞いてみると、あるよ~と部屋の外の廊下を指さすのであった。むぅ~、外かぁ。しかも高い位置にあるね。充電は断念(さっきのレストランで済ませたからOKだよ)。ちなみに、VIPの個室になると部屋の中にコンセントが付いているらしい。



車内をちょいと散策してと。車両には熱湯出てくるボイラーも置いてありましたよ。ボイラの佇まいが、以前に乗った中国での夜行列車で乗った時に見かけたものと、同じような感じですわ。そんなこと思い出しつつ、コンタクト装着のまま、ベッドに横たわってzzz。