ウズベキスタン旅行:ヒヴァ編(3)

本日は最後のヒヴァ滞在。近郊ツアーへと申し込むこともなく、ゆる~く、その辺を散策してみましょうかね。午前中に「①散歩」して、お昼は「②クブラ・トボ・ボグ宮殿」を散歩がてら歩いて訪問。最後は「③ヌルッラバイ宮殿」を鑑賞でした。



本日も目覚めて朝食前に、屋上にて朝日を拝んでみた。本日も良き日となりそうだ。



先ずは朝食。定番メニューとなっているヒヴァナンに蜂蜜&バター。後はチーズとハムにデザート。これとは別にオムレツor目玉焼きを作ってくれますよ。



お土産購入するというトリッシュと別れて午前中は別行動。イチャンカラを出て、辺りを散策してみよっと。内側の門を出て外周をテクテク。



う~ん、辺境の地ですわ。この何とも言えない辺境っぷりが、良いね!なんだかイエメンのサアナを思い出すよ(あそこは辺境と言うか、バリバリの首都なんだけれども…、辺境の国と言ったところかな)。



外周を離れて、テクテク。



閑静な住宅街ってやつですか。



テクテク、カップルが仲良く歩いてましたよ。イスラム教の地だけれども、普通にデートは問題ないのかな(普通にアルコールも出て来るしね)。



寂れたゲートは、以前マーケットがあった所なんだとか。



こちらの建物はと、やって来て見たら、仕立て屋さんみたい(後ろから、こっそりパチリ)。



こちらはお肉屋さん。お肉が吊るされてましたわ。そのままテクテク。



再びイチャンカラの方へと戻って来た。向こうに見えるのが城壁。



こちらのコーナーは、トロリーバスの停留所。


 
そのままテクテク。この先の北門にてシェアタクシーの運ちゃんとコミュニケーション。英語が通じない運ちゃんに高度な内容となる 『明日の朝7時に、南門で自分をピックアップして、北門で1人ピックアップしてから空港へお願い』とお願いすることに。身振り手振り、スマホのペイントで絵を描いたりして何とか要望を伝えられたものと思われる(上の絵が確認で描いたもの)。3回位確認の念押しをしたのだけれども、それすらも、上手く通じているのか…。とりあえず、空港まで1台$5で交渉決まりました。



まぁ、通じてなかったら、沢山居るであろうドライバーと新たに交渉すれば良いかと、テクテク北門からイチャンカラへと。ふと上を見上げると観光客がテクテク歩ているではないか。『どこから登れるの?』と聞くと、『そこだよ』と、さっき通って来た北門のところだよ(見落としてた)。



早速登ってみたよ!



大分傷みが進んでいて、雨によって穴が開いているのかな?



北西のコーナーからパチリ。背にしている城壁の向こうは、トロリーバスの停留所だね。



城壁の内側、下を見てみた。高さは伝わらないけど、ボチボチの高さにして、柵も何もない状態で落ちたら無傷じゃ済まなさそうな感じ。



東門のところ行き止まりになっていたので、引き返すことに。後ろを見てパチリ。ぽつぽつと観光客が城壁を散歩していたよ。ここまでやって来て、城壁散策する人はあまり居ないみたい。



再び北門に戻って、今度は西門の方へとテクテク。



城壁の下をテクテク歩く女子集団が手を振ってくれましたわ。『ハロ~』てな感じで気分良く手を振り返す。なかなか可愛かったなぁ~と後からパチリ(ちょっと構われただけで脈あり?と、俺、勘違いしちゃうタイプなのかもしれないなぁと)。



昨日見かけたペット君は居るかな。



いたいた、居たよ。犬君に羊君にガチョウ君。



車輪のわだちが刻まれているよ。古くからの石畳で、いまだかつて何台の馬車が通り過ぎたんだろうね。



こちらは汲取りの車。ちょいと悪臭プンプン。



途中、子供たちに遭遇。お、沢山おるねぇと、鞄から風船取り出して、あげたら大喜び!



お菓子もキラーアイテムだけれど、風船もキラーアイテムだね!風船アイデアは、友人のT氏より聞いたもの。『かさばらないで、子供受けしますよ~』と。前回のイランでも持参したのだけれども、配る機会なく、そのままウズベキスタンに持って来た次第。活躍の場があって、良かった!




で、お昼前に宿に戻ってトリッシュと待ち合わせ。さてとで、イチャンカラの南の方に、宮殿があるみたいだし、散歩がてら行ってみますか。途中にお店があったら昼食にしましょうかねとテクテク。



お店、ある雰囲気、全然ないっすね…。



首都のタシュケントでもそうだったけれど、ロバに引かせる荷車とか普通にある感じのウズベキスタン。



で、MapsMeの地図を参考に、スーパーなる表示があったので、ちょいと遠回りして寄ってみた。



綺麗な店内で、色々なモノがあるよ!ここで軽食買ってお昼にしても良いんじゃね?と。いつもならそうするところなんだけれど、トリッシュがちゃんとしたものを食べたいと、至極当然な我がナイスアイデアを却下されてしまったよ(おいおい、ここを逃したらお昼にありつけんのかもしれんのだぞ!! と心の中で思いつつ、却下に従うのであった)。



途中見かけた幼稚園(腹減ったな~、ビスケットを買い逃したのはでかいなぁ~と思いつつ)。



こちらは美容院。写真画質の粗さに、トリッシュが『インターネットの画像をコピーして印刷してるから画像が荒いんだよ』と。なるほどね~。こんな辺鄙な所なら、写真を無断使用を知られる(訴えられる)こともないでしょう。



テクテク、昼食のお店も見つからないまま、目的地のクブラ・トザ・ボグ宮殿へと。ってか、日影も乏しく、暑い~(汗)。



宮殿の直前で、やっぱり腹減った…、と隣にあるホテルに行ってみた。ここなら、多少高くてもレストランあるでしょう。で行ったみたけれど、人っ子おらずして、ランチはやっていない雰囲気がプンプン…。ホテルのレセプションに行って聞いた見たけれど、やっぱりやっていないとのこと(ガックシ)。



腹減った~と、宮殿へ。あまり人気も無く、中に売店はありそうもない…。



と思ったら、随分と立派なレストランがあったよ!誰もおらんけど…、で、見つけたスタッフに聞いてみたら完全予約制なんだとか…。どうにも入れてもらうことできんかったわ。しかし、食材が机の上に準備されていて、結構乾燥しておったよ。こちらのレストランを帰国後に調べてみたら、ツアーなんかで良く利用されているレストランみたいだね(日本のツアーでも、利用しているところがちょいちょいあったよ)。



仕方ないので、閑散とした宮殿を散策してみることに(暑いわ~)。



誰も居ないことを良いことに、あちこち散策で、勝手に2階なんかも行ってみたりして(何もなかった)。



あちこち散策、最後に名残り惜しくレストランを見て退散。



お腹ペコペコでとても歩くことできないので、幹線道路でワゴンバスを拾って、イチャンカラへと戻ることにした。目指すところで降りたかったのだけれど、自由な場所で降ろしてくれなくて、イチャンカラ西門まで連れていかれてしまったよ。料金は1,500SOM(≒23円)。



お昼は昨日見かけたチャイハーン街へと。適当な所に入ってみた(人が全然おらんけど)。



注文頼んでたら、あ、お客さん来たよ。



肉まん的なモノを頼んだのだけれど、写真と違うものがやって来た…。八角っぽい形状のカリッとした食感を期待していたけど、カリッと肉まんでしたわ。ついでに、巨大なパンもお勧めしてくるんだけれども、こんなにでかいの食えないよ!と申し出辞退。



ビールが出てきましたわ(そう言えば、ウズベキスタンって普通にアルコールあったなぁ)。後はシャシリクが出てくるのを待つだけだぞと。窓の外を見て、おっちゃん美味しいシャシリクをダッシュ頼むよ!と。出てきたシャシリク。うん、どのお店で食べても間違いない一品だよ(ここのシャシリクは美味しい!とまではいかなかったけど)。



で、昼食終えてやって来たのはヌルッラバイ宮殿。こちらの宮殿は廃墟なんかではなく、きちんとガイドブックにも書いてあるし、ちゃんとした所に違いない。



ちゃんと入場料も支払ってのエントリー。入場料は50,000SOM(≒750円)と大分お高めだったわ。



宮殿は一部工事中で、スタッフの人があちらへ行けと通行路を示してくれので、そちらへテクテク。



おぉ~っと、これまた豪華な客間?でしたよ。



すると、すぐさまお土産エリアになって…。さっき方向を示してくれた人が、スタッフに居るような…。でも、入場料しっかり良い値段取る宮殿内のお土産屋さんゆえ、品質良いものが置いてありましたわ。品質相応のお値段でもありましたが。



画や人形と、色々ありましたわ。



中庭に出たよ。



こちらもお土産屋さんが待ち構えておったよ(買って、買って攻撃はないけれど)。




階段があったので、登ってみた。



こんな感じの中庭。




2階には特に何もなかった…。



再び1階に戻って。



ありゃ、スタッフが昼寝しているわい。羨ましい職場環境だこと!



こちらの一角が展示コーナーになっておったよ。昔のイチャンカラの写真に、ほえぇ~てな感じ。厳しいシルクロードを歩きとおして辿り着くヒヴァの町はオアシスだよね。オアシスにて巨大なカルタ・ミナルがドドーンとそびえ立っているのだから、噂になっていた街なんだろうね。



展示室はこんな感じで、随分とこぎれいな所。



面白いイラストもあったよ。闘羊に闘鶏。力持ちコンテスト?なのかな。



こちらはインパクトある絵画。ほえぇ~。



また、別の中庭に出たよ。こちらは噴水つきであった(噴水出てないけれど)。



異国情緒感じるデザインだよ



その奥で見かけたトイレ。今回の旅行で一番綺麗だったんじゃなかろうか。まだ誰も使っていないかのような。



こちらも、そろそろ撤収かな、と。



敷地を出ようとしたところで、建物横からスタッフ出てきて、どうぞと。ありゃ、こちらも見学場所であったか。



あらま、豪華な内装だこと。



左側の写真にある装飾豊かなモノは暖炉とのこと。薪をくべるのは隣の部屋で、こちらは見た目スッキリ、ススも出ないということになるんだね。なるほど~。



こちらは応接室になるのかな。壁の装飾も隙間なくされていて、目が落ち着かないわ~。



最後は寝室になるのかな。カーテンの紐かけも立派でしたわ。建物散策中はスタッフの人がエスコート。と言うか貴重な装飾だけにお目付け役と言ったところかな。



いやぁ~、なかなかのモノでございましたなと。



宮殿を後にして、適当にぷらぷら散策。



ぼちぼち歩き疲れたので、美味しいと評判のヒヴァのソフトクリームを食べることにした。



イチャンカラのオープンカフェにてコーヒーとソフトクリームを注文。パクッとソフトクリームは普通であったよ(あらまてな感じ)。お店の子供に風船をあげたら、ちょいと持て余してしまっていて、まだ幼過ぎたかな。



コーヒーブレイクの後は、お土産屋さんを物色。ほぼ$1と言ったところ。手袋は小さいものと大きなもので$1, 2, 3と値付けされていたよ。



のっぽミナレットの下にあるバザールでスザニ(刺繍)を物色。トリッシュの値段交渉に途中参加して、複数枚買うことで割引してもらったよ。



こちらは柱の彫刻をこしらえている職人さん?



車の下から、トコトコと可愛らしいにゃんこが登場。



こちらはペット羊君?



夜までの暇な時間に、夕日でも見てみようかと。そいえば、昼間に見かけた崩れた城壁から上に登れるんじゃね?と。



で、登ってみた。う~ん、まぁまぁの夕陽だね。



てな訳で、宿でゴロゴロ暗くなってから出歩き始めたよ。夜景も美しいわ。



今晩は、満席ばかりで何度も断念したTerrassa Cafeへと。トリップアドバイザーでは『雰囲気と眺めの良いレストラン』とあって、味の方はどうなんだろうとちょと心配ながらも、三度目の正直でお店にエントリー(最初は外のバルコニー席であったけれど)。



相変わらずの賑わいで、とりあえず料理を頼んでしまわなければ!と注文。注文すると店員が復唱してくれたよ!ウズベキスタンにて初めての復唱。こりゃ、注文がきちんと通るに違いない(その通りであった)。サマルカンドでは全てのレストランでオーダーミスがあって辟易していたのである(そう言えば、ヒヴァではそう言ったことはなかったな)。



出てきた料理はどれも美味しかったわ~。ウズベキスタンのレストランはレベルが高いね!美味しい料理に満足でしたわ。料金110,000SOM(≒1,650)なり。