ウズベキスタン旅行:タシュケント(1)



本日は7:00~7:30の北門待ち合わせのため、朝食を早くしてもらったよ。スイカとメロンの代わりに菓子パンが増えて、クレープも追加されておったよ。カウンターで看板娘さんに空港までのタクシー場所や料金を確認で聞いてみたけれど、全く把握しておらんかった。英語のコミュニケーションは問題ないけれど、旅行者に提供する情報の勉強はしてないみたい(宿提供はしっかりやる家族経営ってところだね)。



早目にしてもらった朝食をさささと終えて、昨日お願いした南門にてピックアップを待つ。来てくれるかなと、ドキドキ。待てど暫し、約束の7:00にやってこないわ…。



ふと前方に停まっていた車がこちらにやって来て、乗って行けよ的な事を言ってくる。『いやいや、既に予約ありますから』と。が、どうにも、こいつが迎えっぽい???と、全然会話が成り立たないのだけれども、どうやら昨日の予約で寄越された下っ端君みたいだよ。で、スマホにある写真で昨日の人を見せてくれるんだけれども、昨日の人は髭面&サングラスで、写真は髭無し眼鏡無しのスッキリさん。同じ人か分からないわ~!!



とりあえず、乗車していくことにした。『あのさぁ、昨日の約束では北門でピックアップする人が居るんだけれども』伝わっているかなぁと、全然通じないけれど『北門』を連呼しておいた(『North Gate』自体が伝わらないのだけれど…)。ついでに、指差しでナビゲーション。



やれやれてな感じで北門に着いて、無事に昨日のレストランでご一緒した方と合流して空港へと。更にもう1人の日本人も同乗して4人でシェアして行くことに。約束では50,000SOM(≒750円)だったけれども、4人で割りやすい60,000SOM(≒900円)にすることで車内相談&合意。



車は軽快に走る!トロリーバスだったら、結構な時間が掛かっちゃうよね。



ありゃっと、なかなか近代的にして、綺麗な家が立ち並んでいるじゃないの。こんな家もあるんだね。



渋滞もなく、車は軽快に飛ばして、だいたい80~90kmの速度で走ってましたわ。



大分発展しているウルゲンチをそのまま素通りして、その先にあるウルゲンチ空港へと。



予定通りウルゲンチ空港へと。トラブルも特になく、すんなり到着だよ。



空港は大分閑散としておったよ。



何の変哲もないボールペンが、空港の売店で売っておりましたわ(はて?)。ちなみに、こちらの空港で売っているお土産は、昨日の王宮モノよりも安かったよ。でも、こちらはそれなりの品質で、昨日の王宮モノは品質高かったなぁと。



搭乗開始。歩いて飛行機まで向かうスタイルでした。



前と後ろからに分散しての搭乗。



で、搭乗して着席するや否や、離陸前に水が配られましたわ(こんなに早い水供給は初めてだよ)。



で、あっという間にタシュケントへと。飛行機だとあっという間だね。荷物もそれほど待つことなく出てきましたわ。



で、空港を出て暫く歩いてから、車をキャッチすればOKだよねと。が、空港を出ると、『あれ?こんな所だっけ』と。国際線と国内線だと出口が反対になるんだね。あららららと、位置把握に戸惑ってあたふた、値段交渉でやられてしまって観光客料金となってしまったわ…。



初日と同じTopchan hostelへと荷物を置いて、何はさておき、昼ご飯だよと。近くの食堂へと。小窓のところから注文して、料理を待つ。



出てきたプロフと野菜サラダ。プロフ、甘口の味わいが美味しいわ~。3人でプロフやサラダなんかを頼んで11,300SOM(≒170円)と安っ!



お腹を満たして戻って来たTopchan hostel。子猫がお迎えしてくれたよ。



チェックイン時間を迎えて、荷物を部屋に運び込んだ。今回は部屋にシャワーが付いているタイプ。ゆっくりくつろぐつもりでシャワー付きにしたのだけれど、使い勝手は共有のシャワーの方が良かったかなぁ。



お腹を満たして、荷物も置いたので、テクテクとタシュケントを散策することにした。初日に見かけた露店パン屋さん。



さっきのお昼でまだ満腹でなかったので、1つ買ってパクリ。ん、こりゃ美味しいわ♪ 料金は確か3,500SOM(≒53円)。



で、お馴染みのタシュケント駅。



今回利用するのは地下鉄の方(ドキドキ)。乗車券はこんなプラスチックコインなんだね。料金は1,200SOM(≒18円)。



ゲートにコインを投入して地下鉄のホームへと。ってか、目の前にあるオブジェが目を引くよ!撮影が自由にできるようになっていて、嬉しいわ~!



ホームも良し!ホーム壁にあるオブジェも良し!地下鉄ってば、こんな装飾になっているんだね。かつての観光客は撮影できずに地団駄踏んだことでしょう。



電車来てもパチリ。電車に乗ってもパチリですよ。



目的の駅(チョルスー駅/CHORSU)で電車降りてもパチリ。自由に気兼ねなく撮影できて、本当嬉しい!



こちらのオブジェも目を引きますわ。あちこち目をきょろきょろしていたら、迷っていると思われて、優しくて甘いマスクの青年に出口を教えられちゃったよ。ウズベキスタンでは、結構甘いマスクの青年が多かったな。美男子好きにはたまらない国だね。



駅を出る際に見かけたドアの分厚い事!厚さが伝わらない撮影だけれども、多分、核シェルターの機能も備えた作りなんだろうね。



やって来たのはチョルスーバザール。沢山のモノが売られているんだろうね。



魚に蜂蜜なんかが置いてありましたわ。



向こうの半円形ドームへと行ってみよう。



ドーム1階は肉、肉、肉のオンパレード。牛、豚、羊に鳥と色々ありましたわ。



豚足なんかもずらり。ついでにキムチもありましたわ。スターリン時代の暴挙で朝鮮人が強制移住させられたために、朝鮮文化なんかがちらほら。見かける人も西洋人であったり、中東人であったり、アジア人であったりと言った感じで人種のるつぼ、中央アジアですわ。



2階に行ってみた。2階はドライフルーツなんかが沢山売られていたよ。ついでに1階の様子をパチリ。



半円形ドームを出て、こちらは野菜コーナー。カラフルに、綺麗に陳列されてますよ。



この辺は果物だね。



葡萄にラズベリーがどっさり。



お米やジャガイモも、どっさり。



玉ねぎ、人参、etc, etc...。



あちらにも、別の半円形ドームが…。歩き疲れたのでパスッ!



この辺は服や生地が売られてましたよ。



歩き疲れたので、路上カフェにてお茶することに。



お茶はポットで供されて1,000SOM(≒15円)。いわゆる安っぽい茶葉で美味しくはなかったよ。まぁ、座って休憩するのが目的だから、ええんだけれども(ポットのお茶は一杯しか飲まなかった)。



この辺はタシュケントナンが売られてました。



次なる目的地、ナヴォイ劇場へと行くためにバス乗り場を探してみた(地下鉄駅の場所がちょいと遠くなってしまったので)。何人かに声かけてみたけれど、バスは行ってないらしく、タクシーで行くことを勧められたよ。値段を伝えてくれるのに、札を2枚(20,000SOM(≒300円))をぴらぴらして教えてくれたよ(なるほどね)。料金伝えるジェスチャーなのに、トリッシュが『お金くれるの?』と。おいおい!な訳ないだろ!(ぺしっ) どうやったら、そう言う意味で受け取るんだ??? 本当、楽観的な思考にビックリだわ~。



タクシー代をケチって地下鉄乗り場までテクテク歩いて、目的としたコスモナウトラル駅/KOSMONAVTLARへと。降りてびっくり、ほえぇえぇ~!宇宙感ある駅のデザインだよ。格好良いよ!タクシー代ケチって良かった!



ソ連時代に活躍した宇宙開発、宇宙飛行士の彫刻なのかな。一番右のモノは、JOJOに出てくる壁の男を思い出しちゃったよ。



スペーシーな駅に興奮しつつ、地上に出ると、あらま、見かけるあの人はヒヴァからシェアタクシーで同乗した方ではないですか。と言う訳で、一緒にナヴォイ劇場へと行くことにしたよ。



途中見かけた薬局にて、コンタクトケースないかなぁと尋ねてみたけれど、置いてないですわ(コンタクトケース無しの生活が続いてる…。ペットボトルの蓋を2つ用意して、しのいでますわ)。



ちょと変わった建物は、Central Exhibition Hall Of Academy Of Arts。



交差点を右折して、ツム百貨店とやらに来た。と言うか、ご一緒の方が、こちらで買い物するというので別れて建物内を軽く散策。



上の階にはZARAもありましたわ。



で、ツム百貨店を後にして。



目的のナヴォイ劇場へと。こちらの劇場は日本人捕虜が建設に携わったということで知られているモノ。 捕虜ながらも日本人の丁寧な仕事が評価されて、当時の首相がそれを評して、ロシア語、英語、日本語で説明のプレートを作成したんだとか。


タシュケントにあるオペラとバレエのための劇場である。正式名称は、アリシェル・ナヴォイ記念国立アカデミー大劇場。アリシェル・ナヴォイ(ナヴォイー)は、ウズベキスタンの伝説的な英雄で、文学、伝承でも度々取り上げられる人物。第二次世界大戦でソ連の捕虜となった日本人が建設に携わったことで知られる。



そのままテクテク東へと。むくどり(?)なのか、空を鳥の大群が舞ってましたよ。



地下道を通って公園へと。公園の中心部に佇む銅像は。



英雄ティムールですわ。こちらは、アミール・ティムール広場ですからね。ティムール像の向こうは、ウズベキスタンホテル。伝統と格式在るけれど、そのまま今に至って、設備が老朽化しているっぽく、宿には選択しなかったよ(後日、友人の友人の話で、その通りであったらしい)。



こちらの人面デザインの建物は、国際会議場だったかな。



で、ウズベキスタンホテルへと行ってみた。細かくごちゃごちゃした感じが、アンドレアス・グルスキーっぽくね?てな感じでパチリ。この写真、高く売れないかなぁ。



トイレ休憩で寄ったのだけれども、見かけたATMは故障中であった…。



ウズベキスタンホテルのソファでたっぷり休憩させてもらって、帰ることに。どこで晩御飯食べようかなぁ…。



ユーヌス・ラジャビィ駅/YUNUS RAJABIYで路線乗り換え。



ほほぉ~!と、こちらの駅も美しい!



電車の待ち時間も全然OKだよ~と、パチリパチリと撮影に興じる。



今度はミング・オリク駅/MING O'RIKにて路線乗り換え。ここは普通な感じですな。



でも、階段上にあるオブジェは格好良い!



乗り換え先の路線はこんな感じ。



目的地のタシュケント駅へと。地下駐車場に利用できそうだけれども、何もない地下空間。ここは、いざという時の避難先になるのかな。相当人数を収容できそうな巨大空間だよ。



駅から宿までのルートに手頃なレストランが無いんだよなぁと、晩御飯をどうしたものかとテクテクしていて、MapsMeで見かけた食堂マーク。ちょいと寄ってみたら、良いんじゃね?とローカル食堂に乗り込みましたわ。



出てきた料理は、これまたワイルドな感じで、家系ラーメンかの様なこってり油臭にして獣臭。でも、ワイルドな味わいが美味しいわ~。箸が進むねっ!



シャシリクもワイルドな味わいですわ。トリッシュはちょいと苦手そうであったけれども…。 食事中、ちょうどドラマがやっていたのだけれども、ウズベキスタンでは全然見かけることの無い美女がテレビの中に。どこにいるんだ!?あんなに綺麗な人は??? 街中で見かける女性は、失礼ながら、ごむまりみたいなおばさんばかりでしたよ。



こんな食堂。ローカル食堂にて美味しく、お安く、大満足な内容でした。料金32,00SOM(≒480円)なり。ビールはないとのことで、アルコールが無かったせいもあって、割安価格!