マダガスカル旅行:Madagascar(Andasibe→chameleon farm→Antananarivo)→Kenya





昨夜の雨は朝方まで続いていた。その影響なのか、インドリが早朝鳴くことはなかったよ(ぐっすり眠れました)。



調子の悪いカメラの具合を確認するため、食堂へと向かう途中で花をパチリと撮影確認(カメラレンズを閉めるのに手動ながら、何とか動いているなと)。



前回と同じ場所にて朝食を取ることに。ついでに、前回と同じメニューでしたよ。少しでも変化付けるために、今回は目玉焼きにしましたよ。



朝食後、直ぐにホテルを出て、最初の目的地Madagascar Exotic(chameleon farm/ chameleon park)へと。Just in Timeのトラックではないのだろうけれど、沢山のトラックが停車中。



街に入りました。黄緑のベストを着たグループ。ゴミ袋を持っていて、街の清掃活動をしているとのこと。そんな活動グループもありますか。ちなみに、前を走るトラックの荷台には、通学児童が乗っておりました(笑)。ムボラ君が『僕もスクールバスに乗っていたけれど、トラックの荷台ではなかったよ(笑)』と。



線路横断。1カ月に数本しか走らない(笑)。



こんな感じで、過積載のトラックがスリップしてしまう事が多々…。



次の町では、先日のバナナに続いて、パイナップルが盛り沢山。ここで、ムボラがぽつり。


『ペンパイナッポーアッポーペン』と言い出しましたよ。『え?それ、知ってるの?』と。『うん、YouTubeで日本人がやってるダンスだよね』だってさ。なんとなんと、情報は世界を駆け巡るな~。『俺、ペンもってるし。パイナップル買っても良いから、ダンスやってみてよ!』と話をしてみたけれど、してくれませんでしたわ。

『この辺の子供は、YouTubeなんて見られないし、”オリジナルダンス!”って良い切っちゃいなと』なんて伝えて、お願いしてみたんだけれどもね。ふふふふふ、と一笑されてしまいましたわ。



そうこう、Madagascar Exotic(chameleon farm/chameleon park) に到着しましたよ。道中でバシバシ写真を撮る自分、ムボラ君も心得たもので、看板前でスローダウン(無事に看板撮影)。



物置小屋のような薄暗いところが受付場所でした。こちらで、手続きを済ませて(全てムボラ君にお任せ)、いざカメレオンとご対面!



こちらは、網で囲われた飼育小屋がいくつかあって、最初に訪れた飼育小屋にカメレオンが!残念ながら、小雨が降っているためカメラをケアしながらの撮影であったよ。ちょいと肌寒いながら、カメレオン動いておりました。



左側、パンサーカメレオンと言ってました。派手派手だね。



こちらは、ゆっくり移動中のカメレオン。



こっちにもカメレオン!



あっと!その瞬間は、とっさのことで撮影できなかったけれど、ちょうどバッタを捕獲した瞬間なのでした。こちらは伸びた舌を収納し終えたところなのでした。



写真じゃわかりにくいかもしれないけれど、くちからバッタの足がはみ出ておりますよ。



あ、なんか普通のカメレオンだよ。



こちらは、隣の枝に移動しようとしているカメレオン。こんなアクロバティックな動きもするんだね(笑)。



ぐぉ~っと伸びをして移動してました。思ったよりも早い動きなのでした。



無事に移動を遂げたカメレオン。その手袋しているかのような指が可愛い!



歩き方も可愛らしいカメレオン。良いわ~。ギガかわゆす!ですよ。



次は小さな飼育小屋で小さな蛙が多数でした。



来た~!カメレオンの次に楽しみにしていたトマト蛙。こちらも可愛らしい形、色合いですな。全然動かんかった。



お次は蛇。



お次は…。小屋に入ると、その臭いにすぐ気付く。中に居たのは蝙蝠でした。臭いがきつく、あ、蝙蝠ねと、早々に退散。



こちらは飼育小屋でなく、敷地内に居た蛾(蝶?)。



お次は飼育小屋から出して、その辺の枝に置いたヤモリ。結構大きいヤモリだね。その目が木星の様であり、独特ですわ。



目以外にも興味を惹いたのは、その手足。枯れ葉と言うか、これまた独特なのでした。しかし、ヤモリって可愛いよね。君もかわゆす!



こちらはPencil Snakeと言っておりました。細い蛇なのでした。


てな感じで、通称カメレオンファームを見終えたのでした。あれ?ミニカメレオン的な、ちっこいカメレオンを見られると思っていたのだけれど、居ないのかな? 楽しみにしていたのだけれど、ここには居なかったのか…。期待が大きすぎたのか、雨が降っていて行動制約(傘をさしたり、カメラをケアしたり)が生じてしまったためなのか、満足度100%とはならなかったのでした。




chameleon farmを出てしばらく行くと、再び事故っていて横転する車…。ああなったら、親切な人、かつ牽引できる車が来るまで待つことになるんだとさ。それは、2日なのか3日なのか…、だそうです。それはそれは大変な事だな。



酷い時の写真は撮り損ねたけれど、トラックの排気ガスは規制がないようで、黒い煙を吐き出しつつ疾走。後ろに付けると、酷いもんですよ。



採石場なのか、石がゴロゴロと。『ところでムボラ君。君ってば車のガソリン補給をしていないけれど、夜にガソリン補給しに行っているの?』と聞くと、『この車はタンクが2つあるから、補給要らずだよ』と。えぇ!?そうなのか、さすがSUVのプラド。タンクが2つも入っていたとは…。補給要らずで往復を可能とするなんて、頼もしい車だよっ!



そうこう、Antananarivoへと。車の数が多くなり、人の数も増えて、排気ガスも酷い…。



首都Antananarivoで高級住宅街を走り、商店街も通過。どうも、ここは高級ショッピング街の様な感じでした。



最後の食事となるランチは良いところでしようと、当初狙っていたホテルのレストランは、シーズンオフのためかクローズしていた。ので、2番目候補のこちらへと行ってみた。ちょと敷居が高いかなぁと避けたところなんだけれど、仕方なし。


トイレに行きたかったので、車を降りってすぐさまレストランに向かったのだけれど、ムボラ君がなかなか車から降りてこない。お~い、早くおいでよと待っていると、上着を羽織って車を降りてきましたよ。多分、少しはおめかしと言うことで羽織って来たんだろうなぁ(笑)。



レストランは、室内とプールサイドを選べる形式となっておりました。天気も良いしプールサイドにしようかねぇと席を決めて、2人ともトイレへと。トイレにてムボラ君と並び、『高そうなレストランだなぁ。トイレを出たら、このままレストランも出ようか?』とジョークを投げかける。「やっぱり、高過ぎるレストランだよね」的な困惑顔でしたよ(笑)。



ちなみに、室内だとこんな雰囲気のレストラン。高そうな調度品でした。折角入店したのだから、バシバシと撮影ですわ。



撮影からテーブルに戻って来ましたよ。パンと、注文した海鮮スープがやってきた。パンが美味しく、先日のPalmarium Reserveに続いて、2 topの美味しさでした(その他のパンは、圧倒的な差で落第ものでしたわ)。そして、海鮮スープが濃厚にして、具材も種類豊富! 烏賊、海老、小エビ、白身魚etcと、これ当りですわ。さすが、そこそこのレストラン、美味しいものが出て来るなぁ。



自分は牛ステーキ。ムボラ君はチキンカツ。(写真だと分かりにくいけれど)大きいチキンカツが2枚あって、『君、2人分頼んだの?』と。自分のものも、分かりにくいけれど肉の下に野菜が沢山あって、見た目でもボリューム沢山! 自分は野菜を少し残してお肉を完食。おごりのムボラ君は、おごりと言うこともあってか、頑張って(?)完食してましたよ。2枚のチキンカツ完食は難儀であった模様(笑)。



デザートを頼んだら、時間が15分かかるとのこと(スフレに時間が掛かるのかな)。1人席を立って、ホテルでもチェックしてみることにした。レセプションで、部屋を確認させてもらえるか聞いたところ、ボスみたいな人に確認取ってましたよ。当初、少し渋っていたんだけれども、『次回来た時の参考にしたいんだよね』と、伝えてみたところ快く快諾(宿泊客も少なく、暇そうしていたし)。



ボスみたいな人が、直接案内してくれました。ふ~ん、中庭で各部屋が繋がっているレイアウトなのねと。



こちらが部屋の様子でした(なるほどね~)。洗面所は可もなく、不可もなくな感じ。とりあえず、空港は24時間いつでも送迎してくれるんだとさ。最後に、カードもくれましたよ。



席に戻ると、ちょうどデザートが運ばれてくるところ。こちら食事の量が多いと同時に、デザートもなかなかの量。ムボラ君とシェアする形で食べました。これが、マダガスカルで食す初めてのチョコレートなのでした。チョコレートの味は、まあまあだったかな。


と言う訳で、お腹パンパンとなった昼食なのでした。スリランカの料理ってば、1皿1皿のボリュームが多過ぎるよ(マダガスカルで食事する機会ある人は、そのボリュームに注意)。そして、気になる2人分のお会計は…と。『ババババーン』とムボラ君が効果音をくちずさみ、その結果は22ユーロちょいと、物価安いマダガスカルの恩恵を受けたのでした。

ちなみに、最初席に着くやいなやムボラ君が、『ユーロが使えるか聞いてあげようか?』と心配顔で聞いてきましたよ。ガイドブックで確認済みだし、このレベルのレストランならユーロorカードは使えるはずなので、『確認は必要ないよ』と。とりあえず、とぼけて、『もし利用できなかったら、ムボラ君がアリアリで支払ってくれよな』と言うと、結構本気でビビっておりましたわ(笑)。

そして、ユーロで支払って、そのお釣りと手持ちのアリアリ添えて、どさっとムボラ君にチップとして手渡すと、驚いておりました。今まで、『ホテルの食事は高い』と、地元の食堂を利用したり、チップのお金に困ったりしていた旅行客が、いきなりチップでしたからね。ついでに、もう1枚ユーロ紙幣をはずんであげましたわ。



さてとで、ここからは5分程度で空港へ到着できるとのことで、時間を見計らってレストランを後にしたのでした。便利な場所にありますな。



車を降りて荷物整理を行い、マダガスカル旅行終了~。ムボラ君にお礼を言って、空港に向かうのでした。



運行遅延がドキドキながら、定刻運行してそうなのでした(antananarivo→Kenyaだけなのだけれど…)。何はともあれ、先ずは空港に入らねばと、セキュリティーチェックを通ろうとすると、係員が『money』と。おいおい…、ここに来てお金を要求してくるか(怒)。ムボラ君に全てをあげて一文無しの今、『金はねえ』と言って、同じことを3回程繰り返して、ようやく通過させてもらうのでした(やれやれ)。



無事にチェックイン。ちなみに、黄色や白のベストを着ている人たちは空港スタッフでも何でもなく、何か荷物を持たれたりしようとしても、断るようにと、どこかのサイトで書いてありましたよ。もち、手伝われてしまった際には、お金をせびられることに。まぁ、空港スタッフでも、セキュリティーチェックの様にお金をせびられたりするんですけどね。ところで、見かけたトルコ航空のカウンター。トルコからもマダガスカルへと来ることできるんだね。次回来ることがあったら、検討してみよう。



空港内のお店チェック。サンドイッチが、1つ3EURですか…。高いですわ~。



こちらは、KIANGAなのかな。オーガニック的な石鹸とか、アロマなんかを売っていたお店かな。



で、こちらがチョコレート屋さん。帰りはドバイ・アブダビを経て帰国するので、チョコレートは持ち帰りはやめておいた方が無難だろうな。今ここで食べるにしても、先ほどの大盛りランチコースで、とても食べられないわ~。残念。美味しいという噂のマダガスカル産チョコレートってば、どんなだか味わうことできず。



どうせ食べられないので、写真だけでも撮っておきました。お店の人にとっては、買いもしないので、写真を撮りおって!的な感じかな(^^ゞ。まぁ、お店の人もスマホに熱中で、特に商売に精を出すわけでもなく。



そうこう、搭乗時間になりました。あそこにある飛行機に搭乗かな。



なのでした。と言うことで搭乗~。座席番号的に、前から乗せてくれればよいのに、後ろからの搭乗に。



並んで搭乗です。



搭乗すると、頭上の荷物スペースには仰山突っ込まれておりました(汗)。ふと見ると、膝の上に巨大なトランク。おいおい、それに機内に持ち込んで、しかも、膝上ですか!



何とか座席に着席。機内に持ち込んだ荷物は足元に…。そして、離陸前の蓋閉じに難儀するお姉さん(笑)。バシバシやっていて、その様子に面白い動画を思い出して笑ってしまいましたわ。ちなみに、綺麗目系のお姉さんは自分よりもがたいが良かったのでした。これが、マサイ族の女性ですか?



そして、隣に座った陽気な兄ちゃん。飛行機に乗るのが初めてなのか、勝手を知っておらず、そして英語が話せないのに色々と話しかけてくる…。ちなみに、かぶっている帽子は、値札が付けっぱなしで、中国製なのでした。


その兄ちゃんについて、まず最初に、シートベルトを着用することできず、口の反対から一生懸命差し込もうとしていて(何度も)、仕方なく入れてあげたら、陽気にメルシー♪ですよ。 しかし、その後トイレに行く際、外せないのにも笑ったわい!(外すのもやってあげた) そして、食事の際に、CAが聞いてくる『魚or鶏肉』が理解できず、適当なモノをあてがわれておりました。

また、笑かしてくれたのは食事の箱を開けるのに難儀していること。横から必死こいて取り出そうとしているのを、おいおい、箱を開けるんだよとやってあげた。もう、幼稚園児レベルの子供の面倒を見ている感じなのでした。

その後は、イヤフォンジャックの差込口が分からず、これまた面倒見てあげて入れ込んであげました。更に続きがあって、チャンネル選択方法も分からずなので、勝手にいたずらウォッチング的なモノにチャンネル合わせてあげたら、笑いながら観ておりました。やれやれと目をつぶって休んでいたところ、バシバシと肩を叩いて、笑いを共有しようとしてきましたよ…。チャンネル選択誤ったわい…。



陽気な兄ちゃんのお陰で、あまり眠ることできず(大分笑かしてもらった&短距離だから良かったんだけれども)。結構お疲れモードで、次の搭乗までの2時間程を、空港内の手頃な場所を見つけ出してゴロリと横になるのでした。



で、ドバイ行きの搭乗時間になると…。優先搭乗とか、順番とか関係なく、わ~っと人が群がるのでした。久しぶりに見る、押し寄せの大群なのでした。で、無事に搭乗したのだけれど、さっきのAntananarivo発と同様に、ねじれてしまうシートベルト。これ、ええんかい!? 何かあったら、ねじれ箇所で胴体が寸断されてしまうよ!


そんなこんなで無事にドバイへと向かうことが出来そうだ。ここまでは、どうなるか分からないリスクあったので、ドキドキだったのだけれど、一安心といったところかな。後は、ドバイに6:00前着して行動するために、飛行機内でどれだけ寝られるかが勝負!