壱岐の島(神楽はしご編)(April-2022)
本日のメインは、神楽。2か所でやっているようなので、先ずは天手長男神社へと向かうことにした。あとはウニ丼を食べたり、神社と博物館を訪問かな。そんな感じで、後は適当に何かを入れ込むとしよう。さてさて、どんな1日になるのかな。



朝食は、普通でした(ほっ)。と言っても、トマトが追加されて、全部食べきれんかった…。



朝食を終えて出発と同時にトイレへと行きたくなり、途中にあった万葉公園へと立ち寄ってトイレを借りることに。見晴らし良しな万葉公園でした。



神楽が始まるまで時間があるので、途中にあるパン屋さんをはしごしちゃうよ!訪れたのはパン屋「はるかぜ」!



手作り感満載の店内に張り出した掲示板的なモノ。朝だけにパンはずらりと揃ってましたよ。




お次は、こちらのパンプラス。壱岐の島では、このパン屋が一番印象に残ったよ。



何故なら、超高級カレーパンがあったから。普通のカレーパンが185円なんだけれども、壱岐牛を使ったカレーパンが、なんとなんとで741円!高っ!


東京のカレーパンよりも高いよ! Zopfのカレーパン専門店(334円)よりも高いよ! ロブションの牛ほほ肉のロッシュ(399円)よりも高いよ! しかしながら、ここまで来たら買うしかないですよ。

レジにて高価格なカレーパンについて聞いてみると、かなり売れ行きが良いとのこと。(失礼ながら)立地は決して良いとは言えず、そして、こんなにも高価格なパンが売れるものなのか…、と思ったのでした。壱岐の島の人ってば、所得高い人が多いんですかね?



驚きのカレーパンを手に入れて、近くにある米しふぉんへと。



残念ながら10:00前にして開店しておらず。神楽が控えているから、待つ訳にはいかず、見送ることに(残念)。



そう言えばで、宿にマスクを置いてきてしまったのでした。途中で見つけた雑貨屋さんにてマスクを購入。こちら、100円とお求め安かった!




再びで、小島神社へと。参道がちょっぴりと水没してました。



海に浮かぶ島ですね。



近くにある、ほらほげ地蔵も訪問!お地蔵さんが足上まで海に浸かってました。





色々と寄り道しながら、やって来たのは天手長男神社。こちらで本日の10:00(だっけかな)に神楽が始まってたんです(まぁ、最初から出なくても良いよね、と少し遅れてきた次第)。



これは、ご当地マンホールかな?カラーマンホールだったので、パチリ。




坂道の後、階段をのぼっていくと、お囃子の音が聞こえてきましたよ♪



シャンシャンと音を鳴らしながら壱岐神楽が進められてました。



最後には、あちらこちらへと気持ち良くお菓子が投げ配られてました。



もらった羊羹とお餅。ちなみに、本日は一粒万倍日!



休憩時間になりました。ところで、神楽の途中で隣にいた女性(スーツ姿だったから取材か何かで来ていた?)から携帯の音がピリリと。その女性、携帯をとったので外に出るのかと思いきや、そのまま会話を始めましたよ。直ぐに終わらせるわけでもなく、普通の会話音にて結構お邪魔なのでした(日本の未来を憂うのでした)。




休憩時間の間、境内を散策。こちらは、子供の無病息災を願って産着を置いておくんだとか。



さてとで、休憩を終えて神楽再開。



お二人の舞が、良く練習されているのか経験がなせるのか、息が良い感じで合っていて、観てて気持ち良い。そして、音楽と舞が良い感じ♪ こちらは弓を持っての二弓(にきゅう)でした。



途中から弓を剣に変えての舞(二剣?)。やべ、神楽格好良い!と思い知るのでした。実はで、壱岐の島への訪問で神楽を観に行くことになったのだけれど、どうだろうなぁと思っていたのでした。それが、それが、こんなにも見入ってしまうなんて。


【二弓】
弓と剣の霊威により災いを払う鎮魂の神楽です。

【二剣】
剣の霊威を讃え悪魔を切り払い諸々の災禍を払い退散させる舞です。



手前の人が準備を開始しました。



力強い、舞です。



手にアイテムを3つも持って、舞い始めました。こちらは八咫烏だそうです。


【八咫烏】
神武天皇が東証の時、道案内として天照皇大神のお告げで飛来した健角身命の御功績を讃える神楽です。



暑いさなかでの舞いで、汗かきながらの舞いですよ。



2人で舞い始めました。これは何だろな。



最後は祝詞を詠いながら舞っていましたよ。別に何か特別な舞でもないのに、安定感ある舞が安心させてくれて、そして格好良く感じられましたよ!



再びお菓子が投げ配られる(笑)



ぽいぽい~っと窓の外にも。



次なるお菓子が乗った盆を手に、再び窓の外にぽいぽい~。最後は室内の人々に、ぱ~っと投げ配られました。



舞が終わって、奉納していた(?)品々を取り出して、どこかへと。バケツリレーしてました。う~ん、見ごたえあって素晴らしい神楽でした。素晴らしい神楽の舞を見せてもらい、お賽銭にお金を入れておきました。




いや~、神楽ってば、良いわ~!と見入ってしまって、2つ目の神社訪問は特に考えてなかったけれど、せっかくだから神楽はしごしようかなと。で、先ずは近くにある天手長比売神社跡へと。鳥居があって、お引越し後のひっそり感漂うのでした。



神楽はしごの前に、お昼ご飯を食べよう。いくつかある有名なお店のうちの1つ「みうらや」へと足を運んでみた。今日から入荷だそうです!生うに丼を頼むでしょう!出てきたうに丼に特性醤油をかけて美味し♪



うに丼が美味かったわい、と近くにある神社へと行くことに。昭和橋なる味のある橋を渡って…。



辿り着いたのは 塞神社(さいじんじゃ)。ご覧のとおりの神社です。



拝殿にて室内を見ると、立派なモノが陳列してました。あ、チン列ですね(今書いてて字面に気付いた)。



よくよく見ると額には春画も。



多産を願う神社の境内には、子をはらんだ猫が。ちなみに、神社の説明を読んでいて「明治末期までは壱岐島に上陸した男たちは男根を女神に見せないと怪我をすると言って、この塞神社に一物のご照覧を願ったもので…」とありましたよ。笑った~!その上陸後の様を是非とも見たいものですね。




そんなお昼を過ごして、2つ目の神楽鑑賞するためにやって来たのは壱岐神社。



途中参戦での神楽鑑賞となりました。こちらの社は立派ですわ。



こちらは、さっきのと違って、バラバラな踊りでした…。先行する人が待ってあげてないと言うか、見てないと言うか、とりあえずバラバラ(なんか残念)。



でました、次なる舞の準備です。



二弓がそろそろ終わりそうです。舞の途中でも、あいtらこちらへと移動する人が居て、田舎の緩さが感じられました。これが本土の大きな神社だったら、作法とか色々と煩そうだなと思うのでした(そうなのかどうかは知らんけど)。



神楽の舞ってば、良いですわ~。



汗をかいての舞を終えました。最後に、ん?と。たまたま気付いたのだけれど、さっきの神社では右手で処理していたところを、こちらでは左手で。特に細かい作法はないのかな?




2人の舞になりました。



最後は1人舞。大分経験ありの様子がうかがえる舞ですよ。



担々と安定感ある舞なのでした。



お囃子とともに舞う姿が美しい。壱岐の島旅行後は、壱岐神楽の音楽をかけながら、作業をすること多々です。



神楽を終えて、こちらでもバケツリレーされてました。




神楽のはしごを終えて、やって来たのは月読神社。こちらは京都、伊勢にある月読神社の総本社ですってよ。



狛犬さんに挨拶して拝殿へと。



こじんまりしているけれど、凛とした雰囲気でした。



奥には木陰の中で、良い感じで日が射す鳥居。



こちらの奥には、地神というパワースポットあり。案内板が少し安っぽくも感じられる…。沢山の人に何度も聞かれてしまう事を考えると、致し方なしかな? ちなみに、鈍感な自分はパワーを感じることできず、なのでした。




で、改めてでCafe de Luddyにやって来てみたのだけれど、お休みでした…。このカフェ、営業しているんかなぁ???




壱岐風土記の丘古墳館 とやらにやって来た。今日はあまり時間がなく、明日も開いているかなと(明日は月曜なので)、スタッフに聞いてみたら『明日も開いてますよ』と。では、訪問は明日にしよっと。



近くにあった住吉神社へと行ってみた。



大理石のような、少し変わった狛犬でした。



境内の池から神鏡が出てきたとのこと。案内板を読んでいると、青いテプラで「裏面参照」と。最初???と訳が分からなかったのだけれど、なんと、なんとで案内板の裏に神鏡の写真が貼られてましたよ。なんと~、でしたわ。




今日は残りの時間で、こちら「壱岐市立一支国博物館」へと来たかったのです。建物が面白いね。設計は黒川紀章ですってよ。



館内はこんな感じ。入り口の上には、どどんと大きな鬼凧。写真撮影自由なのが嬉しい。



島の遺跡から発掘された人面石。ムンクの叫びかのような、そんな表情ですよ。たまたま顔に見えている、という説もあるかもだけれど…。古代では大陸からの航路途中に壱岐の島があるという事で、重要な要所となっていたそうです。



当時の様子がジオラマに。かなり凝った作りで丁寧な仕上がりのモノでした。



奥には貯蔵室。あそこにも行ってみたいわ~。



外の様子。あそこも後で行ってみよっと。



向こうに見えるは、原の辻遺跡。明日に行ってみようかな。



起伏にとんだ建物の天井部分。




再び館内に戻って、最後はお土産コーナーへと。ガチャガチャの商品が色々でした。



人面石を模した手作り石鹸。開発に1年かけて1日に6個しか作れないんだとか。誰かへのお土産に…。考えてみたけれど、お土産を渡すような人は居ませんでした(購入見送り)。



ところで、お土産コーナーで筆箱を購入してみた。かれこれ中学生から使っている筆箱のチャック部分が調子悪くなってきたので、良い機会と考えて購入しましたよ(少しはお金を落として行こうかなと)。人面石が本体とチャック部分にデザインされておりました。




宿へと帰る前に、空港近くの(宿近くの)大浜海水浴場 へと行ってみた。海が綺麗じゃ~。夏真っ盛りに来たら、海に入りたくなっちゃうね。



日も落ちつつあり、良い感じだったのでパチリ。




本日の晩御飯はメインが焼肉です。壱岐牛ですよ。そして、鉄板に引く油はオリーブオイルと来ましたよ!でも、お肉には味付けが濃そうな焼肉のタレか塩胡椒なのでした。もち、塩胡椒一択でしたよ。



サイドメニュー?でしょうか。とりあえず、昨日お願いしたので、2人で1舟になりました。それでも食べきれるのか…。



他にも茶碗蒸しとか、烏賊とか、もう沢山あり過ぎ!そして、どれも美味しい。



フードファイトを終えて部屋に戻り、ゴロゴロと。取り出したるは、観光協会で配布していた神楽のパンフレット。なるほど~と、大きくなったお腹をさすりながら、読み入るのでした。神楽面白かったわ~。


訪問目的であった神楽は、どんなもんだかと観に行ったのだけれど、素晴らしすぎましたよ。娯楽の少ない時代には、一大イベントだっただろうね。というか、壱岐の島では、頻繁に神楽が催されていて、シーズンでは毎日島のどこかしらの神社で開催されていると言うのだから。まだまだ見知らぬことが沢山ありましたよ。素晴らしいところを沢山見せてくれる壱岐の島ってば、凄いわ~。