野口哲哉「THIS IS NOT A SAMURAI」@ポーラミュージアムアネックス(July-2022)
久しぶりに野口哲哉さんの展覧会。「THIS IS NOT A SAMURAI@ポーラミュージアムアネックス」が始まりますよ。行かなきゃ! ちなみに、これまでの野口哲哉さんの展覧会は、こんな感じで訪問。

2014年3月 武者分類(むしゃぶるい)@練馬区立美術館
2018年7月 「~中世より愛をこめて~ From Medieval with Love」@ポーラミュージアムアネックス


と言う訳で、やって来ました。銀座にあるポーラミュージアムアネックス! 今日も日射しが暑い~(汗)。涼しいエレベーターの中へと駆け込み!



3Fの会場に着きました。エレベーターで一緒に乗った人たちは上へと(展示会ではなかったのか)。会場に入ってすぐ、野口さんの直筆サインと挨拶の言葉がありました。 一番右の作品は『DANCE MAN』 。構図とポージングが良いですねっ。



こんな感じの会場で、展示品。



『Small sweet passion - 南北朝の花 -』
早速、会場を反時計回りに鑑賞。相変わらずで、リアルだわ~。



この表情も良いね。今回、キャプションを観ておらずで、直観のままに鑑賞なのでした。小枝を持つ老兵(?)は何を思うのか、なのでした。お次の作品は…。



『The gradation - 河津伊豆守祐邦像 - 』
茫然自失的な感じでしたよ。どんなシチュエーションなんでしょ? 株価暴落で呆然とする「チャイナショック おじさん」を思い出しちゃいましたよ。



『Talking Head』
あ~、これ記憶にあるよ。世代を経て受け継がれている兜が、若者兵に対して、あ~だ、こ~だと色々と口うるさく話しかけてくるそうですよ。若者にとっては、良い迷惑でうるさい存在っすな。



『シャネル侍着甲座像』
出ました!シャネルの甲冑!戦国時代から日本にシャネルがあったのか!?ですよね。あちこちに刻まれるシャネルマークが、何よりの証拠ですかね。こちらの武将は、紗練家(しゃねるけ)にあたるそうですよ。



シャネル武具の説明書も、惜しみなく開示! 長い年月もの間、保管されてきた感じが伺えましたわ。



こちらは猫好きの武将?猫のお散歩です。ガラスに反射して、上手く撮れない??



会場の一番奥は小さなショップ。



こちらは絵画コーナー。



現代のスマホを操作する、侍たち、てな訳ですね。



会場の一番奥から入り口に向かって、パノラマパチリ。



これ、前の展示でもあったやつだね。どうにもこうにも、撮影する際に影が入り込んでしまうよ。



『Clumsy heart』
これも前回の展示であったやつだね。ポーラ協賛だけに、口紅を使った落書きなのでした。落書きがハートマークなのも、良いね。


実際の口紅の太さとは違う線で描かれているけれども、これくらいの太さじゃないとハートマークも引き締まらないから、バランス良しです。今、前回の作品を見てみたら、前回のハートは中が塗りつぶされていたのでした。



『BIAS』
こちらは、何か悩みを抱えている侍?



こちらは、ハートマークをズキュンと鉄砲で撃ち抜かれている兜。



見ざる聞かざる言わざる。ズームでピントが全然合わんかった…。 真ん中の侍は、居間でくつろいでいるかのような。そして、右側の侍は授業中に居眠りでもしているかのような、そんな感じでした。



再びピントが合わせられない、ちっこい侍と、槍のように長い兜をかぶった侍。



赤茶色の三連星、といったところ。



『THE MET』
買い物侍。セールだったのか、たくさん買い込んだようで。ニューヨークのメトロポリタンから普通に出てきてそうな雰囲気でしたよ。



お次は、過去のものとなる鎧を着こんで、現代のスニーカーを履いた侍。背負っている鞄も現代モノですよ。こういった、ちょっとしたユーモアが良いですな。



『Grand Helm & Cheap Japanese』
受験生かのような侍。



落第してしまったのか、大きな過ちを犯してしまったかのような侍。



こちらは、惰眠をむさぼる的な老兵。鎧がリアルなら、すね毛もリアルだわ~(改めて感じたのでした)。



これは…、何か乗り物に乗った侍。公園とかによくある乗り物的な。



ビックリマンチョコ(懐かし)の天使だか、悪魔だかのシールを思い出した(何年前だろ)。



小部屋のブースには…、3人の侍が鎮座。



正面の座る3人侍の前に、小部屋を反時計回りで診ていく事に。これは何だったのかな。普通の侍が書かれているようだけれど…。


何だろうと今更ながら調べてみたら、とに~さんのブログで説明がありました。説明文章を拝借して、下記のとおりだとのこと。う~ん、分からんかった。普通に馴染んでおるわい。

男性が着ている小袖の紋様が、ポーラのビジュアルイメージPOLA Dotsになっています。



『rocket fuel』
速そうな乗り物に乗りつつ、緊張感のない顔をした侍なのでした。



さてとで、新作です。エッグチェアに座る3人の侍。



並ぶ侍と対峙すると、なんだか面接でも受けているかのような、そんな感じでした。



折角だから、横から、斜め上からも撮ってみよう、パチリ。



めっちゃくつろいで安眠している侍。



『月と太陽が互いを照らすように、喜びと悲しさの両方を僕は見つめて行いたいです。ご観覧お疲れさまでした』とありました。いえいえ、こちらは良い作品を観させていただきましたよと、と思うのでした。




鑑賞の後は、折角だしこちらで買い物でもしようかなと。来週末に控えたキャンプ&沢登り企画でお土産に持参しようかなと。



2階の和菓子屋さん、HIGASHIYA GINZAへと。



手すりが渋いですな。店内も渋いです。中の様子も撮りたかったのだけれど、撮影NGということで断念。とりあえずで、来週まで日持ちする羊羹と季節限定の「甘夏の道明寺羹」とやらを購入。本当は別に買いたいものがあったけれど、そちらは全然日持ちせずなので残念ながら見送り。




銀座で何か食べようとしたけれど、日本橋にてBOUL'ANGEへと。



どれどれ、何にしようかなとパンを選び、こちらのコルネが非常に気になった…。お値段が385円とあって、長考モードで固まってしまったが、意を決して購入することに。



と言う訳で、久しぶりに公園とか外ではなく店内飲食することに。で、こちらの苺コルネが大正解!こんがり香ばしさと、パイ生地のサクサク&コリコリにして、酸味と甘みの味わい。こりゃ、美味しいですわ! ピスタチオとマンゴー味もあって、そちらも気になるわい。




ちなみに、HIGASHIYA GINZAで購入した一口羊羹。1つが400円弱もしましたわ。お高い~(汗)。



こちらは、「甘夏の道明寺羹」なるもので、さっぱりした味わいなのかな~とお土産で買ってみた次第。



翌週末が近づくと、天気予報が芳しくない…。猛烈な雨が降るとかで、キャンプ&沢登り企画はお流れとなってしまったのでした。それゆえに、お土産で購入したHIGASHIYA GINZAのモノは自分で食べてしまうことに。一口羊羹は、うん、色々な味わいで美味かった。

もう1つの「甘夏の道明寺羹」が…。さっぱりでなく、とても甘い味付けなのでした(近年まれな程に)。そして、筒から取り出すのが何とも難しい!取り出す際に潰れてしまいますよ。1回で食べきる際に、袋をガバッと全開してしまうのなら問題ないのかもだけれど、小分けで食べるのに苦労しましたわ。と言う訳で、手土産ではちょいと渡せないかな~(自分で味見できて良かったよ)。

BOUL'ANGEを出ると、富澤商店を見かけたのでした(何度か利用しているのに、今更ながらに気付いたよ)。富澤商店にて、ひじきと切り昆布、胡麻を購入するのでした。家に帰ったら、ひじき煮に、切り昆布煮でも作ろっと。帰りに人参と油揚げ、塩豆を買わないとな(主夫の思考回路)。

とりあえず、良き作品を観て満足し、お昼のコルネに当たり(美味しく)、自宅でひじき煮&切り昆布煮となかなかに満足な1日でした。あ、写真にないけれど、お昼の後はジムにてクライミング。良い汗も流したのでした。充実した1日でしたわい。