Yogyakarta@Indonesia(Aug-2024):ボロブドゥール遺跡群編(後半)+市内への移動 |
2日目になりました。本日は、ボロブドゥール遺跡をガイド付きで巡って(ガイド必須)、その後は近くにある小さな遺跡を見てから、市内の方へ移動することにしよう。遺跡のガイドツアーは8:30からなので、先ずは朝食だな。 |
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自分は、たまたまに同じく宿泊していた日本人夫婦の方に同行させてもらう事にしました。なぜなら、ガイドが日本語だったので(^^ ってか、チェックインの時にガイドの言語を何も確認されなかったよ。集合時間についても特に連絡が無かったのでした(夫婦の方に聞いて、8:30開始は8:00集合と聞いたのでした)。ところで、日本語ガイドは別料金がかかるのだけれど、大失態をしてしまいました。チェックアウトの際に、ご一緒させてもらったので日本語ガイドの料金を半分支払うべきだったのに、すっかり忘れて当初の料金だけを支払っていたのでした。食い逃げならぬ、同行逃げしてしまいました。 チェックインの際には、ガイドの言語について何もやり取りが無かったので、当初のままの料金となっていたのでした。市内へ向かうバスの中で、支払いをしていない事を、ふと思い出したのでした。ご一緒させていただいた夫婦の方とは、連絡先の交換もしておらずで、本当に申し訳ないことをしてしまいました。この場でお詫びです(サイトをお伝えしている訳でないので、お詫びをご覧になることもないでしょうが…)。 |
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ボロブドゥール遺跡は、最下層から順に、煩悩に支配された「欲界」、悟りを求める「色界」、物質世界から解脱した「無色界」の基本3層になっているとのこと(物理的には5+3層構造)。一辺は120mの正方形をしていて、高さは当初42m(今は破損のため33.5m)。一辺120mの正方形の基壇の上に、5層の方形の壇と3層の円形の壇が積み重ねられている。寺院は1000年近くも、密林と火山灰の中に埋もれていて、イギリス人とオランダ人によって発見されたんだとか。ボロブドゥール寺院が建立された時期は、日本では東大の大仏が建立を終えたくらいみたい。 ボロブドゥール寺院の特徴は、内部構造を持たない作りとなっている。通常は本堂となる内部空間があるのだけれど、ボロブドゥール寺院は丘の上に石を積み上げた設計となっている。聖職者と一般の人との区分けが無かったのでしょうか。どのような思想の元での設計であったのかが、気になるところ。 |
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ちなみに、彫刻が黄色く変色しているのは、当時のオランダ人が白黒写真の写りを良くするためという話が、ブログで数点見かけたのだけれど、本当かな?そう言った説明は、全然見かけることが無く、実際はどうだったんだろうなぁと思うのでした。ちなみに、ガイドも色について説明があったけれど聞きそびれてしまった…(^^ゞ 聞き直しても良かったのだけれど、見送ってしまいました(後からの同行者だし、邪魔しちゃ悪いかなと)。 |
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■■■ 周辺の遺跡へと ■■■
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ドライバーが、『この後どうするの?』と聞くので、来た来たと思って『他の遺跡を見てバスターミナルへと戻るよ』と伝えると、控えめに『僕、待っていても良いかな?』と聞いてきたので、良いよ~と伝えたのでした。ちょっと考えて、車をキープした方が、荷物を置いて遺跡見学できるので、楽チンだぞと思ったのでした。あと、ドライバーの控えめな言い方が、とても好印象でした。 そう言えば、この旅行で出逢ったインドネシア人や、職場の前部署にも居たインドネシア人。彼等はとてもとても礼儀正しくて、日本人以上の礼儀正しさがあってびっくりするほどなのでした。人口が多いし、色々な人が居るので全てではないでしょうけれど、自分が会ったインドネシア人は、そんな人たちばかりでした。 |
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今調べてみたら(便利な世の中だ)、花よりも実の方が特徴的で知られていて、丸っこい実がなるらしい。それが大砲の玉のように見えて、Cannonball
tree(砲丸の木)と呼ばれているんだとか。中南米に多く生息する樹木で(元はインドから渡った?という話も)、釈迦入滅の際に四方に咲いていた沙羅双樹に似ていて、誤認されたんだとか。それで、今では寺院によく植えられているんだそうです(さらさらっとネットで拾った情報なので間違えているかもだけれど)。 とりあえずで拾い集めた情報だけれども、こんな感じで勘違いが生じてしまう可能性があって、そう言った事でCannonball treeも誤認されたのかもですね。ちなみに、日本では気候的に生育できない樹木であるため、沙羅双樹の代用として夏椿が用いられているそうです。 |
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ベトナムでは、継続Grab利用の際に、Grab予約を入れて、すぐ横に控えるドライバーがキャッチすると言うものでした。今回の彼は、Grabを介すことなく言い値のキャッシュで良いよと。そうきたか~、なのでした。支払いの際に金額が足りないと言われる恐れと、カード払いできないのが気になるところだったけれど、良さそうな人柄だったし、荷物を車に置いておけると言うメリットで契約成立したのでした。沢山のチップをはずんで、彼も満足そうでしたよ。自分も時間節約と、快適周遊で満足でした。 ちなみに、最近の旅行での支払いでチップをはずんだり、お土産を買ったりと、以前に比べると出費が増えてきました。程良い年齢だし、あんまりケチるのもなんだし、現地の人への支払いはしっかりしておきたいと言う考えなんだけれども。ただ、現金の準備は以前の節約志向による見積もりなため、現金不足から現金調達が複数回に及んでしまってます。今後は、もう少し支払いを意識した現金調達をしないとな~と思ったのでした。ただ、この辺は出会った人のサービスに寄りけりなので、見積もりが難しい一面も。 |
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欲しいのは近代ヒーローとコラボした人形なんだけれども、伝統工芸品を応援の意味でも買って良いかなと思うのでした。そこでチケットの事を思い出しました。多分大丈夫なんだろうけれど、余裕を見て上映前の早い時間に到着するのは時間の有効活用から避けたいし、かといって売り切れリスクも避けたい。と言う事で、お土産を買うから予約させてよ、と交渉してチケットを事前予約することができました。良かった、良かった(たまたま予約キャンセルが入って、そこに割り当てると言う状況もあってのことでした)。 人形の購入は、現金の持ち合わせが全然なかったので(カード購入不可)、前金を支払って、残りは夜の上映前に支払って品物を受け取ることにしましたよ。ちなみに、勢い余って、人形を2つも買ってしまいました(^^ゞ 俺、これから引っ越しを予定しているのに…。 |
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帰国してから、同僚の日本人やクライミング仲間のマレーシア人の何人かに『インドネシアの料理は食べてきたか?美味しいだろう』と言われて、???なのでした。え?そうなの?美味しいの?でしたよ。マレーシア人の1人に至っては、彼等は加工食品でなく素材そのままだから、身体にも良いよと。え?めちゃくちゃ化学調味料的な味付けだったし、伝統料理も単調な味付けだったのだけれど…、どこで食べられるんだ、美味しいインドネシア料理は? |
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1.5時間の上映は、途中で休憩を挟むのかと思いきや、ぶっ通しの上映なのでした。ちなみに、長時間上映で、旅行の疲れもあって途中で寝てしまうかなと思ったのだけれど、そんなことは全然なかったです。夢中で見たためなのかと言うと、そうではなく、色々考えるところがあってのことでした。と言うのは、人形遣いが1人で、昔ながらの伝統は良いのだけれど、どうにもパターン不足や、動きに物足りなさを感じるのでした。 伝統に縛られることなく、近代技術も取り入れての上映が必要じゃなかろうかと思いました。自分が監督ならば、人形遣いを2人に増やす、または、人形を現代デザインにするといった事が簡単な改革になるのかなと。もしくは、もっと前のめりの改革として、プロジェクションマッピングとの融合をしてはどうだろうと強く思うのでした。親和性は高いと思われ、影絵芝居に広がりが出ること間違いなしです。 途中からそんなことを考えて、上映内容と照らし合わせて、このシーンもプロジェクションマッピングを使ったら、もっと風景の表現方法が改善されて見応え向上するぞと。それに合わせて、人形遣いが2人になれば、1つだけの人形の動きが大幅に改善されるぞと、ずっと想像しながらの鑑賞となりました。そんなことを思いつつ、中村勘三郎の言葉が思い出されました。『型を会得した人間が伝統を破ることを「型破り」といって、型のない人間がそれをやろうとするのは ただの「かたなし」です』と。「型破り」してほしいですね。現状維持は、衰退にもなりかねないですからね。 ちなみに、人形は複数あるのだけれど、脇の机の上に置かれていて、人形遣いの人が別の人形を取り出す際に、人形の細い手が別の人形に引っかかって、取り出すのに難儀している様子が多々ありました(笑)。 |
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本日は、朝のボロブドゥール遺跡をガイド付きで巡り、周辺の遺跡を見学したのち、市内へと移動を終えたのでした。日本語ガイドの知識不足と言うか、説明不足は少々残念だったけれども、ボロブドゥール遺跡群(パオン
仏教寺院とムンドゥッ寺院を含む)を結構満足して巡ることができました(失敗は日本人ガイド料の支払い忘れ)。Grabからチャーターに変わったタクシーも、時間節約と体力温存につながって結果オーライでした(チップ渡し過ぎたが)。 市内への移動を無事に済ませて、予定していなかったSonobudoyo博物館は、予想以上に見応えありでした。美味しいインドネシア料理に対する出逢いはまだないのだけれども、調整が気になるボロブドゥール遺跡見学を終えたから、後は何とかなるでしょう!明日も楽しみだ♪ |