マダガスカル旅行:Madagascar(Andasibe→Palmarium)





翌朝、目覚めました。と言うか朝の5時前から鳴き始めたインドリ(レミュール=猿)のお陰で、早朝から目覚めちゃったよ。と言っても7:00からトレッキング予定のため、6:00朝食となっており、そのまま起床して朝の身支度&パッキングを済ませて朝食へと。ちょいと小雨が降っている本日の天気。こちらの宿泊所は子供向けの遊具もあり。



朝食は建物中の食堂か、外の食堂を選べる。気持ち良い朝なので(小雨なので、そこまででもないけれど)、外での食事を選択。さてさて、どんな食事かな。しかし、昨日の酷い排気ガスで辟易していたので、朝のフレッシュな空気は気持ち良いことこの上なし!



出てきた朝食。マダガスカルでのお決まり朝食みたいだね…(卵焼きとパン、ジャム)。でも、このライチジュースは美味しかった♪ また、コーヒーに付くミルクはたっぷり潤沢でしたよ。さすが、道端のコーヒースタンドとは違うね。パンはすかすかしたもので、お世辞にも美味しいとは言えない代物だったけれど。


ところで、ホテルを出る際にムボラ君が『ここから先は次のホテルまで食事するところがないので、ここでランチを頼んでおいて』と。え?まじ?と思わずそのままサンドイッチを注文したのだけれど…。サンドイッチの出来上がりを待っている間に、『あれ?ムボラ君、君のランチは?』と聞くと、『僕は途中にある食堂で食べるよ』と。

おいおい!俺も食堂で食べたいわ!このサンドイッチいくらすると思ってねん!と少ない現金が無くなってしまったよ。『旅行者のお腹を考慮すると、僕と一緒の食堂は無理かなと思って』と。『いやいや、自分は世界を旅行していて、一度もお腹を壊したことない強靭な胃袋もっているし、何よりホテルの食事は高いから、次回からは同じ食堂でね!』と言っておくのでした。



食事を終えて荷物を持ってチェックアウト、すぐさま向かったのはANDASIBE MANTADIA なる自然公園。こちらにインドリという、マダガスカルのレミュールで最大のものに出会えるという。このインドリは鳴き声が独特でラッパの様な鳴き声を奏でる(詳しくは検索してみてくださいな)。



公園事務所にて入園の受付。ガイドの名前はパスカルさんで、フランス風の名前をお持ちでしたよ。なかなかに長い手続きだったので、準備運動等、適当に時間を潰す。



さてと、ショートな3hトレッキングの開始。ムボラ君は入り口駐車場で待っていてもらって、パスカルさんと供に。出だしで、『目にする植物はむやむに触らないでね。毒をもつ植物もあるからね』と。その後、『ここの植物は、70%以上が薬として使えるよ』と。『そしてら、触りまくった方が良いんじゃね?』なんて話をしながらツアーが始まった。



ありゃ、しっかりと通路が整備されているトレッキングコースでしたか(小雨が降る中だから助かるよ)。途中見かけたのは鳥の巣。そして、その先は、4つの散策ルートあり。3hコースは一番短いコースでしたよ。



それ程暑くはないのだけれど、やっぱり歩いていると体が暖まってくるよ。上に羽織った薄いウィンドブレーカー(ナイロンジャケット)が暑い…。ウィンドブレーカーを脱いで半袖になりたいけれど、毒を持つ植物もあるし、ジャングルトレッキングで半袖なんて、「なめてんのか!?」とガイドに怒られちゃうかな。



そんな事を思っていたら、ガイドが「あそこ!」と手持ちのレーザーポインターで場所を示す。レミュールがおりました。ブラウンレミュール と言うそうだ。



するするする~っと、結構近くまで降りてきましたよ。なかなかに可愛らしいブラウンレミュールでした。



するとガイドが「お!あそこにカメレオンが居る!」と、興奮して言い出しました。 確かに、確かに、カメレオンがゆっくりと枝を登っておりました。おぉ~、自然のカメレオン、初対面でした。ガイドは興奮して、『ここでカメレオンは、あまり見かけないんだよね」と。おいおい、ワシよりも興奮しておるよ。



頭上には蟻の巣だったかな?



足元にも蟻の巣が。でかいね~。



さっきカメレオンを見て興奮したせいなのか、『暑いな』と、ガイドがウィンドブレーカーを脱ぎだして、Tシャツになりました。え?いいのか?と聞くと、『問題ないよ』と。自分もすぐさまウィンドブレーカーを脱いで、Tシャツ姿に。涼しいわ~。よく考えたら、こんなに整備されていて、毒の植物なんて近くにないよね。



キノコなんかもちらほら。



手に持っているのがレーザーポインター。お陰で昼間でもバッチリ対象物を示してくれますよ。便利なアイテム、便利な世の中ですわ。



なかなか大きなカタツムリ。空っぽかなと思ったら、しっかりと中におりました。この後しばらく散策して、インドリを見かけることもなく。『インドリは旅行にでも出かけて、留守かな』なんて話をするのでした。こういうのって時の運と言うか、出会えない事も多々あるから仕方なしだな。と、2.5h過ぎたころ…。仲間とやりとりしていたパスカルが場所を聞いたらしい。


『あっちでインドリが居るぞ!ついて来い!』とパスカルが走り出した。うぉ!?は、速いぞ! ジャングルの木々を払い避けて、マジ疾走! おいおい、パスカルってば俺の存在、絶対に忘れてるよと見失わない様に、こちらも必死で走る! ってかさ、木々をメッチャ払い避けているけれど、この中に毒の植物もあったらヤバイんじゃね?と思ってしまいましたよ。



中腰ダッシュで身体が十二分に暖まった頃、パスカルが頭上を指さす。あ、なんか動いている。最初に見かけた感想は、「あいつが朝から鳴き喚いて、俺を叩き起こしたやつかぁ!」 なのでした。



こちらのインドリでない、別のインドリの鳴き声がどこからか聞こえてました。ん? 結構近くから聞こえるぞ、しかも頭上でなく同じ高さ(地面)から。と思ったら公園のスタッフが手に持つ携帯から??? 携帯にインドリの鳴き声が録音されているのでした…。便利なアイテム、便利な世の中ですわ。


再びパスカルが興奮状態。『あそこに見えるだろ?食事中だ』と、こちらよりも興奮しておりますわ(笑)。小雨が降っていたので、カメラを気遣ってあまり撮影もできず、なのでした。でも、まぁまぁの感じでインドリを写真に収めることできましたよ。朝のトレッキング&インドリにカメレオン鑑賞と言うことで、まぁまぁの内容でした。

トレッキングを終えて、パスカルとバイバイする前に…。う~ん、説明とかそれほどでもなかったけれど、チップでも渡しましょうかね。『ムボラ君、相場はいくらくらいかな?』と聞くと、『だいたい、20,000アリアリ(≒600円)くらいかな』と。『えぇ?高くない?3時間弱のガイドだよ。昨日のモロンダバでの運転手は1日のチップが10,000アリアリ(≒300円)でも喜んでいたのに…』でした。

今朝のサンドイッチで、現金がなくなってしまったのでムボラ君にお金を借りて、自分の価値観で100,00アリアリをチップであげるのでした。まぁ、こんなもんでしょ。でも、やはり地方とでは物価の価値観が違うのかな。もしくは客層が違うから、自動的にチップの価格帯も上がってるのかなぁ、なんて思うのでした。



そんな事を車の中でムボラ君と話すのでした。チップの話でムボラ君が、『以前にアメリカ人は3日間で50USDくれたことがあるよ』と。『君、僕にプレッシャーかけてる?日本にはチップの文化ないからね。あ、知ってる?それなら、よくよく覚えておいてね』と話をするのでした。ホテルでの食事は高い!と言ったり、この後の行動もお金不足気味の自分を見て、あぁお金のない旅行者だなと思ったことでしょう(笑)。



村を通過中。本日火曜日とのことで、1週間に1度開催されるマーケットなんだとか。近隣の村から沢山の人が訪れるんだってさ。近隣と言っても10km以上あったりもするんだろうなぁ。しかも、舗装路でなく山道とかですよ。こちらの国道を大きなトラックも、なかなかのスピードで走り抜ける。そのすぐ脇を歩行者がテクテク。おいおい、ぶつかってしまうよ!危ないわ~と。



お次は村と言った感じかな。こちらでは、あちらこちら、バナナが溢れていて、『バナナ村』だねと。前の車が避けた先には、バナナが山積みになっていたりして、バナナクラッシュしてしまうわ~と。



山間部の道は相変わらず広くなく…。大型トラックがすれ違ったりして、ノロノロ運転したり…。これがなきゃ、相当移動が早くなるんだけれどもね。去年に路上でトラックが横転して撤去することもできず、道路が3日間閉鎖されてしまったこともあるんだとか。ツアー客は、どうすることもできず、その場から引き返したんだとか…。こえぇ~、そんなリスクもあるのか!



幸いにもトロトロ走ることはあっても、閉鎖されていることはなく(ほっ)。



お昼時間になったので、道端のレストランへと。ムボラ君は、小汚い食堂でなく、そこそこ綺麗な食堂を選択。自分はホテルのサンドイッチを取り出して、食堂ではコーヒーを注文。お金が無かったので、ムボラ君におごることできず、自分のコーヒー代700アリアリ(≒21円)をなんとか支払うのでした。



途中の町で銀行あって、そちらにVISA, MASTERCARD利用可能のATMを発見!  こちらでお金を引き出しことできました。しかし、手数料がかかってしまいましたわ…。300円超の手数料は、引き出したお金に比べてかなりの割高に…。



そして、舗装路から右に折れて、オフロードを走る。この道が7km続いてボート乗り場に行けるんだとか。



オフロードこんな道。上手く撮れてないけれど、結構な凹凸あって4WDでないと絶対に厳しい。



そして、当然ながらかなり揺れる! これってば車に酔う人はかなり厳しいね。でなくても、食事を終えた後の、胃袋シェイクされる道。 普段酔わない人も注意しておきたいところだよ。『ムボラ君、ランチの際に、”この後、激しいオフロードが待っているよ”と忠告した方が良いよ』と。『ん?そうなの?』的な感じなのでした…。マダガスカル人はタフな胃袋と、車酔いしないタフさを持っているようで…。自分は胃袋シェイクを感じながらも、なんとかオフロードを乗り切りました。



うぉっと!川が出てきましたわ! ざばぁ~っと何ともなしに渡渉。 さすが、ランドクルーザープラド!頼もしい!



うぉっと!前から原付が!(こんなオフロードを!しかも、ここは結構な勾配ありました) 小さな橋はあるみたいだね…。さすがに、あれで渡渉は無理でしょう。『モトクロスバイクを使わないの?』と聞くと、『モトクロスバイクは高いんだよ』と。それにしても、原付でオフロードを走行ってば、大したもんだ~! ホンダにヤマハが想定していない使われ方なのでした。モトクロス原付、あったら売れるかなと思ってしまいました。






7kmの道を終えて、到着~。あれ?え?もしかして、ここを歩いて乗船するんかい?と(確かに立派な桟橋ない事、当然だよね)。心得たもので、スタッフが荷物を持ってくれて、自分はおんぶしてもらいましたよ。想定外のサービス受けて、お金でなくお菓子をチップ代わりに渡しておきくのでした(けっこ喜んでもらってくれましたよ)。



ムボラ君とはここで分かれて、明日のお昼に待ち合わせねと。さすがに目的地Palmarium Reserve(パルマリウムリザーブ)はお高く、ドライバーはボート乗り場にあるホテルにて宿泊待機。



ボートは途中から海沿いの細い通路に入って疾走! 途中、掘っ建て小屋なんかがあって、電気もないところながら住人が居るみたい。そして、この水路は昔、フランスによって作られたんだとか(本当かな?)。昔訪れた、野付半島を思い出しちゃったよ。


【パンガラン運河】 Wikipediaによると…。
マダガスカル東岸に延々と続く潟湖を利用し、それに手を加えた人工の運河で、50トンまでの艀も通行できる。波の荒い外洋に出ず小さな船でも安全に航行できるため、特に道路の未整備な時代には重要な交通路となっていた。 1979年には沈泥の堆積により使用できなくなったものの、1985年に大規模な浚渫工事が行われ、再び使用が可能になった。現在でも、特に並行道路のないトアマシナからマナカラ間においてフェリーや貨物の輸送が行われている。



40分超ボートで疾走した頃、前方に桟橋見えてきました。



接岸すると、荷物持ちがザックと、その他手持ちの諸々を持ってくれました。いよいよ、Palmarium Reserve(パルマリウムリザーブ) へと! ってか、ポーター現れて、やべ、またチップかよ…と。普段、使わないレベルのホテル宿泊で、勝手が分からんわ~。



レセプションで受付して、ホテルの設備説明と今晩&明日のツアーについてスタッフから説明を聞く。ボートに乗ってから英語を話す人が居なかったので、やっとこさコミュニケーション。英語が聞き取りやすい人でした。ウェルカムドリンクは冷えたパイナップルジュースで美味しい!


そして、ナイトツアー後に食する晩御飯を今決めてくださいと。コース料理はやめておいて、アラカルトでお願いしておきました。なお、こちらは大自然を満喫できるリゾートホテルのため、電気が通電する時間帯が限られており、もちろんwi-fiも限られた時間しか使えない。どうしてもと言う場合は、レセプションのあるロッジにてwi-fiが24時間利用できて、充電も可能とのこと。

説明等終えて部屋へと向かう前に、昨日購入したバナナを一時預かりに。その辺にいるレミュールが食べてしまうとのことで、食べ物関係はコテージには持って行くことが出来ないんだとさ。



案内されたコテージ。綺麗だよ!開放感あって気持ち良い!蚊取り線香に、雨傘も置いてありましたよ。



洗面台も広々、シャワーも可もなく不可もなくかな。ん?と思って足元見ると、気持ち良いタオル生地の肌触り~♪ ちなみに、水道の水は、強く鉄のにおいがするのでした。



トイレも広々ですな。そして、部屋の窓は格子状のもの。翌日に気付いたけれど、ガラスも網もなかったですわ。幸いにも虫(蚊)に悩まされることはなく。



くつろいでいたら、隣のコテージにレミュールがやって来たよ。 くつろいで上裸ながらも、お隣へと赴いてレミュールとご対面。なるほどね~と宿泊客の方にご挨拶して、自分のコテージに戻る。



ハンモックでくつろいでいたら、こちらにもやって来ましたよ。特に何するわけでもなく、放っておいたら…。



部屋の中に入り込んだ~。あらあら、と一応荷物を荒らされないよう、ハンモック降りて自分も部屋へと。



蚊帳張りの天井に飛び乗って…。



隣にジャンプした後に、腰を下ろし始めて、え?ん?あのポーズは…と思ったら、やってくれましたわ~。ベッドの上に糞を落としてくれました…。糞は別に悪臭もなく、兎の糞の様に草を固めたかのような、そんな感じでした。コテージには電話もないので、レセプションに赴いて、お掃除を依頼しました。



ふと目に付いた注意書き。彼ら(レミュール)の住処にお邪魔しています。餌を与えないでください。フラッシュで写真を撮らないでください。レミュールが近くにいるとき喫煙しないでください。吸殻を捨てないで下さいと言ったことが、拙い日本語で書いてありました。


この後、10代の少女がお部屋の掃除にやって来ました。部屋から糞を吐き出して、そのまま玄関の方へと。おいおい、そこには俺のビーチサンダルがそのまま置いてあるではないか、と細かい事を気にしない彼女なのであった。あんまり感心するレベルの掃除ではなかったけれど、たまたま所持していたエディハド航空の機内セット。ポーチが調度良いのではと、お菓子を入れて彼女にプレゼントしましたわ。

そして、暫くハンモックに揺られてくつろぐのでした。ここはテレビはないし、やることはと言えば、ハンモックに揺られてくつろぐくらいのものなのでした(心と身体のデトックスだな)。汗拭きシートで身体を拭いて、ハンモックの上で風に吹かれると最高に気持ち良い! めっちゃリラックスでくつろぎますわ~、気持ち良い!これ、良いね!



夕方の6時を迎えて、ナイトツアーへと。どんなところなのか、良く分からずに、長袖&ウィンドブレーカーで向かったのだけれど…。ホテルからボートに乗って移動したのでした。ちなみに、ここで少し待ってと言われて待っていると、先ほど隣のコテージにいた白人夫婦+男子1名(アンタナナリボからやってきた男性)が別ボートでやって来ました。え?同じボートで良かったんじゃね?でしたよ。



レセプションで担当してくれたナイスガイが案内してくれる。彼の持っている、何かの葉で編んだ鞄が格好良いわ~。お金と持ち帰る余裕があれば、買い取りたいものでしたよ。林の中に入ったのもあるけれど、日没頃を境に、急に暗くなっていきました。そして、ナイトツアーはアイアイを鑑賞するツアーなのでした(ツアー会社の旅程はそれほど詳しくなく、いまいち詳細把握しておらず)。



そして、2カ所ほどに置いたココナッツのところが鑑賞ポイントで、アイアイが来た方に移動してみるというものだったのだけれど、全然アイアイがやってこなく、遭遇率ほぼ100%と言いながらも、今日は駄目なのかな~と20分程もした頃か、待っていた場所とは別の方にアイアイが来たらしい!


移動していくと、カリカリとココナッツの皮を噛み剥くアイアイが居ましたよ。現地民はアイアイを「悪魔」と言うそうだが、その顔を見て「確かに」と思ってしまいました。まさしく悪魔的な禍々しい顔つきなのでした。日本の「アイアイ」なる歌では可愛らしいお猿さん的なイメージだったのだけれど…。そして、ココナッツをかじる大きな音で強靭な顎が伺い知れるのでした。



ガイドが言うには、彼らはココナッツさえ奪い取らなければ、多少の音や光は問題ないとのこと。マジっすか?と、超接近して撮影するも、全く問題なく、本当であった…。目が見えてないのかな?なんて思ってしまったよ。なお、ココナッツは食べやすいようにカットしてあげると手を付けないんだってさ。



ガイドが、『写真撮れた』と聞くので、『まぁね』と1つ上の写真を見せると、『う~ん(全然いけてないね)、貸してごらん』と。カメラを渡すと、時間をかけて狙いすまし、近接撮影にてバッチリ撮ってくれましたよ。彼は撮影後の写真を見て、ニヤリ(ナイスショットだぜ)なのでした(笑)。 そのニヤリな笑顔が少年の様で可愛らしかったわい。



ボートで帰る途中、スコールになってしまいました。ボートを降りて、すたこらさっさとレセプションのロッジへと。こちらで、すぐさま食事が始まりました。飲み物はどうする?と聞かれて、檸檬スカッシュを頼んだら、期待外れで甘いラムネソーダ的なモノが出てきたよ。これはいけてない! カボチャのスープは、雨に濡れて少し冷えた身体に温かく、美味しい!



スープ美味しく、次は何だろうな♪と思っていたら、ドンと置かれた大盛りの焼きそば…。おいおい、冗談だろ?てな感じのサイズでしたよ。食べてみたけれど、それ程美味しいモノではなく、俺が作った方が美味しいなぁと。この焼きそばにラムネソーダ…。チェンジするため追加注文でGOLDなるマダガスカルのビールを頼んでみました。ビールに焼きそばってば、合うね! と思ったけれど、完食することできませんでした…。


コース料理にしないで良かったよ、と思うのでした。それとも、違う料理にしたら、もちっと違ったのかな。でも、マダガスカルの料理って、総じて量が多い!ご飯なんかも山盛りだし、よくも沢山食べるなぁと言う感じ。ちなみに、隣のテーブルに出てきた食後のデザートの量を見て、やっぱり頼まないで良かったわい、と思うのでした。

隣のテーブルで西洋人の夫婦同士が会話をしていたのだけれど、ふと聞こえた老夫婦の話す内容が、『私達は、毎年2カ月ほど旅行をするのよ』と。毎年ですか!? 2カ月ですか!?でしたよ。ナミビア、スリランカ、コスタリカ、世界のあちこち国名が挙がってるのでした。羨ましいわ!そして、『このホテルは、途中の7kmが辛いわね』と、老夫婦にとって、あの激しいポンピングロードは疲れるだろうなぁと思うのでした。